【ワーホリ体験談】ゲイの台湾人に泣きながら愛の告白をされた話

こんにちは、Yutaroです。


今回は僕の「ワーホリ体験談シリーズ」です。

本日はタイトル通り「ワーホリで出会ったゲイの台湾人に泣きながら告白された体験談」をシェアしたいと思います!


この体験談の主人公は、台湾人のジェリーちゃんです。最終的に「僕とキスするまで家に帰らない!」と僕の部屋に立てこもられています(笑)

目次

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ジェリーちゃんとの出会い

この話は、ワーキングホリデー中にオーストラリアのバンダバーグという地域でファームの仕事をしていた時の話です。


ちょっと前にワーホリ体験談シリーズで紹介した、Yoshimasaに出会った場所と同じファームですね。

Yoshimasaの話をまだ読んでいない方は「【ワーホリ体験談】頭のおかしい友達に3時間以上顔を殴られ続けた話」から読めます!


僕の働いていたトマトファームはほとんどが台湾人と香港人、3割くらいの日本人で構成されていたリトルアジアみたいな環境でした。

そこで一緒に働いていた台湾人の男の子ジェリーちゃんに恋をされてしまったんですね。

ゲイということを隠していたジェリーちゃん

ジェリーちゃんは見た目も素振りも普通の男性で、ゲイだなんて思ったこと少しもありませんでした。

むしろ、ガッチリした体系と無精ひげで一般的な日本人男性よりも男らしかったです。


ジェリーちゃんと知り合ってから2カ月間くらいはジェリーちゃんがゲイだとは知らずに生活していましたね。

普通に男友達として接していました。

ジェリーちゃんがゲイだと発覚

仕事も少し暇になってきて、みんなでクラブで遊んでいた時です。

何の意味もなく、酔っ払った勢いでジェリーちゃんに「Are you gay?(ジェリーちゃんはゲイなの?)」って聞いてしまったんです。ジョークのつもりでした。


そしたら、ジェリーちゃん「Yes, how do you know?(そうだよ、何で知ってるの?)」

「No one knows… except for my two closest friends…(2人のベストフレンド以外は誰も知らないはずなのに…)」


まさかジョークのつもりで聞いたのに、ジェリーちゃんがゲイだって当ててしまいました(笑)

ジェリーちゃんから「誰にも言わないで!」と口止めをされ、この日から僕とジェリーちゃん、そして彼の友達2人だけが知っている秘密を共有することに…


この日を境に、僕たちはどんどん仲良くなっていきます。

毎日のようにホームパーティーからの朝までトランプ、週末は朝からビーチでバーベキューで夜はナイトクラブの繰り返し…


暇な時期のファーム生活ほど楽しいモノはないですね!

ワーホリでオーストラリアに来られる方は、ファーム生活を1度は経験して欲しいです。

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いきなりジェリーちゃんから愛の告白をされる

ある日の夜、みんなでトランプして遊んでた時です。

ジェリーちゃんに「ちょっと、外行こう」て誘われたんです。


いきなり、愛の告白されました…

何の前ぶりもなく、いきなりストレートな愛の告白をされビックリしましたね。


ジェリーちゃんは実は僕を初めてみた時から少し気が合ったらしく、「初めて会った日に僕のことをずっと見つめてきたでしょ?」って言われてしまいました(笑)

さらに、僕がジェリーちゃんがゲイかどうかということを聞いたことで、僕もそっち系だと思ったらしいです…

まぁ良く勘違いされるんで、そこはいいんですけどね(笑)


とりあえず、彼を傷つけないように丁寧にお断りしました。

その後、一瞬だけ気まずい時期がありましたがすぐ普通に戻りました。

ジェリーちゃんに泣きながら2度目の告白をされる

セカンドビザを無事に取得することができた僕は、バレンタインデーの次の日にバンダバーグを出ることを決めていました。


ワーホリあるあるかと思いますが、ファームでは誰かが去る時に全員でフェアウェルパーティーを開くのがお決まりなんです。

ファームも閑散期だったので10人くらいしか残ってなかったのですが、みんながパーティーを開いてくれたんですね。


この頃になると、ジェリーちゃんがゲイだってことは他の日本人の人にはバレてました。(僕が言ったわけではないです)

ジェリーちゃんは最初は秘密にしてたけどちょっとずつそっち系ぽくなってきて、僕の最終日にはめちゃくちゃオネエっぽくになってましたね。声のトーンも1つくらい上がってた気がします(笑)


ジェリーちゃんが僕のことを好きってこともみんな知ってたので、みんなでジェリーちゃんの背中を押しまくるんです。最後だからキスした方がいいとか、一緒に寝た方がいいとか(笑)

