【オーストラリア・ワーホリ】リゾートホテルで働くメリット・デメリット

こんにちは、Yutaroです。


せっかくワーキングホリデーでオーストラリアに来たのに、日本とあまり変わらない生活で満足できてない人いませんか?

そんな方には、オーストラリアのリゾートバイトがおすすめです!


この記事では、オーストラリアのリゾートホテルで働くメリットとデメリットを紹介しています。

この記事はこんな方におすすめ
  • ワーホリでお金をガッツリ貯めたい
  • 英語環境で英語を使って働きたい
  • 英語ペラペラになりたい
  • ビーチや自然が大好き
  • 外国人(英語ネイティブ)の恋人が欲しい
  • あわよくば永住権が欲しい


嘘のように聞こえると思いますが、上記で挙げたことはワーホリのリゾートホテルで働くと全部達成できちゃいます

この記事を書いている僕は、オーストラリアワーホリ中にハミルトン島で合計11カ月間クリーナーやハウスキーピング、ウェイターの仕事をしていました。また、ヘイマン島でも4カ月働いていたので、その辺を詳しく解説していきます!

目次

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オーストラリアのリゾートホテルで働くとは?

日本でも最近聞くようになったリゾートバイトですが、もちろんオーストラリアでも人気の仕事です。

オーストラリアのリゾートバイトとして有名な場所はハミルトン島、リザード島、ヘイマン島…と数え切れないほど存在します。島以外だとエアーズロックやブルーマウンテンズなんかも人気ですね。

オーストラリアのリゾートバイトとは!?

日本でもリゾートバイトを経験したことがありますが、基本的な雇用形態は似たようなモノです。

オーストラリアの砂漠や島にあるホテルに住み込みで働くお仕事になります。


英語が得意な人はフロントデスクでお客さんの対応をしたり、レストランでウェイターとして働くことも可能です。

しかしワーホリビザの場合、英語がそこまで必要ではない裏方(キッチンハンド、クリーナー等)の仕事がメインになります。

契約期間は最大で6カ月(延長可能)

リゾートアイランドで働く場合、ワーホリビザ所持者は最大で6カ月間の契約となります。

ハミルトン島でもリザードアイランドでも同じですね。シティで働く際も同じく6カ月しか同じ会社で働くことはできません。


ワーホリでリゾートバイトをする方は、まず6カ月で契約することが多いです。

しかし、これは雇用主と相談することで延長することも可能なんです。実際に、僕の友達は仕事場のボスと話し合い、6カ月の契約を12か月に伸ばしていました。


ワーホリ1年目の最初のうちにファームでセカンドビザを取得し、そこから1年半以上ハミルトン島で働いているツワモノもいました

なので、サードビザを駆使すれば最大で2年以上は働くことができちゃいます。僕の場合、1年目で一旦辞めて、セカンドビザを取得後に帰ってきたパターンのヤツです。

リゾートアイランドは住み込みが基本

オーストラリアのリゾートアイランドで働く場合は、基本的に島に住み込みとなります。

現地の人間であれば、本島に住みながらフェリーに乗り働きに来ている人もいます。ワーホリビザ保持者はコスパが悪すぎるので基本的に住み込みですね。


ハミルトン島の場合は色んな寮があり、年齢や仕事のポジションによって住む寮が変わります

年齢が25歳以下だと週70ドル程度の2人部屋に振り分けられることが多く、1人部屋でも高くて週120ドルくらいですね。


ハミルトン島での食事は、自分で自炊をするかスタッフ用の食堂で買って食べるかの2択になります。

「自炊する」と言ってもキッチンがない部屋もあるし、スーパーも島価格で高すぎるので食堂で買うことが多くなります。レストランで働いている人は賄が出るのでラッキーですね。


