こんにちは、Yutaroです。
今回は、オーストラリアの高級リゾート「ヘイマン島」でのインターンシップ中に経験した、ちょっとカオスな話をシェアします。
「海外のホテルで働いてみたい」「リゾートバイトに興味がある」という人には、リアルな体験談として楽しんでもらえると思います。
結論から言うと、「知らない間にゲイの彼氏にされていた」という衝撃の展開になりました…。
「1年間ぶっ通しで島暮らし!?ヘイマン島でのインターン生活がスタート!」
僕が通っていたオーストラリアのホテル学校には、1年間のインターンシップ制度がありました。
本来なら6か月×2回に分けて行うはずだったのですが… コロナの影響でまさかの1年ぶっ通しコースに!
なぜヘイマン島?実は第一希望じゃなかった…
僕の行き先はヘイマン島。
でも、実は最初からここを希望していたわけじゃなく、本命はハミルトン島でした。
というのも、ワーホリ時代にハミルトン島で1年間働いた経験があり、「もう一度あの島で働きたい!」と思っていたんですよね。
ところが、希望の職種の募集がなく、「まぁ、隣の島なら似たようなもんだろ」という軽い気持ちでヘイマン島のオファーを受けることに。
フロント希望だったのに、まさかのハウスキーピング!?
僕はフロント業務を希望していたのですが、ホテル側から言われたのは…
「まずはハウスキーピングからね!」
えっ、まじ?
でも、「すぐにフロントに移れるから!」 という言葉を信じ、ひとまずOKすることに。
久々の島暮らしにテンション爆上げ!
ヘイマン島に到着した僕は、久しぶりの島暮らしにテンションMAX!
着いて早々、目につく人全員に話しかけ、1週間も経たないうちに島のほぼ全員と友達に。
仕事が終われば、みんなでスタッフバーに集合!
新しい友達がどんどん増えて、まさに「これぞ南国リゾートライフ!」って感じでした。
…が、この時はまだ「まさかゲイの彼氏にされる」なんて、夢にも思っていませんでした…。
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「島生活2日目、まさかの一目惚れ告白!?急展開すぎる…!」
ヘイマン島に到着して2日目。
まだ右も左もわからない状態で、のんびり島生活に慣れていこうと思っていた矢先…
「ねぇ、実は…一目惚れしたんだよね」
…は?
目の前には、チベット出身の女の子。
えっ、ちょっと待って? まだ名前すらちゃんと覚えてないんだけど!?
まさかのスピード告白に戸惑いMAX
正直、ほとんど話したこともないし、
「え?急にそんな展開アリ??」と頭がついていかない状態。
とはいえ、いきなり「ごめん!」と断るのもなんだか悪い気がして、
とりあえず普通に接することに。
しかし、彼女のアプローチはそれで終わらなかった…。
猛烈アタックがスタート!
・食事に誘われる
・「ジム行こう!」と誘われる
・とにかく一緒にいようとする
その勢いがすごくて、気づけば1週間も経たないうちに…
「Yutaroとチベットの子、もうカップルじゃね?」
…と、島の住民たちに噂される始末。
僕、そんなつもりないんですけど!?
いや、僕はまだ島に着いたばかりで、
恋愛モードに入る気なんてゼロだったんですよね。
だから、少しずつ距離を置くことにしたのですが…
ここから事態はさらにややこしい方向へ…!?
周囲の視線はどんどん強くなり、島という閉鎖空間での“噂”は想像以上に広がるのが早い…。
この状況、どう切り抜けるべきなのか?
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「キーパーソン登場!島のエネルギーを操る“おっさん”ネイビー」
そんなドタバタな状況の中、突如として現れた島のキーパーソン。
彼の名は ネイビー。
キリバス出身、見た目は30代、でも“圧倒的おっさん感”を持つ男。
島のボス感ハンパないネイビー
ネイビーは僕より5歳年上。
でも、年齢以上に漂う 「オレは島の長老だ」 的な雰囲気。
・フィジー、サモア、パプアニューギニアなど島国出身の労働者たちの中でもひときわ目立つ存在
・実質、島の「おじさん枠」代表
・でも不思議と人が集まってくるカリスマ性
とにかく、「コイツと仲良くなれば、この島でうまくやっていける」という絶対的安心感があったんです。
島人ネットワークに一気に参入!
ネイビーはすでに例のチベットの子とも仲良しで、
その流れで僕も彼と絡むように。
すると、そこから一気に 島のコアなコミュニティに招待される展開に!
