【初心者でも聞き取りやすい】英語学習におすすめ洋楽アーティスト

こんにちは、Yutaroです。


楽しみながら英語学習がモットーな僕は、海外ドラマや洋楽を使って英語の勉強をしてきました。

その中でも洋楽は気軽に英語を日常生活に取り入れることができるので、移動中や暇な時はなるべく聞くようにしています。


しかし、「洋楽の英語が難しすぎて、歌詞が聞き取れない」という人もいるのではないでしょうか。

僕も英語学習を始めた頃は、洋楽の歌詞なんて何も聞き取れませんでした。


なので今回は、英語初心者でも聞き取りやすい英語学習におすすめの洋楽ジャンル+アーティストを紹介していきます!

すでに有名な名曲ばかりかも知れないですが、英語学習目線でピックアップしたので違った目線で楽しめると思います。

目次

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洋楽が英語学習におすすめな理由

洋楽を使った英語学習は、音楽を聞き流すだけでは英語力は上がりません。

しかし、聞き流すだけでも英語を聞く抵抗が少なくなったり、英語の独特なリズムに慣れたりとそれなりの効果があるので初心者にはおすすめの勉強法です。


細かな解説や「洋楽を使った英語学習のメリット+勉強法」は、下記の記事で読めます。

参考にしてみてください!

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英語初心者でも聞き取りやすい洋楽とは?

洋楽が英語学習におすすめなのは知っている人も多いですが、必ずぶち当たる壁があるんです。


歌詞が聞き取れない…」ですね。

最初は洋楽が聞き取れなくてもいいのですが、これも数カ月と聞き取れないままだとモチベーションの低下に繋がってしまいます。


なので、初心者でもリスニングがしやすい洋楽を選ぶことはとても重要なんです!

ここでは、そんな聞き取りやすい洋楽を選ぶコツを紹介していきますね。

スローテンポな曲

英語初心者が洋楽を聞き取れない1番大きな原因が、早い英語のスピードに慣れていないからです。

英語のリスニングができない詳しい解説は下記の記事で読めますが、日本人は日本語と英語のテンポの違いに戸惑ってしまうことが多いんですね。


なので、英語学習用の洋楽を選ぶ際は、アップテンポな曲でなくスローテンポなバラード曲を選ぶようにしてください。


過去に1960年代のヒット曲をまとめた記事を公開しましたが、昔の洋楽はスローテンポな曲ばかりで英語学習におすすめです。

古すぎる曲だと飽きてしまう人もいるはずなので、この記事の後半で数曲だけ僕の好きな60年代の洋楽を紹介しています。60年代の洋楽が好きな人は下記の記事がおすすめです。

メッセージ性が強い曲

続いて洋楽の歌詞が聞き取れない方におすすめなジャンルは、メッセージ性の強い曲です!

洋楽にも色々なジャンルがあります。メッセージ性の強いラブソングから、そこまで深い意味もないセンテンスを叫んでいるラップやパンクロックまでさまざまですね。


音楽の趣味は人それぞれなので、英語学習用の洋楽でも世界的に有名なラッパーのエミネムや50セントを選んでしまう人も多いのではないでしょうか。

しかし、そういったミュージックは歌詞の内容が浅いだけでなく、早口で歌うため聞き取りが余計に難しくなってしまいます

特にラップは語呂合わせのために意味不明なセンテンスになることも多いので、英語初心者にはおすすめできません。


例えば、世界で1番有名なラッパーであるエミネムの名曲”Lose Yourself”ですが、日本でも大ヒットした曲であることから英語学習に使っている人も多いです。

英語でラップできたらカッコイイことに間違いはないので否定はできませんが、歌詞を聞けば英語学習に適してないことは一目瞭然です。


下記は、エミネムの”Lose Yourself”の歌詞の1部とその和訳です。

His palms are sweaty, knees weak, arms are heavy(彼の手のひらは汗でびちょびちょ、ひざはガクガク、腕は重い)
There’s vomit on his sweater already, mom’s spaghetti(スウェットにはゲロ、ママのスパゲッティ)
He’s nervous, but on the surface he looks calm and ready(彼は緊張してるけど、落ち着いているように見える)


意味合いが変わってしまうことも多いので洋楽を和訳するのはあまり好きではないのですが、この歌詞を見て”Lose Yourself”から正しい英語が学べると思いますか?