スタッフ用の食堂はランチが7ドル、ディナーが9ドルくらいだったと思います。

大体ファストフードで出てくるようなジャンクフードが多いですね。長期滞在だと栄養面で不安なところも多いですよね。


ヘイマン島では食費と寮費が込みで週120ドルです。寮はキッチンのない2人部屋で、食事はビュッフェスタイルで朝から夜までずっと食べ放題でした。

島に何年も住んでいる人は文句ばかり言ってましたが、普通にレベルの高いビュッフェを毎日食べれるだけでラッキーだと僕は思ってましたね。


ブルーマウンテンのリゾートで友達が働いていたのですが、そちらでは寮費も食費も完全に無料だそうです。

なので、選ぶリゾートや職種によって食事面は大きく変わります。アコモデーションはどこも似たり寄ったりですね。

ローカルと同じ給料が貰える

リゾートアイランドでの仕事はローカルジョブになるので、英語ができなくても最低賃金以上の時給で働くことが可能です。


シティで仕事を探すとなると英語ができなくても働けるジャパレスやアジア系のレストランで働く人も多いですが、最低賃金を下回った時給で働かされることが多いです

2023年7月以降の最低時給は23.23ドルとなります。

リゾートアイランドでの仕事はオーストラリア特有の土日や祝日に働くと時給が割増しになることはありませんが、基本給がその代わりに少しだけ高いのが特徴です。

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オーストラリアのリゾートで働くメリット

今はブリスベンという都市で働いている僕ですが、ホテルマンとして経験を積んだらまた島での生活をしようと考えているくらいハミルトン島とヘイマン島での生活を楽しみました。

ワーホリでオーストラリアに来られる方は、こういったリゾートアイランドでの仕事を経験することで得られることがたくさんあります。なので、オーストラリアのリゾートホテルで働くメリットとデメリットを紹介していきます!

オーストラリアでリゾートバイトをする10つのメリット
  • お金がガッツリ貯まる
  • 色んな職種にチャレンジできる
  • 英語を話す機会が圧倒的に多い
  • 英会話力が伸びやすい
  • 毎日がバカンス気分
  • 色んな人との出会いがある
  • 恋人ができやすい
  • 永住権が取りやすい
  • 通勤に時間がかからない
  • 安全な暮らしを送れる

お金がガッツリ貯まる

ワーホリで1番の不安要素と言えば「どれくらいお金がかかるのか?」だと思います。

実際に日本でお金がなかなか貯まらずにワーホリを諦めた人も多いのではないでしょうか?


「ワーホリ=お金がかかる」と考えている人も多いですが、実際は真逆なんです。僕は2年間のオーストラリアでのワーホリで日本円にして500万円以上を貯金しました

500万の半分は11カ月間のハミルトン島でのリゾートバイトによるものです。ちなみにこのハミルトン島での仕事、めちゃくちゃラクな仕事です。お喋りしてるだけで250万円が貯まっちゃいました。


詳しい内容やワーホリで1,000万円を貯金する方法を書いた記事があるので、そちらも合わせて読んでみてください。


ハミルトン島や他のリゾートアイランドでの仕事の探し方はこの記事の後半で紹介しますが、リゾートアイランドで働く場合、英語力が全然なくても英語ネイティブや他の国の人の中に混じって働くことができちゃいます

英語力がなくてもローカルジョブで働けるってことですね。


オーストラリアでは、労働者を保護するためのフェアワーク法がしっかりと定められています。

なので、ローカルジョブをゲットすることができれば、オーストラリアで働くメリットを最大限に利用することができるってことなんですね


オーストラリアの最低賃金は$23.23。1日の労働時間が8時間を超えると給料の1.5倍の給料が発生します(日曜日だと2倍)。リゾートアイランドで働く際は休日や祝日に給料が増えるダブルペイなどはありませんが、その分だけ基本給が少し高くなります。

僕が2016年にハミルトン島で働いていた時の時給は20.38ドルでした。2016年の最低賃金が$17.70と2023年の$23.23よりも5ドル以上低いので、今なら最低でも時給25ドルは貰えます。ちなみに、市内で見つかるジャパレスの平均時給は$12~$16です。


さらに、離島での生活になるとお金を使う機会がほとんどありません。食費と家賃で週に100~200ドルかかるだけで、残りの給料は全部貯金に回すことができるのでお金がガンガン溜まっていくんですね。

もちろん、毎日お酒を飲んだり、休みのたびにスカイダイビングをしていれば貯金はできませんが、リゾート地に住んでいると家から歩いて5分でビーチが広がるのでお金を使うことなく楽しむことができるんです。

