英語は3ヶ月で話せるようになる!初心者におすすめの勉強法やコツを徹底解説

こんにちは、Yutaroです。


英語をマスターするためには、長期間かけて英語学習を継続していく必要があります。

英語を習得する為にかかる時間は、3,000時間とも言われているくらいです。簡単なことではありません。


しかし、これはあくまでも「海外で英語をバリバリ使いながら働く英語上級者レベル」になる為に必要な時間であって、「英会話ができる」くらいであれば努力次第で3カ月でなれます

この記事では、たったの3ヶ月で英語がスラスラ話せるようになる勉強法やコツ・英語の習得方法を解説していきます。

目次

(スポンサーリンク)

日本人の多くはすでに英語を話せる力は持っている

日本の英語教育では、中学と高校で少なくても6年間は英語を勉強します。

それを勉強時間に換算すると、なんと1,500時間にもなるんです。


1,500時間ですよ!?

英語習得にかかる時間と言われている3,000時間の半分を学生のうちにカバーしているんです。


僕みたいに、学生時代に勉強をしなかった人は例外になります。しかし、高校入試や大学入試の為に必死に英語を勉強してきた人は、学生のうちに3,000時間以上をすでに英語学習に費やしているかもしれないですよね。

そう考えると、もうすでに英語を話す力は十分にあるということなんです。

学校で習う英語と英会話は別物だから話せない

上記で「多くの日本人はすでに英語を話す力が十分にある」と言いましたが、実際に英語をスラスラと話せる人はほとんどいません。

その理由は、学校で習う英語と英会話は全くの別物だからなんです。


日本の英語教育では、「高校や大学のテストで高得点を取るため」に英語を勉強します。

だから、TOEICや英検で高得点が取れるのに、英語が話せない日本人が多いんですね。


「英語の知識は十分にあるけど、話し方が分からない」
「英語は読めるけど、早い英語は聞き取れない」

これらは、ただ単に英会話の練習をしてないからできないだけなんです。

下記で詳しく「3ヶ月で英語がペラペラになる方法」を紹介しますが、英語テストが得意なのに話せない人はただ英会話に慣れていないだけで、英語を話す練習をすれば誰でも英語がペラペラになれるんですね。

失敗を恐れて英語が話せない

日本のテストに特化した英語教育の影響もあり、多くの日本人が100点を取るために完璧な英語を求めがちになります。

その結果、無意識のうちに英会話でも100点を求めてしまっているんですね。


「この英文で合っているのかな?」
「この英単語だと意味が少し変わっちゃうかも?」
「間違えた英語を話すくらいなら黙っていようかな」

英会話はただのコミュニケーションにも関わらず、文法の間違いなどを恐れ英語が話せなくなってしまうんです。


頭の中ではほぼ完璧な英文が出来上がっているんですけどね。完璧じゃないから失敗を恐れ、それを伝えることができないんです。

日本人はそういうところを気にしすぎな為、英語がスラスラ話せないんですね。

(スポンサーリンク)

3ヶ月で英語が話せるようになる勉強法

上記でも触れましたが、多くの日本人は英語ができます。英文法の知識も豊富ですし、覚えている英単語の量は世界的に見ても高い方だと思います。

しかし、英語を流暢に話すことはできません


一口に「英語学習」と言っても幅広く、「ビジネス英語」「TOEIC」「日常英会話」などでやることが変わってきます。

テストが得意な日本人は単語帳を使ってより多くの英単語を覚えることで、TOEICや英検で高得点が取れます。しかし、TOEICで高得点が取れても、駅前で流暢に英語で道案内ができるわけではありません


逆に、ワーホリや語学留学などで海外に長く住んでいる人は、英語の勉強を一切しなくてもある程度のコミュニケーションを英語で取ることができます。

英語で道案内くらいであれば簡単にできるでしょう。しかし、TOEICで高得点が取れるわけではないですよね。


なのでここでは、「3ヶ月で英語がある程度話せるようになる勉強法やコツ」を紹介していきたいと思います!

