こんにちは、Yutaroです。
「フィリピン留学」
英語学習をしている人であれば、1度は耳にしたことがあるワードではないでしょうか?
フィリピン留学は「低価格でマンツーマンレッスンが受けられる」ことから、アメリカやカナダに代わって人気の語学留学先になります。
なので、今回はセブ島の語学学校に生徒としてだけでなくスタッフとして働いた経験から、「フィリピン留学のメリットとデメリット」「フィリピン留学でどれだけ英語が上達するのか?」「どんな人がフィリピン留学が向いている?」「語学学校の選び方」まで徹底的に解説していきます!
フィリピン留学のスタッフしか知らないウラ話も公開していくので、本気でフィリピン留学を検討中の方は必見の内容になってます!
フィリピン留学とは?
フィリピン留学とは、英語が公共語のフィリピンで格安に英語が学べる語学留学のことを意味します。
2000年初期に韓国がフィリピンに英語スパルタ語学学校をオープンしたことが始まりと言われ、今では日本人でも大人気の語学留学先になっていますね。
アメリカやカナダ、オーストラリアでの留学と比べても格安の料金とマンツーマン授業が取れることから徐々に人気が増えてきました。
今では「英語を勉強するならフィリピン留学」「ワーホリに行くならフィリピン留学で英語を勉強してから」がフィリピン留学の代名詞となりましたね。
マンツーマン授業が魅力的
やはりフィリピン留学最大の魅力は、マンツーマン授業が格安で受けられるところです。
世界中にたくさんの語学学校が存在しますが、個人で先生を雇う以外の方法でマンツーマン授業を実施しているのは「フィリピン留学」と「フィジー留学」の2つしかありません。
人件費の関係上、多くの語学学校では大人数でのグループクラスを採用しています。
マンツーマン授業の1番のメリットは、英語を話す機会の多さです。この記事の後半で詳しくマンツーマン授業のメリットを解説していきますが、英語は話さないと伸びないので、マンツーマン授業はスピーキング向上に最適なんです!
レッスン中は自分と先生だけの空間になるので、レッスン時間の半分は英語を話す機会があるのが最大の魅力ですね。
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フィリピン留学がおすすめな8つの理由
僕はフィリピン留学だけでなく、その後のワーホリでオーストラリアの語学学校にも3ヶ月ほど通いました。ワーホリ後には、フィリピンの語学学校で働いた経験もあります。
フィリピンの語学学校とオーストラリアの語学学校の両方を経験した僕しか分からない、フィリピン留学のメリットとデメリットを紹介していきますね。
英語学習の目的や目標によってメリットとデメリットの捉え方は変わってきますが、フィリピンで英語を学ぶことには多くのメリットが存在します。
- マンツーマン授業が格安で受けられる
- 長期留学のコスパが良い
- 自分好みの英語学習カリキュラムを作れる
- 和製英語が通じる
- 授業以外で英語のアウトプット機会が多い
- フィリピン人講師は教え方が上手い
- 留学中のサポートが充実してる
- 英語学習と遊びのバランスが最高
フィリピン留学は他の留学と比べると格安ですが、それなりの費用がかかることには変わりはありません。フィリピン留学後に後悔しないためにもメリットやデメリット、留学の効果を留学前に理解しておくことは必須です。
では、1つずつ解説していくので一緒に見ていきましょう!
マンツーマン授業が格安で受けられる
上記でも説明しましたが、フィリピン留学1番のメリットは何といってもマンツーマン授業です。
マンツーマンレッスンは、英語上達に本当に効果があります!