色んな職種にチャレンジできる

ハミルトン島やヘイマン島を含むリゾートアイランドでは、メインの仕事以外に他の職種にチャレンジできるマルチハイヤーというシステムが存在します。


シティで働く場合、他の仕事がしたい時は違う仕事を探す必要があります。

しかし、リゾートアイランドの場合、1つの島が全ての部署を管理しているので、ウェイターとして働いていてもバーテンダーやツアーガイドとして働くこともできるんです。


実際に、僕はハミルトン島でクリーナーとして働いていましたが、マルチハイヤーを利用して休みの日にハウスキーピングやウェイターの仕事もしていました。


ふざけてるように見えますが、上の写真は「ウェットスーツを着てイベントで料理をサーブする」というれっきとした仕事です。

これもマルチハイヤーの1つで、2時間遊んだだけで50ドル以上稼ぎました。


英語ができない状態でクリーナーとして働き始めた僕ですが、マルチハイヤーを通してハウスキーピングやウェイターの仕事を経験し、英語以外にも色んな面で自信がつきました

ここでの経験があったから、オーストラリアの大学でホスピタリティマネジメントを学ぼうと決意したんです。

英語を話す機会が圧倒的に多い

オーストラリアでワーホリの目的が、英語上達の人は多いはずです。

しかし、実際はオーストラリアに住んでいるだけでは英語環境って作りにくいんです。


すでに英語力が高い人であれば、海外に住むだけで簡単に英語環境を作ることができます。

しかし、英語ができない状態で海外に来ると、英語ができない不安やストレスから日本語を話せる環境を探しがちになり英語環境が作れないんです


その点においてリゾートアイランドで働く場合、オーストラリア人と一緒に働くので英語環境が簡単に作れます

僕がハミルトン島で働いていた時は3人グループで毎日掃除をしていたのですが、僕以外の2人はオーストラリア人の女の子でした

仕事がラクなため基本的にやることはお喋りです。ここで英語のシャワーを浴びまくったおかげで英語力が一気に上がりましたね。


もちろん、日本人も多く島に住んでいるので日本人と関わる機会も多いですが、ルームメイトがオーストラリア人だったりと英語を話す機会は圧倒的に多いです。

また、韓国人や台湾人のワーホリビザ保持者も多いので、外国人の友達も非常に作りやすいですね。


ちなみに、ヘイマン島で働いていた時は僕含め日本人2人だけという完璧な英語環境でした。

英会話力が伸びやすい

英語環境に身を置いて、英語を話す機会が増えれば、自然と英会話力も付いてきます。


ワーホリに来たのに英語ができない状態で帰国する理由の1つが、「英語を話す機会の少なさ」です。

ワーホリで失敗・後悔する人は必ずやっている5つの原因と対処法」で詳しく解説していますが、英会話をマスターするためには英語を話す必要があります。


英語に苦手意識のある人はジャパレスなどで働き、日本語環境を作りがちです。

そうなると十分に英語を話す機会を得られず、英語が伸びないまま帰国となってしまうんですね。


ハミルトン島やデイドリームアイランドのような離島、もしくはエアーズロックがある砂漠地帯で働く場合は日本人と仲良くなる機会が一気に減ります。

そうなると自分の英語力の低さに気付き、自らも英語を勉強するようになるため英会話力が伸びやすいんです

インプットとアウトプットのバランスが絶妙なんですよね。


実際に僕の友達は1年間のハミルトン島生活の後にIELTSを受け、Overallスコア7.0を取得したらしいです。

ハミルトン島でのワーホリ中もひたすら勉強してたので納得の結果ですが、1年間で600万円以上貯金し、そのままオーストラリアの大学に進学していました。

毎日がバカンス気分

やはり、ビーチ好きにはたまらないのが「世界遺産であるグレートバリアリーフに囲まれたビーチに毎日行き放題」なところではないでしょうか。

離島に住むと毎日がバカンスです。休みの日だけでなく、仕事終わりにサンセットが見える丘でカクテルを楽しんだり、シュノーケリングを楽しんだりが毎日できます。


海がそこまで好きではない方だとメリットと感じないかも知れませんが、僕みたいに海大好きな人間にとっては本当に天国でしたね。

ハミルトン島にいた11カ月の間にヘリコプターをチャーターして旅行したり、スキューバダイビングを楽しみました。

色んな人との出会いがある

リゾートアイランドで働く場合、人の出入りが激しいので多くの人と出会うことになります。


島暮らしは小さなコミュニティでの生活になるので、知り合ったばかりでも仲良くなりやすいですし、シャイな人でも友達ができやすい環境が整っています。

スタッフ用のバーやクラブに足を運べば、フレンドリーなオーストラリア人の友達も簡単にできるし、ビーチでリラックスしてたら「バレーボールやろうぜ!」と声を掛けられることも多いですね。