学べないですよね。

文法もめちゃくちゃですし、日常生活で使わない表現ばかりが歌詞に使われています


これでは、仮に”Lose Yourself”を完璧に歌えるようになったとしても、覚えた英語表現を使う機会が極めて少ないです。英語は使うことで定着していくので、カラオケでモテる以外のメリットはほぼないんですよね。

エミネムで英語学習をするのであれば、歌の中にストーリーがあるテイラー・スウィフトやデュア・リパの方が断然おすすめです。

スラングが少ない曲

洋楽を聞くときに意識して欲しいのが、スラングです。


スラングとは、改まった場で用いられない造語を意味します。ビジネスや公共の場で使われることは基本的にタブーですが、砕けた表現として日常生活では良く使われています。

日本語でも「ヤバい」や「ウケル」、最近では「草」など、時代と共にスラング(若者言葉)が作られ日常の中で使われていますね。


英語学習においての「スラングを覚えた方がいいのか?」については賛否両論ですが、スラングは英語教材から学ぶことはないのでスラングが多い洋楽を選んでしまうと聞き取りが難しいと感じる原因になってしまいます。

また、使い方を間違ってスラングを覚えてしまうと、トラブルに巻き込まれる要因にもなってしまうので注意が必要です。


スラングとは「若者が作り出した最近の言葉」なので、ちょっと古い洋楽がやはり英語学習には最適なんですよね。

先ほど紹介した60年代の洋楽から90年代後半くらいまでの洋楽だと、スラングも少ないのでおすすめです!

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【初心者でも聞き取りやすい】おすすめ洋楽アーティスト

それでは最後に「どんな洋楽が英語学習に適しているのか?」が難しいという方へ、僕のリスニング上達を助けてくれた海外の洋楽アーティストを紹介します!

ここでの選定のポイントは上記で紹介した「曲のテンポ」「歌詞の内容」「スラングの多さ」です。


古い曲やアーティストばかりで洋楽への興味がなくなってしまっても意味がないので、最近のものも多めに選んでいます。また、活躍した年代やヒット曲も解説していくので、自分に合った洋楽が見つかりやすいかと思います。

今回紹介する海外アーティスト一覧はこちらです。

The Beatles(ビートルズ)
Taylor Swift(テイラー・スウィフト)
John Legend(ジョン・レジェンド)
Maroon 5(マルーン5)
Sam Smith(サム・スミス)
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)
Dua Lipa(デュア・リパ)
Adele(アデル)
Shawn Mendes(ショーン・メンデス)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)

The Beatles(ビートルズ)

まず最初に紹介するのは、年代を問わず知らない人はいないイギリスの伝説ロックバンド、The Beatles(ビートルズ)です!


ビートルズは1960年から1970年にかけて活躍したロックバンドの為、最近の若い世代で聞いている人は少ないかも知れないですが、世界で1番偉大なアーティストに選ばれているくらい名曲が多いことで有名です。

ビートルズの曲は、スローテンポなリズムと英語初心者でも理解しやすい英語表現が多く使われている歌詞が英語学習に最適なんですね。


昔、子供の頃にテレビで見たうろ覚えな情報なのですが、「大学のセンター試験前にビートルズの曲を聞くと、英語のリスニングのスコアが上がる」そうなんです。

ビートルズの曲は初心者でも聞き取りやすいので、テスト前に聞くと耳が英語に慣れるのかも知れないですね。


また、ビートルズの曲の特徴の1つとして挙げられるのが、同じ歌詞を何度もリピートすることです。

例えば、ビートルズの名曲の1つである『Love Me Do』ですが、曲中の8割は「Love, love me do. You know I love you. I’ll always be true. So please, love me do. Whoa-oh, love me do」をリピートするだけというものです。


たしかに、英語力がある程度ついてきた方であれば物足りない1曲ですが、英語初心者であれば何度も同じフレーズを聞くことで歌詞を簡単に覚えることができるので個人的におすすめです。

ビートルズおすすめの曲の一覧!
  • Let It Be
  • Hello, Goodbye
  • I Want to Hold Your Hand
  • A Day in the Life
  • Yesterday


上記で挙げた以外にも数え切れない名曲があります。

全ての曲が英語学習に適しているのでYouTubeやSpotifyでチェックしてみてくださいね!

