【フィリピン留学】先生なのに英語が話せない!フィリピン英語の訛りから特徴を徹底分析

こんにちは、Yutaroです。

前回の記事で「フィリピン留学のメリットとデメリット」について徹底的に解説しました。今回の記事では、フィリピン人英語講師の英語力や訛り、特徴について解説していきます!


この記事を書いている僕は22歳の時にフィリピンのセブ島で3ヶ月間のフィリピン留学を経験し、4年後に違うフィリピンの学校で1年半ほど生徒さんをサポートするスタッフとしても働いていました。

英語講師の「採用面接」や「クオリティチェック」も僕が担当してたので、フィリピン人の英語にはかなり詳しいです。

この記事を読むと分かること
  • フィリピン人英語講師の英語力
  • フィリピン英語の訛り
  • フィリピン人から英語を学ぶメリット

これからフィリピン留学やオンライン英会話を検討している人におすすめの内容となっています。

では、一緒に見ていきましょう!

目次

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フィリピンの公共語はタガログ語と英語

まず、フィリピンの公用語について軽く解説していきます。

フィリピンには、公用語が2つあります。1つは「フィリピン語」(タガログ語とも呼ばれる)、もう1つが「英語」になります。

フィリピンでは英語も公用語として話されているから「フィリピン人はみんな英語が話せる」と言われているんですね!

フィリピンの公用語が英語の理由

フィリピンの公用語がフィリピン語と英語の2つある理由ですが、フィリピンには変わった言語や方言が多すぎるからなんです。


フィリピンにはなんと170を超える言語(方言)が存在しますが、フィリピン語とは全く違う特徴を持った言葉もあるので、お互いに意思の疎通をすることは簡単なことではありません

例えば、セブ島留学で人気のフィリピン・セブ島だと「ビサヤ語」(セブアノ語)と「英語」が公用語として話されています。

日本だと関東出身の人でも関西弁が簡単に理解できますが、フィリピンの首都マニラ出身の人はビサヤ語を理解することができないそうなんです。日本でも訛りの強すぎる東北弁や沖縄の言葉は理解が難しいのと似た感覚だと思います。


なので、ほとんどのフィリピン人が「フィリピン語」と「英語」を公用語として話すことができます。セブ島出身のフィリピン人は「ビサヤ語」「フィリピン語」「英語」3つの言葉を話せるということになりますね。

フィリピンは戦後にアメリカに統治されていた期間が長いので、アメリカ英語を話すようになったとも言われていますね。その影響もあり、フィリピンの学校教育では「英語」で授業を受けます

テレビなどのメディアではフィリピン語ではなく英語が使われることが多いので、多くのフィリピン人が英語を流暢に話すことができるんですね。

フィリピン人は英語ネイティブなのか

フィリピンの公用語として「英語」が話されていますが、フィリピン人は英語ネイティブではありません

フィリピン人の母国語は、フィリピン語になります。


なので、フィリピン人は日本人と同じように第2言語として英語を習います

しかし先ほども紹介したように、フィリピンは公用語が英語なので英語を毎日のように使います。なので、ほとんどのフィリピン人が英語を話すことができるんですね。

この記事の後半で詳しく説明しますが、「英語が話せる」と「英語ネイティブ」は別物です。フィリピン人はみんな英語が話せるが、ネイティブのような英語を話せる訳ではないんです。

フィリピン英語人口は世界5位!

Wikipediaによると、フィリピンは、英語を話す人口ランキングで世界5位に位置してます

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_by_English-speaking_population

この数字は、英語が母国語のイギリスやカナダ、オーストラリアよりも上の順位なんです

イギリスやオーストラリアよりも英語を話す人口が多いから、フィリピン留学が人気なんですね。


また、フィリピンは人件費が安いことから、オンライン英会話の英語講師としても大活躍している人が多いです。

オンライン英会話の先生に、フィリピン人が多いのも納得がいきますね。

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フィリピン人の英語力とは?

フィリピン人がみんな英語を話せるということは分かりましたが、なんとフィリピンでは人口に対して英語を話す割合が95%以上となっています!