英会話を上達させる為には、英語を実際に話す練習はマストです。
英語を話さないで、英語が話せるようになるわけがないですよね。野球の本を読むだけでは野球が上手くならないのと同じです。
スピーキング力を鍛えたいなら、スピーキングの練習をするしかないんです。
フィリピン留学のマンツーマンレッスンは先生と生徒の2人きりなので、とことん英語を話すことができます。
フィリピン留学だと「4×50分のマンツーマン授業+2つのグループクラス」が一般的なスケジュールになるので、1日に少なくても2時間は英語を話す機会があるということになります。
逆に、オーストラリアやアメリカの語学学校はグループクラスでの授業がメインになります。なので、先生や生徒の数によってはほとんど英語を話さないで1日が終わることも普通にあるんです。
実際に僕が通ったオーストラリアの語学学校では陽気なブラジル人やイタリア人が主にクラスを引っ張り、シャイなアジア人は喋る機会がなく見ているだけでした。
それでは、英語が話せるようにはならないですよね。
日本人生徒が多いことがデメリットの1つとして挙げられるフィリピン留学ですが、フィリピン留学でも色々と厳しいルールがある「スパルタ学校」などを選べば、平日の外出禁止・日本語禁止・自習時間の強制など、英語漬けの毎日を送ることができます。
周りの目を気にすることもなく英語が話せるので、自分の英語に自信がつきやすいのも魅力の1つですね。
長期留学のコスパが良い
フィリピン留学をするメリット2つ目は、長期留学のコスパの良さです!
一昔の語学留学と言えばアメリカやカナダ、オーストラリアが主流でしたが、ここ最近はフィリピン留学やフィジー留学が人気です。
理由はもちろん、格安で長期留学ができるからです。
英語は短期間で話せるようにはなりません。語学留学をしても、「成長を感じれるのは3カ月目から」とも言われています。
なので、語学留学は長ければ長いほど結果が出やすいということになりますね。
僕はオーストラリアとフィリピンで3カ月ずつ語学学校で英語を勉強をしましたが、オーストラリアの語学学校3カ月にかかった費用は生活費等諸々込みで150万円以上でした。
フィリピン留学は、飛行機代を含めてもオーストラリアの半額以下と格安でしたね。
ということは、オーストラリアの語学学校3カ月にかかる費用でフィリピン留学が6カ月以上できちゃうことになります。安い語学学校だと月10万程度で留学ができるので、フィリピン留学のコスパの良さが分かりますね。
本気で英語を学びたいのであれば、少なくても3カ月間~6カ月間は実際に海外で英語を学んでほしいです。そうなると、長期留学のコスパが最強のフィリピン留学がおすすめになるんですね。
自分好みの英語学習カリキュラムを作れる
知らない方も多いかと思いますが、フィリピン留学では自分好みに英語学習のカリキュラムを作ることができます。
オーストラリアやアメリカの語学学校は、マンツーマン授業ではなくグループクラスで授業が進んでいきます。なので、英語講師は大人数の生徒向けにカリキュラムを作らなければいけません。
もちろん、IELTSコースや発音クラスと言った特別なクラスもありますが、細かい調整などをすることは基本的にできません。
多くの学校で「初級者用クラス」「中級者用クラス」「上級者用クラス」と振り分けられ、みんなで同じ内容を勉強します。
それに対してフィリピン留学はマンツーマン授業がメインなので、1人1人の生徒に合わせて授業が決められるのは大きなメリットになります。
基本的な授業は「文法」「英単語」「発音」から「リスニング」「スピーキング」「TOEIC」まで幅広く選ぶことが可能です。
英会話力を上げたい人は「スピーキングとリスニング重視の授業」、全体的な英語の底上げをしたい人は「文法+英単語+スピーキング+リスニング+発音」でカリキュラムを組むことができちゃうんです。
僕が働いていた学校では「フリートーク」なんて項目もあり、生徒さんがやりたいことができる授業もありました。
生徒さんの中には、授業の時間を使って先生とレストランで食事をしながら実践で使える英語を学んでいる生徒さんもいましたね。
マンツーマンレッスンの特徴でもある「自由さ」が、より効果的な英語レッスンを生み出すことができるんですね!
和製英語が通じる
フィリピン留学をするメリット4つ目は、ジャパングリッシュ(和製英語)が通じることです!