また、こういった環境で仲良くなると、親友と呼べるくらいに仲良くなるのも魅力的ですね。

数カ月の生活を共にしただけなのに、子供の頃から仲の良い友達くらいのレベルまで仲が深まります。慣れない地で毎日生活を共にするって青春ですよね(笑)


離島での生活だとやることも限られるので、こういった友達とずっと一緒にいて「将来の夢」とかを語り合ってました。今では良い思い出です。

恋人ができやすい

小さな島で毎日一緒に行動をしていれば、必ずどこかで恋が芽生えるモノです。

僕も11カ月間のハミルトン島生活でいくつかの恋愛を経験しましたし、周りの友達も多くの確率で彼氏 / 彼女を作っていました。


日本人×日本人のカップルも多かったですが、オーストラリア人の彼氏を作って永住権を取得した人もいましたね

僕が初めてオーストラリア人と恋愛関係に発展したのもこのハミルトン島生活でした。


逆にシドニーやブリスベンなどのシティに住んでいると出会いは多いですが、友達以上の深い関係にはなりにくいです。

アイランドライフだと奥手な人でも毎日一緒に働き、休みの日にはビーチに行き、仕事終わりにお酒を飲むことで数日で恋愛関係に発展することも珍しくないんです。


ワーホリで彼氏や彼女を作りたい人にはアイランドジョブがおすすめです!

永住権が取りやすい

オーストラリアと言えば、日本よりも厳しく守られた労働基準法が魅力的なので、移住することを目当てで日本から来られる人も多いです。


オーストラリアで永住権を取るには色んな方法があり、恋人を見つける以外で最も簡単なのが、スポンサーシップを見つけることです。

オーストラリアで永住権を取るためには「職種」「年齢」「英語力」など多くのポイントを意識しなければいけませんが、仮に自分をスポンサーしてくれる企業が見つかれば「英語力」さえカバーすることで永住権への道のりが開けます。


実際にスポンサーしてくれる企業をシティで見つけるとなるとライバルも多いので難しくなりますが、アイランドジョブとなると常に人手が足りていないので比較的に簡単にOKしてくれることが多いんです

実際に、ハミルトン島でクリーナーをしていた僕の友達は「IELTSで6.0取れたらスポンサーシップを与えてもいい」と約束を貰っていました。その彼は結局IELTSで6.0を取ることができずに日本に帰国することになったのですが、可能性はあるということです。


同じようにヘイマン島でも日本人の友達がハウスキーピングとしてスポンサーシップを出してもいいと言われていましたが、本人はその島で何年もハウスキーピングをやることができずに諦めていました。

島暮らしを何年もすることが苦ではない人であれば、ハミルトン島やヘイマン島でスポンサーシップを見つけるのも永住権への近道だと思いますよ。

通勤に時間がかからない

リゾートアイランドで働く1番のメリットと言ってもいいでしょうが、1つの島に寮とホテルがあるので通勤に時間が全くかかりません


普通の職場で電車などを利用して通勤する場合、少なくても30分~1時間はかかると思います。

しかし、リゾートアイランドで働く場合、寮が職場のすぐ近くにあるので通勤時間が5分とかからないんです!


僕がハミルトン島に住んでいた時は自分の部屋から歩いて5分ほど、ヘイマン島だと2分で仕事場に着きます。

だから仕事前も時間ぎりぎりまで寝ることができるし、仕事が終わればすぐに部屋に戻りリラックスすることができるんです。


ヘイマン島で働いていた時に9時出勤の仕事だったのですが、いつも10分前には出勤していた友達が10分前に来てなかったんです。どうしたのかなと思い電話をしたら、まだ寝ていました。

出勤の10分前に起きたのにも関わらず、仕事に間に合ったんです。

5分の遅刻が5分の遅刻で収まるのは大きなプラスポイントですよね?