参考までにですが、日本人で英語が話せる割合は10%以下だそうです。

このことからも、フィリピンは英語を話す割合が非常に多い国だと分かりますね。95%という数字は、下記のPDFを参考にしています。

http://www.mbbsabroadstudy.com/Downloads/Philippines.pdf

先ほども説明しましたが、フィリピンも日本と同様に第2言語として英語を習います。日本人も学校の英語教育でしっかりと英語を勉強しますよね。

なのにどうして95%以上のフィリピン人は英語が話せるのに、日本人は10%以下の割合しか英語が話せないんでしょう。不思議ですよね?

フィリピンでは英語で授業を受ける

「なぜ多くのフィリピン人が英語を話すことができるのか?」についてですが、日本で働くフィリピン人ユーチューバーが分かりやすく解説している動画があります。

フィリピンでは「日常生活の中で英語を話す機会が多いこと」や「95%以上の学校での授業が英語で行われていること」などが、フィリピン人が英語を話せる理由だと挙げています。

英語ネイティブレベルのフィリピン人は少ない

フィリピン人は英語が話せます。

しかし「英語が話せる」ってどれくらいのレベルから、英語が話せると認定されているのか疑問なところではないですか?


日本人ならTOEICやIELTSのスコアで「英語ができる人」と「英語ができない人」で区別することも可能ですが、「英語が話せるレベル」となると曖昧ですよね。

果たして「フィリピン人は英語ネイティブのように流暢な英語を話すことができるのか?」それとも、「英語が少し得意な日本人並みの英語力しかないのか?」気になるところですよね。


YouTubeでこのトピックにぴったりの動画を見つけましたので、時間がありましたらご覧ください。

この動画では「フィリピン人の英語はどれくらい流暢か?」という議論を、フィリピン人がフィリピン人に質問しています。

面白いことに「80%くらいのフィリピン人が英語を話せる」というフィリピン人もいれば、「30%ほどしか英語を話せるフィリピン人はいない」と思っているフィリピン人もいました。「英語ネイティブのような流暢な英語を話せる割合となると25%ほどではないか」という声もありましたね。


また、この動画でインタビューを受けたフィリピン人の英語を聞けば分かりますが、英語ネイティブ並みの流暢な英語を話していたフィリピン人は1人もいなかったですよね。

むしろ、流暢に英語が話せるフィリピン人の方が少なかったのではないでしょうか?


インタビューをしていた女性も英語は上手いですが、ネイティブレベルの流暢さとはかけ離れたものがあります。

しかし、インタビューに答えた全員のフィリピン人がある程度の英語で受け答えができることは凄いことですよね。

フィリピンでは英語とタガログ語が混じった「タグリッシュ」が話される

先ほどの動画の中でも頻繁に登場しましたが、フィリピン人は英語を話す際に母国語であるタガログ語が混じってしまうことがあるそうです。

これをタガログとイングリッシュを合わせて「タグリッシュ」と呼ぶそうです。


インタビューを受けていたフィリピン人のおばさんは「タグリッシュを話すのは禁止で英語のみでインタビューに答える」というルールにもかかわらずタグリッシュ全開でインタビューに答え、途中からはタガログ語のみになってましたね(笑)

僕もフィリピン人と一緒に働いていたので分かりますが、英語で話しているのにいきなりタガログ語が飛び出して意味が分からなくなることは非常に多かったです。

英語で覚えている表現とタガログ語で覚えている表現があるので、英語だけで話すのは難しいそうですね。

TOEICのスコア650点以下のフィリピン人英語講師もいる

僕は過去にセブ島の語学学校で1年半ほど働いていたのですが、小さな学校だったので「英語講師の採用面接」から「英語講師の授業内容のチェック」「生徒さんからのフィードバック」など全てを僕が1人で担当していたんです。

フィリピン留学やオンライン英会話を検討中の方は気になる人も多いと思うので、その学校での英語講師の採用プロセスを紹介しますね。

フィリピン留学の講師採用プロセス
  1. TOEICの模擬テストで750点以上を取る
  2. 英語講師のチームリーダーと面接(フィリピン語で志望動機や経歴の確認)
  3. Yutaroと面接(英語でスピーキング力のテスト)
  4. 結果を語学学校のマネージャーに伝え、マネージャーが採用・不採用を決める。