Taylor Swift(テイラー・スウィフト)

続いて紹介するのはTaylor Swift(テイラー・スウィフト)です!

テイラー・スウィフトも日本で大人気のアーティストの1人なので知らない方の方が少ないと思いますが、テイラー・スウィフトの曲は彼女自身の恋愛体験を歌っているのでメッセージ性が強く英語学習に最適なんです


日本でも有名な『We Are Never Getting Back Together』なんかは、別れたりヨリを戻したりを繰り返した彼氏と「もう元には戻らない」決別の気持ちを歌にしているので、共感できる女性も多いでしょう。

テンポは少しだけ早めですが、テイラースウィフトの英語は非常に聞きやすくキレイな発音をするので英語学習に最適なんですね。

英語学習におすすめのテイラー・スウィフトの名曲
  • Love Story
  • You Belong With Me
  • Mean
  • 22
  • We Are Never Getting Back Together

John Legend(ジョン・レジェンド)

続いては、John Legend(ジョン・レジェンド)です!

ジョン・レジェンドは、パワフルな歌声とメッセージ性の強い歌詞が魅力的なアメリカのソウル歌手です。


ジョン・レジェンドの曲は全体的にスローテンポなリズムと力強い歌詞、そして何よりスラングがほとんど使われていないのが英語学習に最適なんです。上記で紹介した要素を全部クリアしてますね。

僕もワーホリ中はジョン・レジェンドを聞きまくって英語のリスニングを鍛えていました。

ジョン・レジェンドのおすすめ5曲
  • Ordinary People
  • Love Me Now
  • All of Me
  • You & I
  • You Deserve It All

Maroon 5(マルーン5)

続いて紹介する初心者でも聞き取りやすい洋楽アーティストは、Maroon 5(マルーン5)です!

マルーン5はアメリカのバンドで、世界で最も売れたバンドの1組としても知られています。メインボーカルであるアダム・レヴィーンの甘い声が魅力的ですね。


ヒット曲を量産しているマルーン5ですが、彼らの曲はテンポの速い曲も多いので、英語学習に使うには上記の『Memories』のようなスローテンポな曲がおすすめです。

英語学習におすすめなマルーン5の名曲
  • Memories
  • Girls Like You
  • Daylight
  • Sugar
  • She Will Be Loved

Sam Smith(サム・スミス)

続いては、Sam Smith(サム・スミス)です。

サム・スミスはイギリスのシンガーソングライターで、失恋や別れなど切なくなる曲が多いのが特徴です。


先ほど紹介したテイラー・スウィフト同様、歌詞にストーリー性があり英語学習におすすめなアーティストの1人ですね。また、スローテンポな曲が多いので、初心者でも聞き取りやすいかと思います。

サム・スミスの名曲一覧
  • I’m Not The Only One
  • Stay With Me
  • Too Good At Goodbyes
  • Lay Me Down
  • Diamonds

僕がワーホリでオーストラリアに居た時は、『I’m Not The Only One』を1万回くらいは聞きましたね。

スローテンポで理解しやすい歌詞、初心者の僕でも聞き取りやすかったです。

Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)

続いては、僕のブログでも何回も紹介している音楽の天才Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)です!

ブルーノ・マーズはアメリカのシンガーソングライターで、最もグラミー賞を多く獲得したアーティスト」としてギネス世界記録を2つも持つほど凄い歌手です。僕が最も好きでよく聞くアーティストでもあります!


ブルーノマーズに関しては、僕が好きすぎて記事を2つも書いてしまいました。詳しくはそちらを参考にしてください。


ブルーノマーズは初心者でも聞き取りやすい曲が多いので、英語学習におすすめです。

しかし、最近の曲はスラングが多かったり、テンポが速い曲が目立つので、英語学習に使うのであれば2015年以前の曲がいいでしょう。


英語学習に最適なブルーノマーズの名曲
  • When I Was Your Man
  • The Lazy Song
  • Just The Way You Are
  • It Will Rain
  • Talking To The Moon

ちなみに僕は、英文法の仮定法をブルーノ・マーズの『When I Was Your Man』から覚えました。

Dua Lipa(デュア・リパ)

続いて紹介する英語学習に最適な洋楽アーティストは、Dua Lipa(デュア・リパ)です!