これに関してはデメリットと感じる方もいるかと思いますが、フィリピン人の先生にはジャパングリッシュが通じます。
日本が好きなフィリピン人講師が多いことや、多くの日本人生徒に英語を教えてきた先生が多いので、和製英語もカタカナ英語も普通に通じてしまいます。
和製英語とは日本人が作り出した英語なので、本来は喜ぶべきことではありません。しかし、英語初心者にとってはメリットだと考えています。
なぜかと言うと、仮に間違った英語表現だったとしても英語が相手に伝わることで、自分の英語に自信を持つことができます。自信が付くと失敗を恐れずに英語を話せるようになる為、さらに英語力が伸びていくんです。
お酒を飲んだ途端に、英語がペラペラになるのも同じ原理ですね。脳のリミッターが解除され、英語がスラスラと出てくるようになるんです。
語彙力が高いのに英語が話せないのは、自分の英語に自信がないからです。なので「英語が通じなかったらどうしよう」が少ないフィリピン留学は、シャイな日本人におすすめなんです。
授業以外でも英語のアウトプット機会が多い
フィリピンの公用語はフィリピン語と英語になるので、ほとんどのフィリピン人は英語でコミュニケーションが取れます。
フィリピン留学ではマンツーマン授業で徹底的に英語のシャワーを浴びまくり英語漬けの生活を送れるのが最大の魅力ですが、授業以外でも英語を使わなければ更なる成長を感じることはできません。
フィリピン留学で英語ペラペラになって帰国する人は、授業以外の時間でも英語を使ってきた人です。なので、本気で英語をマスターしたい人は、授業以外の時間でどれだけ英語を話してきたかがキーとなるんですね。
フィリピン人は、フレンドリーな人が本当に多いです。フィリピン人は基本お喋り好きなので、レストランに行くだけで英語を話す機会はいくらでも作れます。スーパーで買い物中に逆ナンされて、気づいたらディナーまで一緒に…なんてことも珍しくないのがフィリピン留学なんです!
授業で学んだ英語をすぐに実践で使いアウトプットできるので、正しい英語の使い方を学ぶことができちゃうんです。
フィリピン人講師は教え方が上手い
フィリピン人英語講師は、英語の教え方が上手いです。
フィリピン留学が人気になったのも大きく関係していますが、フィリピンでは教育職のステータスが高いので、英語講師を目指す人が多いんですね。また、フレンドリーで人懐っこい性格の人が多いので、短期間の留学でも濃い授業を受けることができるんです。
さらに、フィリピン留学では長期間マンツーマン授業で英語を学ぶので、特定の先生とかなり仲良くなります。僕の場合は8つのマンツーマン授業を取っていたので、6人の先生とかなり仲良くなりました。(2つの授業が同じ先生)
授業終わりにカラオケに行ったり、クラブで遊んだりと先生というよりも友達の感覚に近いフィリピン人講師が多かったです。
このフィリピン人のフレンドリーな性格は、長期間のフィリピン留学ではかなりのプラスポイントとなります。
オーストラリアの語学学校でも3カ月間英語を勉強しましたが、オーストラリア人の先生と授業後に遊びに行ったりはしなかったですし、授業中も先生と生徒の距離がちょっとある気がしました。(グループクラスのせいもある)
気になることがあれば気軽に聞けちゃうと言う面では、大きなメリットと言えるでしょう。
留学中のサポートが充実してる
フィリピンにある語学学校は日本人経営の学校が多いので、どの学校に入学してもしっかりとしたサポートを受けることができます。
- 水が出ない
- カギをなくしてしまった
- 授業を変えたい
- 盗難に遭った
留学中にトラブルに巻き込まれても、スタッフが現地にいるので迅速な対応ができます。僕がセブ島の語学学校で働いていた時は、英語学習におけるアドバイスなんかも良く聞かれましたね。ワーホリについてや、留学後の進路相談をされたこともあります。
オーストラリアの語学学校にも日本人のエージェントがいてサポートをしてくれますが、学校にいるわけではないので対応がかなり遅いです。仮にカギを無くしたとなれば、1日以上部屋に入れないこともあるでしょう。
フィリピン留学ではインターンシップ制度を使って英語を勉強しながらスタッフとして働いている人も多いので、より身近な存在で質問ができるスタッフがいると留学中もトラブル少なく過ごすことができますね。
英語学習と遊びのバランスが最高
フィリピンは数多くの島が成り立ちできている国なので、週末の休みを使ったプチバカンスがすぐにできるのが魅力の1つです。
「平日は学校でガッツリ英語の勉強をしつつ、週末は近隣の島でプチ旅行」