僕は採用には厳しめだったので、仮にTOEICで高得点が取れてもスピーキングに難があると感じた英語講師は不採用にしていました。

なので、基本的にスピーキング力の高い英語講師が揃っていましたね。


しかし、その学校は忙しいシーズンになると、僕が過去に不採用にした英語講師を採用して学校に送ってくるんです。

その中には、TOEICの模擬テストで650点にも満たなかった人も採用されていてビックリしたことを覚えています。


僕は生徒としても違う学校で英語を学んだことがあるので分かるのですが、僕が働いていた学校の英語講師のレベルは非常に高い方でした。

それでも繫忙期だとどうしても人手が足りず、不採用になった人を採用したそうです。

語学学校のウェブサイトには講師採用のステップがもっと細かくたくさん書いてありますが、ほとんど嘘です。これはあくまで僕の働いていた語学学校の例なので参考程度にしかなりませんが、英語講師の英語力はさまざまということですね。ちなみに、この語学学校の英語講師のレベルはそれでもかなり高い方です。広告をバンバン出しているような有名学校から面接に来た先生もたくさんいたので、どの学校も同じレベルの先生がいると思っていいでしょう。

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フィリピン英語の訛りが気になる

先ほどは、「フィリピン人はみんな英語が話せるけど流暢に話せない人もいる」とフィリピン人の英語力について解説しました。

ここでは、フィリピン英語の訛りやアクセント、アメリカ英語とは違う特徴について解説していきます!

英語に訛りがあるのは当たり前

英語の発音と言えば、アメリカ英語でしょう。

学校の英語教育でもアメリカ英語を習いますし、人気の洋画や海外ドラマの多くがアメリカで作られている為、日本人にとっての正しい英語発音はアメリカ英語なんです。


しかし、英語の発音を学ぶ前に理解しておいて欲しいことが1つあります。

それは、英語は時代の流れや話される国によって形を変えていくということです。


英語を公用語としている国は、アメリカとフィリピンを含めて67カ国もあります。その中で、1つとして同じ英語を話す国は存在しません

アメリカ英語だけでなく、イギリス英語にオーストラリア英語、インド英語…とそれぞれ異なる特徴を持っています。

アメリカ英語を話す人からすれば、イギリス英語は訛っていますし、逆にイギリス英語を話す人からすればアメリカ英語が訛って聞こえますよね。


日本の英語教育はアメリカ英語なので、多くの日本人が思う「正しい英語発音」はアメリカの標準英語になってしまいます。しかし、世界的に見るとアメリカ英語は1つの方言にすぎないんです。

厳密に言えば、アメリカ英語にも訛りはあります。アメリカの中でも色んなアクセントがあり、日本人が思う「正しい英語の発音」は標準的なアメリカ英語でアメリカ人全員が話すわけではありません。

そこを理解しないと「英語は英語ネイティブから学ばないと意味がない」と勘違いしてしまうんですね。

もちろん、明確な目標をもって英語を勉強するのは大切です。しかし、それが原因で勉強法が狭められてしまうのであれば損してますよ。

フィリピン英語の訛りの特徴

日本人が「R」と「L」の発音を使い分けられないように、フィリピン英語にも訛りの特徴があります。

まずは、下の動画を見てみてください。

この動画では、フィリピン人がフィリピン人の特徴的な訛りやアクセントについて説明しています。

簡潔にまとめると、以下の4つがフィリピン英語の特徴となります。

フィリピン英語4つの特徴
  1. フィリピン英語では「F」の発音が「P」に変わる
  2. フィリピン英語では「V」の発音が「B」に変わる
  3. フィリピン英語では「th」の発音が「D」に変わる
  4. フィリピン英語では「he」と「she」が混合することがある

この動画を見た時は思わず笑ってしまいましたが、本当にほとんどのフィリピン人(学校の先生含む)が彼のように喋ります

僕もセブ留学をしていた時、タクシードライバーが数字の「thirty(30)」を「テルティ!テルティ!」と言い続け、全然理解できなった経験があります。


英語を学ぶのであれば、正しい英語の発音を学ぶことはとても重要です。僕も「30(thirty)」を「テルティ」とは覚えたくないです(笑)