日常英会話でよく使う英語フレーズを100個覚える

まず英語初心者が3ヶ月で英会話を上達させるためにやるべきことは、日常英会話でよく使う英語フレーズを最低でも100個は覚えることです。


英語をスラスラと話せるようになりたいのであれば、もちろん英会話の勉強をしなければいけません。

しかし、3カ月ほどでは英語を完璧に習得することは難しくその場の状況に応じて英語がスラスラと話せるレベルに到達するのはほぼ不可能です。


なので英語初心者の場合、日常英会話フレーズをとにかく覚えるようにしてください。

英語中級者の方も、普段から英語で言えないことをメモしておいて覚えるようにすると効率良くスピーキング力がアップします。

英語ネイティブも同じ英語表現を使いまわしている

僕が100個の英会話フレーズを覚えることをおすすめする最大の理由が、英語ネイティブも同じ英語表現を使いまわして生活しているからです。


会話とはコミュニケーションの一環です。

なので、スムーズなコミュニケーションを取るためには、お互いに理解しやすい表現を自然と使うようになります。そうなると、複雑なフレーズを毎回作るよりも、使い慣れた表現を使いまわすことが多くなるんですね。


なので、「How are you?(最近どう?)」と聞かれたら「I’m good, thank you. And you?(俺は元気だよ。そっちは?)」とスムーズな返しができるように英語フレーズをたくさん覚えておきましょう。


100個くらい英語フレーズを覚えておけば、日常英会話くらいであればスムーズなコミュニケーションが取れるようになります

「100個覚えたら、次は150個」と使える表現を増やしていけば、英会話もどんどんラクになっていきますよ。


また、100個の英語フレーズを使いまわせるようになると、1個の英語フレーズから無限に英語フレーズを作れるようになるので、会話の幅も一気に広がるようになります!

例えば、「I like to watch movies(映画を見るのが好きです)」という英語フレーズを覚えたとしたら、「I like to ~」以降の文を変えることで無限に自分の好きなことを言うことができますね。

「I like to go fishing(釣りに行くのが好きです)」
「I like to eat sushi(寿司を食べるのが好きです)」
「I like to work with you(あなたと働くのが好きです)」


英会話とはこれの繰り返しなので、最初は英語フレーズをどんどん覚えていきましょう!

覚えた英語フレーズが使いこなせるようになるまで使いまくる

簡単な英語表現であれば、「暗記さえしてしまえば簡単に使いこなせる」と思っている人も多いかもしれません。


しかし、その「簡単な英語フレーズなら使いこなせるはず」という思い込みが、英語がスムーズに話せない大きな原因なんです。

仮に簡単な英語表現でも、それを「覚えている」と「使いこなせる」では、近いようで天と地ほどの差があるんですよ。


100個の英語フレーズを覚えていても、それらを使いこなせなければ意味がありません。

英語フレーズを覚えながら、それらを使いこなす練習もしていきましょう!

「独り言英会話」で英語フレーズを身につける

1番簡単でお金がかからないのが、「独り言英会話」です。

独り言英会話とは、その名の通り「独り言で英会話をすること」です。詳しいやり方やコツは下記の記事で詳しく解説しているので、そちらを参考にしてみてください。


簡単に説明しますが、やり方は非常に簡単です!

英語フレーズを1個でも覚えたら、それがスムーズに使いこなせるようになるまで英語で独り言をぶつぶつと呟くだけです。


例えば、「I don’t know what to do(何をするか分かんないよ)」という英語フレーズを覚えたとします。

そうしたら、日常の生活の中で何をすればいいか分からない状況で、”I don’t know what to do”と言うだけでいいんです。


朝起きたらまず、「I don’t know what to do today(今日は何をすればいいか分かんないよ)」、ランチの時は「I don’t know what to eat for lunch(ランチは何にすればいいか分かんないよ)」、夜なったら「I don’t know what movies to watch tonight(今夜は何の映画を見るか分かんない)」と独り言をつぶやきましょう。

上記のように状況に応じて内容を変えていくと、1つの英語フレーズから使いまわせる表現が無限に増えていくのでおすすめです。


独り言英会話で毎日のように同じ英語フレーズを使うことで、ただの「覚えている英語フレーズ」から「使いこなせる英語フレーズ」に変わっていきます。

そうなると、実際に英語を話す機会があっても、独り言英会話で使い慣れているので自然と使いこなせちゃうんですね。

オンライン英会話で英語フレーズを身につける

覚えた英語フレーズを使いこなすためには、実際に英語で会話をすることが1番効果的です。

日本に住んでいると英語を話す機会も少ないので、そんな方には「オンライン英会話」がおすすめです。「オンライン英会話を利用するメリットやデメリット」は下記の記事でも詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。


オンライン英会話を利用する際は、以下のポイントを意識すると効果的です。

  • 覚えた英語フレーズを必ず使う
  • 使い方が間違っていたら指摘してもらう 
  • 自然に使えるようになるまで使い続ける


オンライン英会話でアウトプットの機会を増やしながら、使いこなせる英語フレーズを増やしていきましょう! また、レッスン前にこれらのポイントを英語講師に伝えておくことも大切ですよ。

オンライン英会話は、DMM 英会話が総合的に見ておすすめです!