・BBQ、釣り、島の裏スポット巡り
・島民限定のローカルイベント
・謎の夜会(←これは後々ヤバいことに…)
こうして、僕は“島のリアルな生活”にどんどん溶け込んでいったんです。
チベットの子との距離もじわじわ…
ネイビーたちと遊ぶ機会が増えると同時に、
チベットの子との距離も自然と遠ざかる流れに。
最初は一緒に過ごすことが多かったのに、
ネイビーとつるむ時間が増えるにつれ、微妙な空気が…。
お互いに気まずさを感じ始めたのか、
気づけば前のように積極的に絡まれることも減っていました。
島で生き抜くためには…!?
この島、「部外者が簡単に溶け込める場所じゃない」というのがリアルな話。
本気で馴染むには、「島の主要人物と仲良くなる」ことが絶対条件。
だからこそ、ネイビーとの関係は、
僕にとって島でのサバイバル術そのものだったんです。
でも…この時点ではまだ知らなかった。
このネイビーとの距離が縮まることで、
僕の人生最大の“誤解”が生まれることになるなんて…。
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「ネイビー、もしかして“そういう人”だった説」
ネイビーとは、毎日一緒に行動する仲に。
・昼は釣りやBBQ
・夜はバーで飲み歩き
・気づけば 「Yutaroとネイビーはセット」 扱い
まるで“相棒”のような関係になっていたんですが、
ある日ふと 「ん?」 と思ったんです。
ネイビー、もしかして…?
最初はまったく気づかなかったんですが、
一緒に過ごすうちに 違和感 がじわじわ湧いてきたんです。
「ネイビー、もしかして……ゲイなんじゃないか?」
彼は見た目、
無骨な山男系のおっさん。
でも、フィリピンやオーストラリアで暮らしてきた経験上、
“あの雰囲気”は隠しても分かる。
そして、どう考えても怪しいポイントがいくつかあったんです。
ネイビーが“それっぽい”理由
✅ 「俺にはキリバスに彼女がいる」 → でも、誰も写真すら見たことがない
✅ 俺への態度だけ異様に優しい → 他の男には雑
✅ 周りの島人たちの微妙な空気 → 何も言わないけど「察してね?」感
しかし、ネイビー本人はカミングアウトするわけでもなく、
「俺は普通にノンケだよ?」みたいな顔 で振る舞っている。
……けど、いや、正直 バレバレ です。
まぁ、別に問題ないけど…
だからといって、
僕がネイビーを避ける理由も特になかったんですよね。
・単に 「俺にだけ特別優しいおっさん」 くらいの認識
・島人コミュニティに入れてもらえた恩もある
・そもそも、いいヤツだし
だから、僕は今まで通り、
普通に友達として接していたんですが……
この時はまだ、まさかあんな展開になるなんて、
まったく予想していませんでした。
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「衝撃の展開!僕、ネイビーの彼氏にされる」
ある日、チベットの子と距離を置いていた僕ですが、
彼女から 「今どこにいるの?」 とメッセージを受け取りました。
正直に 「ネイビーの部屋で映画見てる」 と返信。
すると、すぐに返ってきたのが…
「ネイビーの部屋まで行ったけど、ネイビーにYutaroはいないって言われて追い返された」
……えっ??
僕、今まさにここにいるのに!?
この時点で 「なんかおかしいな?」 とは思ったものの、
ヘイマン島の生活が楽しすぎて、深く考えなかったんですよね。
でも今思えば、明らかに僕に好意を寄せていた 彼女に対して、
ネイビーは 完全に悪意を持っていた んです。
それからというもの彼女は、
ネイビー主催のコミュニティの集まりに呼ばれなくなりました。
「Yutaroは俺の彼氏」説、爆誕
そんなある日、 妙なウワサ を耳にしました。
「Yutaroはネイビーの彼氏らしいよ」
……いやいや、さすがに冗談でしょ?
と思っていたら、
どうやら ガチで広まっているらしい。
事件発生:スタッフバーでの出来事
ある夜、スタッフバーで、
キリバス出身の女の子と楽しくダンスをしていた時のこと。
ふと見ると、
ネイビーがその子に 耳打ち していました。
すると彼女は、突然どこかへ立ち去ってしまったんです。
後で戻ってきた彼女が、僕に向かって ひと言。
「さっきネイビーに、Yutaroは俺の彼氏だから手を出すなって言われた」
……えっ!?