また、交通費が0円なところも魅力的です。

安全な暮らしを送れる

オーストラリアのリゾート地に住む場合、基本的な移動は歩くかバギー(ゴルフカー)になります。

作業用の車やトラックはいますが、観光エリアでは見ることはないので、交通事故などの心配がいりません。


また、隔離されたリゾートエリアなので、セキュリティがしっかりしています

シティだと夜の街を歩くのは治安の良いオーストラリアでも危険なことがありますが、アイランドライフだとトラブルに巻き込まれることはほとんどありません


実際にワーホリの2年目は海外保険が切れた状態だったので、安全な生活を求めハミルトン島に戻りました。正確に言うと、ハミルトン島に戻ることを決めていたので、海外保険の延長をしなかったが正解です(笑)

海外保険には必ず入ってくださいね!

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オーストラリアのリゾートで働くデメリット

上記ではオーストラリアのリゾートで働くメリットを紹介しましたが、もちろんデメリットも多いです。

実際にアイランドライフの過酷さに耐えられないで逃げ出した友達も多いですし、ハミルトン島生活を終え島を出る時にみんな口をそろえて言うのが「やっと監獄から出所できる」でした(笑)


島に何十年も住み続ける人もいれば、1週間でギブアップの人も多いです。ここではそんなデメリットを紹介していきますね。

オーストラリアのリゾートで働くデメリットはこちら
  • リゾートエリアから出れない(娯楽が少ない)
  • プライベートが少ない
  • 人間関係のトラブルに巻き込まれやすい
  • 料理ができない
  • 人の出入りが激しい
  • 台風の影響が大きい

リゾートバイトと聞くと上記で紹介したメリットばかりに目が行きがちなので、デメリットを知っておくことはとても大切ですね。

リゾートエリアから出れない(娯楽が少ない)

離島や砂漠地帯など隔離されたエリアで働く最大のデメリットが、リゾートエリアから出れないことです。

リゾート地に移動してから最初の数週間は「ビーチに行って」「シュノーケリングして」「スカイダイビングして」「夜は満天の星を眺めて一杯」とやることがたくさんあります。


しかし、これどこかのタイミングで飽きるんです。

ビーチ大好きな僕でも、3カ月くらいの島暮らしでビーチに行く回数が減りました。

好きなことでも「毎日できる」環境にいるとやらなくなるんですよね。


そうなると、やることがなくなります

都市に住んでいれば「あの人気のレストラン行って」「タピオカミルクティー飲んで」「あのショーを見て」とできますが、それができないのがオーストラリアのリゾートバイトなんです。


もちろん休みの日を使って本島へのプチ旅行はできます。

しかし、フェリーを使わなければいけないので、田舎の町で5時間くらいのフリータイムしかないんですよね。


泊まり以外で十分に楽しむのは非常に難しいです。

1度最終便のフェリーを逃しかけて、めちゃくちゃ焦った経験があります。

プライベートが少ない

リゾートエリアで働くと、毎日同じ人と顔を合わせるようになります。

部屋もシェアすることが多いので、島暮らしでは1人でいるプライベートの時間が圧倒的に少なくなってしまうんですね。


もちろん、人との関係を少なくして自分の時間を作ることはできます。

しかし、それをしてしまうと小さなコミュニティに存在しにくくなってしまうので、孤立されたエリアでさらに孤立した生活を送ることになってしまいます


シティに住んでいると周りの友達の行動なんて気にすることはないですが、島に住んでいると周りの人の行動が全て筒抜けなんです。

自分以外の友達はバーで盛り上がっているのに、自分だけ部屋でのんびりなんて本当に悲しくなります。


そうなると、嫌でもプライベートの時間を削って他の人と時間を過ごすようになるんです。

それが苦にならない人ならいいですが、プライベートの時間が大切な人はストレスに感じることも多くなるでしょう。

人間関係のトラブルに巻き込まれやすい

限られた環境で多くの時間を共にすると、良くも悪くも人間関係が濃くなります。

そうなると、避けられないのが人間関係のトラブルです。


限られた場所で限られた人とある程度の期間を共に生活しなければなりません。気の合う友達が見つかればいいですが、どうしても気の合わない人に出会うこともあります。

逃げ場のない島暮らしだと、嫌いな人でもずっと一緒にいなければいけないのでトラブルにも発展しやすいんです。


また、小さな島の小さなコミュニティなので、噂話なんかは一瞬で広まります

「誰と誰が昨日一緒に部屋に入ったのを見た」
「○○ちゃんは日本に彼氏いるらしいよ」
「あの2人、昨日喧嘩したらしいよ」

こんな噂は毎日にように耳にします。


1度でも噂話が広がると住みにくくなるのが、アイランドライフなんです。

僕も恋愛関係のことで変な噂話が広まり、ハミルトン島の女性陣から無視された経験があります。ハミルトン生活もまだ2カ月残っていたので、本当に住み心地が悪かったですね。