デュア・リパはイギリス出身のシンガーソングライターで、2022年の洋楽界を引っ張るアーティストの1人です。


デュア・リパもテイラー・スウィフト同様に、実体験を基に恋愛ソングを多くリリースしているのが特徴的ですね。

テイラー・スウィフトと比較してしまうと、英語初心者には少し聞き取りにくい少し早口な英語になります。それでも英語の勉強には最適な歌詞や、何度でも聞けるリズムがおすすめなので是非聞いてみてください!

デュアリパのおすすめな名曲一覧!
  • Don’t Start Now
  • Break My Heart
  • Levitating
  • Love Again
  • New Rules

Adele(アデル)

続いて紹介するアーティストは、Adele(アデル)です!

アデルはイギリス出身の超人気歌手です。日本ではそこまで知られていないですが、海外では神のような存在で多くのアーティストから慕われています。最近では、40㎏を超えるダイエットに成功したことも話題になりましたね。


アデルはスローテンポな曲が多く、キレイなロンドンのアクセントが英語学習に最適です!

おすすめなアデルの洋楽
  • Someone Like You
  • Hello
  • When We Were Young
  • Easy On Me
  • All I Ask

ビックリするほどの名曲ばかりです。

全部、英語学習に最適なので何回でも聞いてください!

Shawn Mendes(ショーン・メンデス)

続いては、Shawn Mendes(ショーン・メンデス)です。

ショーン・メンデスは、カナダ出身のシンガーソングライターです。彼は子供の頃からYouTubeなどに歌の動画を挙げて人気になるくらい、音楽の才能に溢れた歌手の1人です。


時間があったら彼のインタビュー動画を見て欲しいのですが、びっくりするくらい聞きやすいキレイな英語を話すんですよね。

また、ショーン・メンデスは真面目で好青年なイメージが強いので、スラングなどをほとんど使わないんです。


それが彼の歌にも出ているので、英語初心者にはめちゃくちゃおすすめのアーティストです。

英語学習におすすめなショーン・メンデスの曲!
  • Stitches
  • In My Blood
  • There’s Nothing Holdin’ Me Back
  • Mercy
  • Treat You Better

英語学習という面では、今回紹介しているアーティストの中で1番おすすめです。

とにかく英語が聞きやすくて日常生活で使える表現も豊富なので、是非ショーン・メンデスを聞いてみてください!

Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)

最後に紹介するアーティストはJustin Bieber(ジャスティン・ビーバー)です!

ジャスティン・ビーバーを知らない人は流石にいないですよね。カナダ出身のシンガーソングライターです。


ジャスティン・ビーバーの曲は英語学習にふさわしくない曲もいくつかありますが、ヒット曲も非常に多くやはりこのリストから外すことができませんでした。

特に『Love Yourself』や『What Do You Mean?』は聞き取りやすい英語で歌っているのでおすすめです。


英語学習に最適なジャスティン・ビーバーのヒット曲!
  • Love Yourself
  • What Do you Mean?
  • Stay
  • 10,000 Hours
  • Holy

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【まとめ】何回でも聞ける洋楽がベスト

今回は「初心者でも聞き取りやすい洋楽アーティスト」を紹介しました。

好きな洋楽やアーティストは見つかったでしょうか?


今回の記事ではビートルズのみが「2000年以前に活躍した洋楽アーティスト」として紹介しましたが、英語学習に洋楽を使うのであれば60年や70年代のクラシックな洋楽を僕は断然おすすめします。

若い世代の方だと古い曲は聞きにくいという方も多いと思い、今回は2000年以降に活躍した歌手がメインのセレクションになりました。


洋楽を使って英語学習をする際に1番大切なことは、何度でも同じ曲を聞くことです。

何度でも繰り返し聴ける洋楽に巡り会えたら、それがあなたにとってベストな洋楽です。今回の曲を何度も聞いてみて、自分に合った洋楽を見つけてください!


質問や感想等ございましたら下のコメント欄、もしくはツイッターまでお願いします。

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この記事を書いた人

30代オーストラリアで働くホテルマン。高校3年間英語赤点+100㎏を超える肥満児。22歳の時にフィリピン留学を経験し英語学習を始める。アメリカ横断、ワーホリ、フィリピン勤務、東南アジアバックパッカー等で英語力を磨き、28歳でオーストラリアの大学でホテル経営を学ぶ。ブログでは主に英語学習や海外留学について発信しています!

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