そもそもリゾート地にあるセブ島で留学をすれば、日帰りでもそんな生活が毎週送れちゃいます。
日本での忙しい生活から解き放たれ、英語学習と遊びに全力で取り組めるフィリピン留学は一生の思い出になること間違いなしです。
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フィリピン留学のデメリット
先ほど紹介したように、フィリピン留学はメリットが多いです。効率良く英語学習を勧められれば、3カ月でも英語がかなり上達する人もいるでしょう。
しかし、3カ月のフィリピン留学でも英語が上達しない人も多いのが現実です。僕もフィリピン留学で英語は上達しませんでした。
フィリピン留学のデメリットを頭に入れておくことは、フィリピン留学のメリットを知ることよりも大切なので全部紹介していきますね。
- 英語を話せない英語講師もいる
- 日本人が多い
- 治安が悪い
- ご飯が不味い
- 不便な生活環境
1つずつ解説していきます。
英語を話せない英語講師もいる
やはりフィリピン留学で懸念されることと言えば、フィリピン人の英語力だと思います。
下記の記事で詳しくフィリピン人の英語について解説していますが、フィリピン人は英語ネイティブではないので、英語がスムーズに話せない人も多いです。
また、僕はセブ島の語学学校で英語講師の面接も担当していたので分かるのですが、英語講師の採用がかなり適当なんです。
僕はスピーキング重視で厳しめに合否を決めていたので、閑散期と呼べる暇な時期はかなり質の高い英語講師が揃っていました。
しかし、夏休みなど学生が多く忙しい時期は講師が足りなくなるので、僕が過去に不合格にした先生を勝手にボスが採用して学校に送ってくることが多々あったんです。
中にはTOEICの模擬テストで600点にも届かなかったような人や、僕との面談でスムーズに英語が話せなかった人も「英語講師」として働いていました。
フィリピン留学にはTOEICで800点取れちゃうような人も英語を勉強しに来るので、TOEIC600点以下の先生をそんな生徒さんに当てる訳には行きません。残念ながら、そういった先生は英語初心者の生徒さんに回していました。
僕も初めてのフィリピン留学では「本当にこの人英語できるのかな?」なんて思う先生も多かったので、英語が苦手な英語講師を回されていたのかも知れないですね。
もちろん、英語教師の仕事に応募してきているので、みんな英語はそれなりに話せます。しかし、そうでない人も応募してくることがあり、忙しいとそういった人でも採用されてしまうのがフィリピン留学ということを頭に入れておいてください。
先生を変えることができるのもフィリピン留学のメリットなので、バンバン先生を変えてる生徒さんも多かったですね(笑)
日本人が多い
日本人経営の学校であれば仕方ないことですが、フィリピンの語学学校は日本人ばかりです。
日本人が多いことはメリットにもなり得ますが、英語を勉強しに来ているのでデメリット要素の方が強くなってしまいますね。
仮に1日6時間マンツーマン授業で英語のシャワーを浴びていても、授業以外の時間で日本語を使って生活していては英語もなかなか上達しません。英語を本気でマスターしたかったら、よりディープな英語環境が必要になります。
日本人が多いフィリピン留学で、日本人との交流を避けることはかなり難しいです。留学中に日本人と交流するメリットやデメリットは下記の記事で読めますが、英語を本気で勉強したいのであれば、日本語を話すことはなるべく避けた方がいいです。
日本人が多いことは英語学習においては大きなデメリットですが、フィリピン留学を楽しむ上では欠かせない存在でもあります。同じ目的を持った友達と大切な時間を過ごすこともフィリピン留学の醍醐味なんです。
僕がセブ島で過ごした時間は、今でも大切な宝物です。なので、フィリピン留学を有意義な時間にするためには、心を許せる友達を作ることは必要ですね。
結局のところ、どれだけ頑張って英語を勉強しても、3ヶ月のフィリピン留学だけで英語はペラペラにはなりません。フィリピン留学後も英語学習を継続することで、徐々に英語がスムーズに話せるようになるんです。
なのでフィリピン留学は英語学習のステップ1として考えると、日本人が多いことはそこまでデメリットに感じなくなると思います。結局は、バランスが1番大切なんですよね。
どうしても短期間での結果が欲しい方であれば、韓国経営の語学学校やスパルタ校は日本語禁止のルールが厳しく守られているのでおすすめです!