料理ができない

オーストラリアのリゾートバイトの寮は、基本的にキッチンがありません。


ハミルトン島だとキッチンのあるユニットに運よく住める場合もありますが、リゾートアイランドのスーパーは非常に高いので、料理の幅も限られます。

僕はオートミールとツナ缶ばかり食べてましたし、友達はインスタントラーメンが主食でした。


ヘイマン島やエアーズロックだと毎日ビュッフェで食事が取れますが、自分の食べたいものを食べることができないのはデメリットと感じる人も多いと思います。

ヘイマン島では、庭にキッチンを作り自炊している人もいたほどです。

人の出入りが激しい

多くの人と出会いがあるのがリゾートバイトですが、お別れが多いのもリゾートバイトです。


リゾート暮らしが好きな人は契約期間を延長しても滞在する人がいますが、合わない人は2週間で辞めていくことも多いです。

せっかく仲良くなったのにバイバイなんてことも多いんですよね。


僕はハミルトン島で本気で好きになった日本人の女の子がいたのですが、島暮らしが合わないと2カ月ほどで島を出て行ってしまいました。

あの時の喪失感は未だに鮮明に覚えています。

台風の影響が大きい

これは島に住んでいる場合限定になりますが、治安が良い代わりに台風などの自然災害による被害が非常に大きいです。

僕がハミルトン島を出た約2週間後にCyclone Debbieという特大サイクロンがハミルトン島とヘイマン島含むグレートバリアリーフに直撃し、ホテルだけでなくスタッフ用の住宅などに甚大な被害をもたらしました。


ヘイマン島は再オープンまでに2年の月日を要し、まだハミルトン島に残っていた友達は1カ月近くシェルターでの生活を余儀なくされたそうです。

その当時の写真を見ましたが、レストランの屋根は吹き飛び、多くの寮が浸水し災害の大きさを物語っていました。


大きな台風やサイクロンが近づいている時は警報が出ますが、自然災害は予測できない部分なので怖いところだと思います。

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オーストラリアでリゾートバイトの探し方

オーストラリアでローカルジョブが簡単にゲットできるリゾートバイトですが、「英語ができなくても見つかるの?」と思っている方も多いはず。なので、ここではリゾートバイトが簡単に見つかる方法を伝授します。


オーストラリアでリゾートバイトを探す3つの方法
  • 留学エージェントを利用する
  • 求人サイトから応募する
  • ホテルのウェブサイトから応募する

それぞれ仕事を見つける難易度が違ったり、運に左右されるところもあるので1つずつ解説していきますね。

【ローカルジョブは簡単に見つかる】オーストラリアワーホリで仕事の探し方と履歴書の書き方」でもオーストラリアで仕事を探す方法を詳しく解説しているので読んでみてください。

留学エージェントを利用する

初期費用こそ掛かってしまいますが、留学エージェントを利用するのが1番簡単です。


英語が全く話せないのに僕がハミルトン島の仕事をゲットしたのは、Mystageという留学エージェントを使ったからです。

初期費用で約10万円掛かってしまいましたが、合計11カ月のハミルトン島での有給インターンシップで250万以上貯金できたので安い投資だと考えています。


オーストラリアでリゾートバイトを探す際にこういった留学エージェントを使うことはおすすめです。

しかし、どんな仕事が見つかるかは完全に運任せになります。運よく僕はハミルトン島の仕事をゲットできましたが、フレーザー島の仕事を手に入れた友達はハズレだと言っていました。