瞬間英作文で英文を即座に作る練習をする

上記で紹介したように英語フレーズをたくさん覚えることで、色んな場面で英会話ができるようになります。

しかし、この勉強法だけだと丸暗記で英語フレーズを覚えてしまっているため、言いたいことがあっても柔軟な対応ができなくなってしまうんです。


なので、英語フレーズを覚えていくのと同時に「瞬間英作文トレーニング」をすることも、英語初心者の方にはおすすめの勉強法です。

瞬間英作文トレーニングの説明はする必要はないと思いますが、日本語を即座に英語に変換するトレーニングを行うことで、言いたいことを英語で言えるようになります


瞬間英作文は、特に英語初心者のうちは有効なスキルになるのでやっといて損はないです。

日常英会話で使える英語フレーズを覚えるなら、下記の本がおすすめです!

この本に関しては、説明はいらないですね。

英語初心者の方は、必ず持ってた方がいい1冊です。僕もワーホリでオーストラリアに持って行きました。

難しすぎる勉強はしない

3カ月という短い期間でスピーキング力を上げるためには、全精力をスピーキングに注ぐ必要があります

「英文法の参考書」や「TOEICの勉強」など、英会話やスピーキング力アップに関係のないような英語学習は避けるようにしてください。


たしかに正確な英文法の知識を付けることも、TOEICで出てくるような難しい英単語を覚えることもスピーキング力アップに繋がります。なので、長い目でみれば、もちろんこういった勉強も大切です。

しかしそれはあくまでも、それらを使いこなせるようになって初めて「スピーキング力がついた」と言えるんです。上記でも説明したように「使いこなせない英語」は英会話で全く役に立ちません

「使いこなせる英語」を増やすことだけに今は全力を尽くしてください。


また、そういった難しい参考書を使って英文を覚えたり、英単語を覚えることで「英語ってやっぱり難しい!」と、英語に対する苦手意識を持ってしまう可能性もあります。

英語学習は続けないと一生話せるようにならないので、ここは結構大切なポイントですね。


英語が話せるようになるには、それなりのステップが存在します。無理に多くの知識を詰め込んでも使いこなせないように、小さなことからコツコツと進めていくことで確実に英会話を習得することができます。

また、それなりの英語力がついてくると、難しい英語表現も自然と覚えるようになっていくんですよね。

そのレベルに達するまでは、自分に合ったレベルの英語を確実にモノにする英語学習をしていきましょう!

リスニングは3カ月では伸びないものだと諦める

英会話の上達となると、話す力である「スピーキング」と聞く力である「リスニング」の両方をバランスよく鍛える必要があります。

なので、スピーキングだけでなく、リスニングの練習もしなければなりません。


スピーキングに関しては、上記でも説明したように短期間(3カ月)である程度話せるようになります。

しかし、リスニングに関しては、3カ月ほどで英語ネイティブの早い英語を聞き取れるようにはなりません

これに関しては、潔く諦めてください。


「潔く諦めてください」と言いましたが、もちろん英語のリスニングを諦めろと言っている訳ではありませんよ。

「3ヶ月で英語ネイティブの英語を聞き取れるようになることを諦めてください」と言っているんです。


スピーキングに関しては英文を作る能力が問われるので、多くの英単語を知っていたり文法の知識さえあれば簡単にカバーすることができます。

しかし、リスニングに関しては、英語の知識があるだけでは聞き取りができません。


なぜなら、英語ネイティブの英語は、日本人のカタカナ英語とは別物だからです。

「聞いたことのない言葉を聞き取れ」って言われても無理ですよね?


カタカナ英語しか知らない日本人に「英語ネイティブの英語を聞き取れ」って言うのは、勉強すらしたことのない「ロシア語を聞き取れ」って言っているのと同じなんです。

英語のリスニングに関しては「めちゃくちゃ時間がかかるもの」として、長期的に勉強していく必要があるんですね。なので、リスニングの勉強をする必要性はもちろんありますが、短期間での成長は諦めてください。


さらに詳しい「英語が聞き取れない理由」に関しての記事は下記のリンクから読めます!


この記事では「L」と「R」の聞き分けに関して解説しているので、参考にしてみてください。

(スポンサーリンク)

しっかりとスケジュールを立てて効率的に勉強しよう

上記では、3ヶ月で英語をスラスラ話せるようになる勉強法やコツを紹介しました。

これらを本気になって毎日取り組めば、3カ月ほどで見違えるほどの英会話力をゲットすることができます!