でも、安心してください。英語の訛りやアクセントってそんなに簡単にうつるものじゃないんです。

英語の訛りは簡単にはうつらない

たしかに、動画の彼のような訛りやアクセントで英語を話すフィリピン人講師は多いです。

しかし、それが原因で変な訛りがうつるとは到底考えられません


フィリピン留学をするほとんどの方が、2週間~3カ月間の短期留学です。また、オンライン英会話を受講する方も、多くて週に5~10時間ほどの授業時間でしょう。

さらにフィリピン留学を経験する多くの人が、その後にオーストラリアやカナダ、イギリスに長期滞在する傾向があります


僕は合計でフィリピンに2年近く住んだ経験がありますし、今現在オーストラリアに5年ほど住んでいますが、フィリピン訛りもオーストラリア訛りもほとんどないと思っています。

最近になって「オージー訛りがあるね」とたまに言われるようになりましたが、確実にアメリカ英語の発音が基本ですし、もちろん日本語の訛りも残っています。


子供の頃から英語ネイティブの発音を学んでいない限り、日本語の訛りが強く残ります。

これをたった数カ月のフィリピン留学や、週に数時間程度のオンライン英会話を受けたところで、フィリピン英語の訛りはうつりません。


もちろん、アメリカ英語の発音を勉強したいのであれば、アメリカ人から英語を習うに越したことはありません。

しかし、フィリピン留学やオンライン英会話の「格安の授業料」を考慮した場合、ちょっとフィリピン訛りがあるくらいではデメリットとして考えにくいです。

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フィリピン人から英語を学ぶメリット

フィリピン人の英語力が大体分かったところで、こんな疑問を持ったと思います。

「なんで英語が流暢ではないフィリピン人から英語を学ぶの?」


たしかに先ほども説明したように、スラスラと英語が話せない先生や、明らかに間違った文法で話している先生もいました。「これだと間違った英語を覚えてしまうのではないか?」と疑問に思う気持ちも分かります。

しかし、それでも僕はフィリピン留学をする価値は十分にあるし、フィリピン人から英語を学ぶメリットもたくさんあると思っています!

フィリピン人から英語を学ぶ4つのメリット
  • フィリピン人と意思の疎通がしやすい
  • フィリピン人は教え方が上手い
  • フィリピン人はめちゃくちゃフレンドリー
  • 授業料が安い(英語ネイティブにこだわる必要はない)

1つずつ説明していきますね。

英語での意思疎通がしやすい

僕がフィリピン人から英語を学ぶことをおすすめする最大の理由が、フィリピン人と英語を使った意思疎通の容易さです。


フィリピン人は日本人同様に英語を第2言語として勉強します。なので、英語がペラペラな英語講師でも日本人の英語学習者が好んで使うような英語表現を良く使います

さらに、日本人に英語を教える経験が豊富なフィリピン人が多いので、日本人と意思の疎通がしやすいんです。


英語ネイティブの英語講師から学ぶメリットも多いです。しかし、彼らは日本人の英語に慣れていないので、生徒が英語初心者だと英語での意思疎通がかなり難しくなってしまいます。

英語でスムーズに意思疎通ができないと、自分の英語に自信を持つことができません。そうなると、英語を話すことに恐怖心を覚え上達が遅くなってしまいます。


その点、フィリピン人は日本人のアクセントや和製英語にも柔軟に対応して理解してくれます。

自信を持つことが何よりも大切な英会話では、理解してもらえることはとても重要なことなんですね。

フィリピン人は教え方が上手い

英語が流暢に話せるからといって、英語を教えるのが上手とは限りません。

英語ネイティブの先生でも、英語を教える能力がなければ生徒の英語は伸びにくいです。


個人的な意見ですが、英語初心者であれば日本人から英語を学ぶのがベストだと思います。

日本人にしか分からない細かなところは、日本人に教えてもらった方が理解しやすいですよね。


先ほども紹介しましたが、フィリピン人は日本人と似たような英語を話します。さらに、日本人と同じ非英語ネイティブなので「どのようにして英語を習得するか」の心得があるんです。

英語学習の悩みや壁にぶつかった時に、一緒に対処法を見つけることができるんですね。


英語ネイティブの先生で、教え方が上手い人はもちろんいます。しかし、彼らは英語が話せて当然の英語ネイティブなので、非ネイティブが英語学習でぶつかる悩みを共有することができません