また、Mystageはリゾートエリア以外の仕事も斡旋しているようなので、仕事を紹介してもらっても面接に行く前に判断する必要性があります

僕の友達は何もない山の中にあるホテルを紹介され、仕事もあまり貰えない環境でシティに住みながら山に働きに行っていました。

あの仕事に10万を払う価値は全くない酷い環境だったので、当たり外れがあることは覚悟した方がいいでしょう。

求人サイトから応募する

ローカルジョブを探すのと同じように、Seekなどの仕事探しサイトから簡単に応募することができます。


少し高い英語レベルが求められますが、応募条件さえ満たしていれば各リゾートホテルの採用係から連絡が来ます。

僕の場合、ヘイマン島の仕事はSeekを使って応募し、採用係のマネージャーから直接連絡が来ました。


僕はヘイマン島のフロントデスクに応募したのですが、ハウスキーピングの仕事を最初にやるように勧められたので、何かしらに応募すれば英語力や経験に応じて話し合いができます。

また、同じポジションで3カ月以上働けばポジションの移動も可能なので、ハウスキーピングから始めてバリスタに転職なんてこともできますよ。

ホテルのウェブサイトから応募する

仕事探しの前の段階で「このホテルで働きたい!」と決めている人がいれば、直接そのホテルに応募するのが1番確実です。


例えばですが、2022年現在ヘイマン島のホテルはInterContinental Hotel Group (IHG)というホテルグループによって運営されています。サイクロンが直撃する2017年までは、One & Onlyというホテルグループが所持していました。

なので、IHGのウェブサイトで「Hayman Island」と検索すれば、クリーナーからメンテナンスまでたくさんの仕事を見つけることができます。そしたら、好きな仕事に応募するだけですね。


人手が足りてないホテルであれば確実に連絡が来ます。もし、応募したポジションがいっぱいでも他のポジションを勧められることも多いです。

ヘイマン島で働いていた日本人の男の子はIHGのサイトから直接応募して仕事をゲットしたそうで、僕の2週間前に来た唯一の日本人だったそうです。


英語が苦手な人はエージェント利用、英語に自信がある人は直接応募がいいですね!

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まとめ

今回はオーストラリアのリゾートで働くメリットとデメリットを紹介させていただきました。

ビーチ大好き、自然大好きな僕目線で記事を書いたのでメリットの方が圧倒的に多いですが、都会の雰囲気が好きな人だとデメリットの方が多く感じるかも知れないですね。


この辺は正直行ってみないと分からないところなので、バカンスついでに仕事に応募してみるのもアリだと思います。

エージェントを使う場合は初期費用が発生するので、すぐに辞めてしまうのはもったいないですけどね。


質問や感想等ございましたら下のコメント欄、もしくはツイッターまでお願いします。

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この記事を書いた人

30代オーストラリアで働くホテルマン。高校3年間英語赤点+100㎏を超える肥満児。22歳の時にフィリピン留学を経験し英語学習を始める。アメリカ横断、ワーホリ、フィリピン勤務、東南アジアバックパッカー等で英語力を磨き、28歳でオーストラリアの大学でホテル経営を学ぶ。ブログでは主に英語学習や海外留学について発信しています!

コメント

コメント一覧 (4件)

  • オーストラリアでのインターンシップのブログ拝見させていただきました。私は現在ブリスベンにワーホリで来ていて、9月ごろからリゾートバイトをしたいと考えています。エージェントを使うか迷っています。Yutaroさんは直接seekを使って応募した際どの程度の英語力で応募されましたか?

    • こんにちは、コメントありがとうございます!

      僕がseekを使って応募したのは2年前ほどなので、英語には何の問題もありませんでした。しかし、hayman islandのウェブサイトを通して応募した日本人の友達はまだ初心者でしたよ。

      もちろん応募するポジションによって求められる英語力も変わってきますが、ハウスキーピングやクリーニングとかであれば英語に苦手意識があっても簡単に受かると思います!

  • はじめまして。ブログを拝見させていただきました!
    私もハミルトン島やヘイマン島でホテルのハウスキーピングの仕事に興味があり調べてみたのですが、なかなか求人が出ていなかったです。時期はいつ頃が求人が多いのでしょうか?もし分かれば教えていただきたいです。

    • すいません、返信が大分遅れました。アイランドジョブのハウスキーピングはワーホリが多く出入りが激しいので毎週募集はありますが、3カ月ごとに応募が大量に入ると思います。ハミルトン島は7月にヨットレースという1週間に渡る大きなイベントがあるので5-6月にかけて採用が増えます。あとはイベントが重なる年末やイースターホリデーがある4月も忙しくなるので、その1-2カ月前が狙い時だと思います。

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