しかし、学習方法を知っていてもスケジュールをしっかり立てて勉強しないと、非効率的な英語学習になってしまう可能性もあるので注意が必要です。

3ヶ月後に海外の大学に入学する予定があるのであれば、3か月後までに覚えるべき英語表現のリストを作っておきましょう。

それを逆算して、「1カ月にどれだけやるべきか」「1週間にどれだけやるべきか」「1日にどれだけやるべきか」をしっかりと把握しておくことも大切ですね。

目的に合わせて勉強量を調節することも大切

あくまでも自分の意見ですが、英語学習は質よりも量です。

なので、やればやった分だけできるようになるのが英語学習です。


しかしだからこそ、頑張りすぎて英語が嫌いにならない絶妙なポイントを見つける必要があるんです

仮にこの3か月間に死に物狂いで英語を勉強して、ある程度の英会話力をつけたとしましょう。「3ヶ月で英語が話せるようになる」が目的であれば、見事にゴール達成です!

しかし、それで燃え尽きてしまって英語学習をストップしてしまったら、それ以上は成長しません。むしろ、英語学習をしない分、スピーキング力は落ちていく一方です。


逆に1日の勉強量は少なくても毎日楽しいと思いながら英語学習を進めることができれば、3カ月が過ぎても英語学習を継続していくことができます。

それを6カ月、1年、3年と続けていけば、前者とは比べ物にならないほどの英語力を身につけることができます。

自分のことをしっかりと考慮した上で、英語学習のスケジュールを組むようにしていきましょう。

英語学習は復習してやっと身につく

英語学習は復習が全てです。

せっかく覚えた英語表現も使わなければ忘れてしまうので、「どのタイミングで復習をするか」も3ヶ月で英語が話せるようになるかどうかのカギを握っているんですね。


上記で紹介した勉強法で「英語フレーズが使いこなせるようになるまで使いまくる」と言いましたが、人間の脳は使わないものはどんどん忘れていくようにできているので、仮に使いこなせるようになった英語フレーズでも復習しないと忘れてしまいます。

かの有名な「エビングハウスの忘却曲線」では、人が何かを学んだ際に以下のように覚えたことを忘れていきます。

20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
9時間後には64%忘れる
1日後には67%忘れる
2日後には72%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れる


なので、効率良く英語学習を進めていくとすると、「24時間以内に1度覚えた内容を復習する」「1週間後に同じことを復習する」「1か月後に同じことをまた復習する」ことで効率良く英語フレーズを定着させることができます。

もちろん、可能であれば毎日でも復習することで、確実に自分のモノにすることができます。


オンライン英会話などを利用する場合は、使える機会があれば覚えた英語表現をどんどん使っていくようにしましょう!

(スポンサーリンク)

まとめ

今回の記事では、「短期間(3カ月)で英会話をモノにする勉強法」を紹介しました。


簡単にまとめると、下記のようになります。

  • 日常英会話で使える英語フレーズを覚えまくる
  • 覚えた英語フレーズが使いこなせるようになるまでアウトプットする
  • 瞬間英作文の練習
  • リスニングに関しては諦める
  • とりあえず復習が大切
  • 頑張りすぎない程度に努力する


6か月で英語ペラペラになりたい方は、単純に3カ月でやることを違う内容で繰り返してください。

「もっと上の英語力を目指したい」という方は、より上級者におすすめの英語学習法などをこのUnagiブログで紹介しているので、そちらを読んでみてください!


英語学習は長期戦ですが、ある程度の英会話くらいなら3ヶ月でできるようになります。英会話を伸ばすには英会話を伸ばす勉強法や練習が必要になってくるだけで、誰でもやれば英語が話せるようになるんですね。

今まで英会話の上達を実感できなかった方は、「使いこなす英語」を意識して英語学習に取り組んでみてください。


質問や感想等ございましたら下のコメント欄、もしくはツイッターまでお願いします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30代オーストラリアで働くホテルマン。高校3年間英語赤点+100㎏を超える肥満児。22歳の時にフィリピン留学を経験し英語学習を始める。アメリカ横断、ワーホリ、フィリピン勤務、東南アジアバックパッカー等で英語力を磨き、28歳でオーストラリアの大学でホテル経営を学ぶ。ブログでは主に英語学習や海外留学について発信しています!

コメント

コメントする

目次