フィリピン人の英語講師が選ばれる理由の1つが「格安の留学費」でもあるので、日本人の次に日本人に英語を教えるのが上手なのはフィリピン人となるんですね。

フィリピン人は明るくフレンドリー

聞いたことのある人も多いかと思いますが、フィリピン人はとても明るくてフレンドリーです。

今までたくさんのフィリピン人に出会ってきましたが、ムスッとしたフィリピン人に合ったことはほとんどありません。特に語学学校で働くようなフィリピン人は、笑顔が素晴らしいチャーミングな人ばかりです。


やはり英語を習うのであれば、楽しい環境でない限り長続きはしません!英語上達のカギは「継続」です。

「継続」するためには「楽しい」は必須なんですよね

上の写真は、僕が働いていた語学学校の先生と生徒さんの写真です。

写真を見てもらえれば分かると思いますが、フィリピン人って本当にフレンドリーで初対面でも心を許して授業に入れる生徒さんが多いんです。フィリピン人特有の明るさから授業中にカラオケ大会が始まったり、いきなり踊り出す先生もいて授業中も学校は常に賑やかです(笑)


僕が「初めて英語学習が楽しい!」と思えたのは、紛れもなくフィリピン留学です。

8年以上が経った今でもこうして英語学習を継続できているのは、そんなフィリピン人講師のおかげなんですよね。

授業料が安い(英語ネイティブにこだわる必要はない)

英語学習となると、英語ネイティブから学ぶのがベストだと思っている人も少なくないはずです。

実際に、この記事を読んでいるあなたも「英語ネイティブでないフィリピン人から英語を学ぶメリットはあるのか?」を知るために辿り着いたのではないでしょうか。


もちろん、英語ネイティブの先生から英語を学ぶメリットはたくさんあります。

しかし、英語ネイティブにこだわって英語学習をする必要性もないんですよね


なぜかというと、英語ネイティブではないフィリピン人から英語を学んだからといって変な英語を覚えることはないからです。


フィリピン留学やオンライン英会話を検討している方は、社会人や大人の方が多いと思います。成長と共に感覚で言語を覚えていく子供と違い、大人になってから英語学習を始めた人は文法や英単語といった「基礎英語」は独学で覚えます

フィリピン留学やオンライン英会話で文法を学ぶ人もいますが、主な目的は英会話の向上ですよね。なので、フィリピン英語が影響することはあまりありません。

フィリピン人講師から英語を習うコスパの良さを考慮すれば、多少の訛りや文法の間違いは気にする必要もないでしょう。

フィリピン人の英語講師から英語を学ぶのも効果的です。しかし1年以上に及ぶ長期的な海外留学を計画している人や吸収力の高い子供が英語を学ぶ場合、英語ネイティブの先生から英語を学んだ方がメリットは多くなります。期間が長かったり英語の基礎知識が低い場合に、周りの影響を受けるようになってしまうからです。英語の基礎がない子供だと間違った文法で覚えてしまうこともありますし、フィリピン英語の訛りがうつってしまう可能性も高まってしまいますね。

大人になってから英語学習を始めた方は、フィリピン留学である程度の基礎を付けてからアメリカやオーストラリアで英会話を磨いた方が時間とお金をセーブできるので効率的ですよ。

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まとめ

今回は「フィリピン人英語講師の英語力や発音・訛り」について、実際にフィリピンの語学学校で勉強して、働いていた僕が徹底的に解説しました。

デメリットと取れる部分が多かったかも知れないですが、そういった部分をしっかりと理解して英語を学ぶことはとても大切なんですよね。


言いたい放題言いましたが、フィリピン人から英語を学ぶ価値は十分にあります

僕も英語学習のスタートがセブ島留学で良かったなと心から思っていますし、友達にもフィリピン留学やオンライン英会話を常におすすめしています!


また、「オンライン英会話・オンライン留学」に関する記事もガッツリと解説しているので、そちらもチェックしてみてください!

質問や感想等ございましたら下のコメント欄、もしくはツイッターまでお願いします。

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この記事を書いた人

30代オーストラリアで働くホテルマン。高校3年間英語赤点+100㎏を超える肥満児。22歳の時にフィリピン留学を経験し英語学習を始める。アメリカ横断、ワーホリ、フィリピン勤務、東南アジアバックパッカー等で英語力を磨き、28歳でオーストラリアの大学でホテル経営を学ぶ。ブログでは主に英語学習や海外留学について発信しています!

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