治安が悪い
フィリピン留学に関する質問で僕が1番聞かれることは、やはり「治安」です。治安が悪いことは、デメリット以外の何物でもないですからね。
オーストラリアやカナダでの留学と比べると、発展途上国のフィリピンはお世辞にも治安が良いとは言えません。リゾート地として知られているセブ島でも治安が悪いなと感じることは多くありました。
僕の友達はイヤリングを耳から引きちぎられましたし、僕もスマートフォンを盗まれたことがあります。穴だらけの車を見たこともあるし、道を歩いていたら5,6人の男性に囲まれたこともありましたね。
しかし、これらに関しては避ける方法はいくらでもありますし、オーストラリアも日本も同じですよね。
治安が良いと知られているオーストラリアや日本でも、治安の悪い地域は存在します。そんな場所を夜中に1人で歩き回っていれば、危険な目に遭うこともあるでしょう。
治安が悪いフィリピンでも、「夜は1人で出歩かない」「貴重品は持ち歩かない」「タクシーを使う」など対処法はいくらでもあります。
しかし、それでも他の国と比べると治安が悪いことは変わらないので、フィリピン留学が危険だと感じるのであればおすすめはできません。
ご飯が不味い
フィリピン留学4つ目のデメリットは、ご飯が不味いことです。
フィリピン留学は基本的に食事込みの学校が多いですが、残念なことにご飯が美味しい学校は非常に少ないです。
フィリピンの食材で日本食は作れないようですね。僕が働いていた学校の食事は美味しいと評判でしたが、それでも食事に関する苦情はありました。
フィリピン料理は基本的に味付けが濃くて、脂っこい料理が多いんですよね。日本食が好きな人だと、食事が合わないことは多いかと思います。
フィリピンには日本食レストランも多いですが、日本の味に近いレストランに行くとなるとそれなりの金額になります。安さが売りのフィリピン留学だと毎日は行けないので、それがストレスに感じてしまう生徒さんも多かったですね。
不便な生活環境
フィリピンは発展途上国なため、進展国の日本での暮らしに慣れていると不便だと感じることは本当に多いです。
フィリピンでは水が使えなくなる断水や、熱帯夜にエアコンが使えない停電が頻繁に発生します。僕はシャンプーしている途中に水が止まり泡まみれのままシャワー強制終了なんて経験もありますし、日本の夏と変わらないくらい暑いフィリピンでエアコンも扇風機も使えないまま数日間過ごしたこともあります。
移動手段も便利な電車やバスなんてないので、基本的な移動はトライシクルやジプニーという現地の乗り物でぎゅうぎゅうに詰められての移動になります。タクシーはありますが、長期間の留学となると費用がかさむので使う人はあまりいないですね。
ゴキブリはめちゃくちゃ出てくるし、ちょっとスラム街っぽいエリアに入ると凄い異臭がしたりと日本での暮らしとは全く違ったモノになります。気にしない人は全く気にしないのですが、気にする人は本当にダメな人が多いです。
数日間の滞在で慣れることができずに、途中で帰国してしまった高齢の生徒さんがいたことは今でも覚えています。
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フィリピン留学でどこまで英語上達が期待できる?
遊びメインでフィリピン留学に来る人も実は多いのですが、ほとんどの人が英語上達のためにフィリピン留学を選びます。
他の留学に比べると格安ですが、フィリピン留学は決して安い自己投資ではありません。実際に英語がどこまで伸びるかは気になるところだと思います。
短期間で英語ペラペラにはならない
僕も英語学習を始めた時は3か月間の語学留学で英語がペラペラになるものだと信じていましたが、僕のスピーキング力は行く前と3か月後ではあまり変わりませんでした。
英語を話すことには慣れましたが、上達したかと聞かれるとしてないと思います。
また、語学学校のスタッフとして1,000人を超える生徒さんのサポートをしてきました。その中でTOEICのスコアを伸ばした人はたくさんいましたが、留学前と見違えるほどに英会話が上達した人はほとんどいなかったです。
もちろん、英会話は上達しますが「留学前に想像するほどの上達はしないよ」ということです。
フィリピン留学はあくまでも英語学習の1ページに過ぎない
そもそも英語は3ヶ月でできるようになるものではありません。フィリピン留学は、あくまでも長い英語学習の1ページに過ぎないんです。
しかし、もちろん留学中に英語学習に本気で取り組めば、それなりの結果を出して帰国することは可能です。どれだけ英語ができるようになるかは完全に留学中の努力次第ということですね。
マンツーマン授業だけでなく自由参加のグループクラスもすべて参加、その後も学校が閉まるギリギリまで自主勉強している生徒さんもいれば、マンツーマン授業をサボって旅行に行っている人もいました。
言うまでもないですが、前者の生徒さんの英語はメキメキ伸びてましたが、後者の生徒さんはほとんど変わらずに帰国しました。
留学期間も長い方が英語が伸びやすいですが、しっかりと勉強せずに遊びまわっているだけで英語は上達しません。
毎日努力してアウトプットとインプットのバランスよい生活を送っていれば、TOEICで表すと300点、英検であれば5級から準2級くらいまでは3ヶ月ほどで簡単に上がります。
英会話に関しては、話すことに少し慣れる程度でしょう。3ヶ月で英語ペラペラになる人はいません。
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フィリピン留学に向いてる人とは?