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島の闇BBQ事件
ネイビーは 周りから固めるタイプ なのか、
「Yutaroは俺の彼氏」と言いふらしたせいで、
僕の知らないところで 謎の噂 が広がっていました。
この辺りから、僕は ネイビーと距離を置くようになりました。
そんなある日、いつも遊んでいた島人コミュニティの仲間たちに、
「Yutaro、今日の夜BBQやるからおいで!」と誘われたんです。
BBQと聞けば行くしかない!と思い、
ワクワクしながら会場に向かうと…
なんか雰囲気がおかしい。
みんな やたら優しいし、めっちゃ気を使ってくる。
「Yutaro、これ食べなよ!」
「Yutaro、ビール取ってきたよ!」
「Yutaro、大丈夫?疲れてない?」
いやいや、いつもなら 雑に扱われる僕が、今日はVIP待遇!?
そして極めつけは、
キリバス出身の陽気なおじさんが肩を組みながら、ニヤニヤしつつ、こう言った。
「Yutaro、お前はネイビーのものなんだろ?俺たちは認めるよ!」
……えっ!?!?!?!?
「いやいや、違う!!!」 と全力で否定するも、
彼らは 「わかってる、恥ずかしがらなくていい!」 とむしろ励ましてくる。
完全に「ネイビーの彼氏」と認定されたまま、
この 地獄の勘違いBBQ は終わりました。
この時点で 「この島もうヤバい…早く出ないと…!」 と思ったのは言うまでもありません。
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最終的に、大号泣&大暴れ…
僕は最終的に ホテルの人事と揉め、たった4か月でヘイマン島を出ることに。
でも、ネイビーには 最後まで何も伝えませんでした。
そして出発の 1週間前。
さすがに黙ったまま去るのもどうかと思い、
ついにネイビーに 「実は島を出ることになった」 と伝えたところ、
ネイビーは 驚きつつも、しばらく黙り込み…
「なら、最後にYutaroのフェアウェルパーティーを開かせてくれ」
と言い出しました。
「まあ、そこまでしてくれるなら…」 と僕も了承し、
出発の 前日、ネイビー主催のフェアウェルパーティーが開催されることに。
当日は 島人コミュニティの仲間たちが大勢集まってくれて、
僕としては 感謝しかない、最高の送別会。
……の はずだった。
問題は ネイビーが悪酔いしたこと。
最初は 「お前がいなくなるのは寂しいな…」 くらいだったのが、
酒が進むにつれ、 目に見えて感情が爆発。
ついには 号泣&大暴れ。
「なんでだ!?」
「Yutaroを島から出すわけにはいかない!!」
もう手がつけられない状態に。
「やばい、これは収拾つかない…!」 と思っていたら、
ついに 『モアナ』に出てきそうな大柄の警備員までが出動。
ネイビーの腕をガシッと掴み、
「もう十分だ、帰るぞ」 と言い放つと、
ネイビーは 「俺は帰らねえええ!!!」 とさらに大暴れ。
……僕の フェアウェルパーティー、完全にカオスな展開に。
いや、もうやめて…。
そんな 波乱の夜を経て、僕は静かに島を去りました。
いや、まさか最後に こんな壮絶な見送り になるとは…。
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ヘイマン島、波乱万丈すぎた話
久しぶりのアイランドライフに浮かれ、毎日BBQにパーティー三昧。
気づけばネイビーと「セット扱い」されるほど仲良くなり、島のコミュニティにもすんなり入れてもらえた。
そんな最高の環境の中で、まさかの 「Yutaroは俺の彼氏」説が爆誕。
さらに、ネイビー本人からの告白未遂(?)に、密かに邪魔される恋愛事情…。
今思えば、「ネイビー怪しいな?」と気づいた瞬間に少し距離を置いておくべきだったけど、
楽しすぎて完全にスルーしていたのが運の尽き。
最終的には 「俺はお前を島から出させない!」と号泣&大暴れで、警備員まで登場する大騒動。
まるで南の島の昼ドラか!?と思うほどの波乱の展開で、僕のヘイマン島ライフは幕を閉じたのでした…。
こうして振り返ると、「いや、最初からヤバかったじゃん!」って感じなんですが、当時の僕は 「島人コミュニティに受け入れられた!」 って喜んでたんですよね(笑)。
まぁ、アイランドライフって “波乱”もセット なのかもしれません。
ちなみに、この体験談ではネイビーにフォーカスしてますが、ここで話した以外にも 大概面白いこと起きてました(笑)。
ヘイマン島、エピソードの宝庫すぎる…。また、機会があれば話したいです。
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