フィリピン留学では180度違うバックグラウンドを持つ人と共同生活をし、共に英語を学びます。また英語を教えてくれる英語講師のフィリピン人も日本人生徒とは全く違う人生を歩んできました。
過去に留学経験がない人だと、こういった部分で不安に感じてしまう人も多いのではないでしょうか?
ここでは「どんな人がフィリピン留学に向いているのか?」について解説していきますね。
英語初心者におすすめ
フィリピン留学は、英語初心者におすすめです!
先ほども説明しましたが、フィリピン人講師は英語を教えるのが上手です。また、日本人特有のアクセントや和製英語にも上手く対応できるので、英語が全くできない初心者でもスムーズにレッスンを進めていくことができるんですね。
もちろん、英語でのコミュニケーションが全く取れないようだと授業にもならないので、英語の基礎知識くらいは覚えておきましょう。
TOEICやIELTSで高得点を取りたい人(英語中級者)
英語初心者の方が最も多くフィリピン留学を利用しますが、すでに英語レベルが高い人でも英語力の向上が十分に期待できます。
海外の大学入試で必要なIELTSやTOEICのスキルを上げるために、フィリピン留学に来ている人も多いですね。
英語初心者だと、せっかくのマンツーマンレッスンでも分からない英単語を調べたり、言いたいことを考えたりと時間を無駄にしがちです。しかし、ある程度の英語力がある人はそれをしなくていいので、より効率的にマンツーマンレッスンを受けることができるんです。
さらに、周りの生徒さんも必死に勉強しているので、モチベーションアップに繋がり、自習時間も増えます。結果的にTOEICやIELTSのスコアが上がりやすくなるんですね。
フィリピン人の恋人が欲しい人
フィリピン留学の隠れた醍醐味と言えば、現地でフィリピン人の彼氏/彼女を作ることではないでしょうか?
下記の記事で詳しく書いていますが、日本人はフィリピンでモテモテなんです!シャイな男性でも、フィリピン人英語講師から猛アタックされちゃうことも珍しくありません。
英会話がある程度できる人は現地でフィリピン人の恋人を作り、スピーキング力がかなり上達する人も多いです。そのままセブに住み続ける人もいますね。
外国人の恋人が欲しい人は、フィリピン留学がおすすめです!
シャイな性格を変えたい人
フィリピン留学と聞くと「クラブで週末は遊んで、かわいいフィリピン人をナンパして、ビーチで朝まで飲んで…」と内向的な人は合わないと感じてしまう人も多いでしょう。
そういうノリが嫌いな人は、学生が多い春休みや夏休みは避けた方がいいです。しかしシャイな性格を変えて明るくなりたい人は、この時期に留学することでそんなシャイな性格を変えることができます。
シャイな人でも、フィリピン留学中は色んな人と関わります。本当に色んな人がいるので、仲間はずれみたいなことは絶対にないですね。常にみんな一緒に行動してます。
なので、色んな人と色んな経験を共にすることで、どんどん社交的な性格に変わっていきます。
僕も元々シャイな人間でした。セブ島留学初日は同期の友達1人にしか声を掛けられませんでしたが、3か月後には100人以上いる生徒さんや先生と仲良くなっていました。僕が主催してビーチに遊びに行ったこともありましたね。
合わない人は合わないのがフィリピン留学
ほとんどの人が、フィリピン留学で満足して帰る方が多いです。
しかし、どうしてもフィリピンの独特な雰囲気が合わなかったり、他の生徒さんと気が合わない人は必ずいます。
極度の潔癖症や細かいことが気になってしまう性格の人は、フィリピン留学は合わないかもしれません。
それでも興味がある人は、1週間からも留学はできるので体験入学気分でやってみるのもいいかと思います。
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語学学校の選び方
フィリピン留学と言っても学校にはいろんなタイプがあり、選ぶ学校によって全く違った経験ができます。
フィリピンには数え切れないほどの語学学校が存在しますが、英語講師の質はどこも同じだと考えています。変わってくるのは生活環境、施設、そして授業料ですね。
大雑把に分けて語学学校は「規模の大きい学校」と「規模の小さな学校」があります。僕は生徒として大きな学校で勉強し、スタッフとして小さな学校で働いていました。
大きな学校の特徴は定期的なイベント(ボランティアや週末旅行)があることや、学校に卓球台やビリヤードなどの施設が整っていることです。旅行も兼ねてセブ留学に来られる方や学生同士でワイワイしたい人はこういった収容人数の大きな学校がおすすめです。
小さな学校だとそこまでの施設は整っていませんが、スタッフや先生との距離が近いため、クラスのスケジュールに融通が利いたり先生と週末に遊びに行ったりが自由にできます。*大きな学校では生徒と先生の学校時間以外での交流を禁止している場合が多いです。
フィリピン留学エージェントを通せば「日本人比率」「ロケーション」「料金」など色んな学校を吟味しながら決めることができるので、絶対に利用した方がいいです!
無料相談だけでも、フィリピン留学のイメージが湧いてきますよ。
英語上達ならスパルタ校
学校を決めるコツですが、英語上達が目的であれば断然スパルタ校がおすすめです!
韓国資本の学校が多いので日本人が少なかったり、そもそも日本語を話すと退学処分になるような厳しい学校もあるくらいなので英語がグングン伸びます。
上記で紹介したセブリッジでおすすめされているスパルタ校「English Fella 2」は、僕もワーホリ中に行くことを考えたくらい英語が上達するで有名な学校です。
途中で挫折しない自信がある方は、こういったスパルタ校に行くことをおすすめします!
料金の安さで選ぶのもあり
「フィリピン留学のデメリット」でも触れましたが、英語講師のレベルは正直バラバラです。
僕は小さな語学学校で働き、大きなモンスター学校で生徒として英語を勉強しました。その当時の英語講師とは未だに連絡を取っていますが、両方の学校とも英語講師の質は同じくらいです。
なので、語学学校を選ぶ基準として「料金の安さ」もしくは、「ロケーション」で選ぶことを僕個人的におすすめします。
大きな学校だと色んな設備があったり、広告にお金を使っていることも多いので料金が高くなりがちですが、英語講師や食事、寮の質はどこも変わりません。
なので、安かろう悪かろうはフィリピン留学ではありません。しかし、高ろう良かろうでもないので、料金設定が高いからサービスが特別良いということもないんです。
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フィリピン留学後の継続が大切
先ほども説明しましたが、3ヶ月のセブ島留学で僕の英語は上達しませんでした。
しかしそこから英語学習を継続してきたので、今ではオーストラリアのホテルでフロントデスクとして働くことができています。
フィリピン留学をしたから、英語がペラペラになるわけではありません。英語が話せるようになる唯一の方法が、留学後も英語学習が継続できるかです。
仕事や家族が日本にいて海外に住むことができないのであれば、この「Unagiブログ」を活用して英語学習を継続しましょう!
フィリピン留学後のオンライン英会話の利用もおすすめですよ。
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まとめ
今回は「フィリピン留学のメリットとデメリット」「フィリピン留学でどこまで英語が上達するのか?」「フィリピン留学が向いている人」「語学学校の選び方」の4点を僕の経験と観点から紹介させていただきました。
フィリピン留学での学校選びに苦戦している方や、語学学校をしたいけど一歩が出ないといった方の後押しができれば幸いです。
フィリピン留学のメリット・デメリットを色々と説明しましたが、フィリピン留学をする価値は十分にあります。フィリピン留学が僕の人生を変えてくれました!
英語学習だけでなく、人生経験を豊富にしたい方には是非挑戦して欲しいなと思います。
質問や感想等ございましたら下のコメント欄、もしくはツイッターまでお願いします。
コメント
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