ファーム仕事は本当に大変でしたが、ファーム生活は本当に楽しい思い出しかないです。

ちなみにファーム生活は朝がとても早いです。なので、だいたい夕方の3時くらいにはパーティーが始まっていて、夜の10時前にはお開きすることがほとんどです。


夕方の5時頃ですかね。良い感じにみんなの酔いが回ってきた頃、ジェリーちゃんに「外に行こう」と誘われたんです。

僕たちが住んでいたユニットからはサンセットがキレイに見えるんですよね。ジェリーちゃんに誘われて、外の大きな岩に座って2人でちょっと話すことに。


何となく分かっていましたが、ジェリーちゃんから2度目の愛の告白をされました…

こんがり肌の焼けたガタイのいい男2人がキレイな夕焼けを見ながら大きな岩に座って2回目の愛の告白をされるなんて、人生の中でも1、2位を争うくらいロマンティックでした(笑)


君がゲイじゃないってことは分かってるけど、この気持ちだけはもう1回伝えたかった…
Noって言われることは分かってるけど、また今度会う機会があったら一緒に旅がしたい…

目をウルウルさせながら言うから、断る僕の心もちょっと痛かったです。

しかし、断らない訳にはいかないので、正直に「ごめんね」と言いました。


ジェリーちゃんは「ちょっと外で1人でいたい」と泣きながらどっかに歩きに行きましたが、すぐにユニットに戻ってきて、みんなでトランプして遊んでました。(切り替えが早い)

潔い男の告白って感じで、とても印象が良かったです。

ここまでは…

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ジェリーちゃん泥酔からの大激怒

ジェリーちゃんの潔い告白から2時間くらいですかね、ジェリーちゃん飲みすぎて泥酔中です。


人間って泥酔すると本性を現すんですよね。

めっちゃ僕にキスしてきます。


「キスさせろ~」

「キスするまで帰らないぞ!」

引くレベルにしつこいです(笑)


周りの日本人のお姉さんたちも「いけいけージェリーちゃん!」とジェリーちゃんを駆り立てるもんだから、ジェリーちゃんも本気で僕にキスしてくるんです。

ジェリーちゃんは身長が僕より少し高くてぽっちゃり体系なので、僕より一回り大きいんですよね。キスから逃げるのもかなり大変でしたよ。


僕は基本的にキスすることにはそんなに抵抗がないのですが、僕に気持ちがある人には流石にできないので全力で拒否していました。

そしたら、ジェリーちゃんがいきなり大激怒、すっと立ち上がって壁を殴り始めたんです


玄関にコンクリートの壁があるんですけど、そこに怒りをぶつけて何度も何度もパンチするんです。

ジェリーちゃんの拳からは血がぽたぽたと流れ始め、流石にヤバいと思った日本人勢はジェリーちゃんを止め、なだめることに…


ソファーに座って少し落ち着いたジェリーちゃんですが、5分もたたずにすっと立ち上がりスタスタと2階の部屋に行きました。

僕たちはトイレでも行ったのかと1階のリビングルームで談笑していましたが、10分くらい経っても一向に降りてこないんですよね。


心配になった僕は、2階にいるジェリーちゃんの様子を見に行きました。

僕の部屋に立てこもり出てこないジェリーちゃん

2階に上がると、いつも開けっ放しの僕の部屋のドアが閉まっていたんですよね。

ドアを開けると、僕のベッドの上で仁王立ちしているジェリーちゃんがいました。



「キスするまでこの部屋から出ない!」

ジェリーちゃん、まさかの僕の部屋に立てこもりです。


僕は「時間が経てば、疲れて出てくるだろう」と思い、静かにドアを閉め1階に戻りました。

30分以上経っても降りてこないので、もう一度ジェリーちゃんの様子を見に行くと僕のベッドで爆睡してました(笑)


他の人たちは次の日の仕事があるので、パーティーは11時くらいでお開きに。

寝る場所がない僕は、大理石のリビングルームにヨガマットを敷いて寝ることにしました。ソファで寝なかった理由は、ゴキブリが出るのが怖かったような気がします(笑)


次の日の朝、仕事に向かうみんなとお別れをするために朝の5時に起きると体中に痛みが…

カチカチの大理石の床の上で寝たおかげで、体がバッキバキになってました。


みんなにお別れを告げ、荷造りをしようと僕の部屋を開けると、めっちゃスッキリした顔のジェリーちゃん。


「あ~、よく寝たーー」

「あれ、なんでここで寝てるの?」

もちろんジェリーちゃん何も覚えてないです(笑)

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後日談

僕がバンダバーグを出た後も、毎日のようにジェリーちゃんから”How are you?”や”Good morning”のメッセージが届いていました。

朝、昼、晩と必ずです。3カ月以上も。


最初は「めんどくさいな」と思いながら相手にしてたのですが、3カ月を境にぱったりと連絡が来なくなったんです。

めんどくさいながらも、生活の一部になりかけていたジェリーちゃんからの”How are you?”が来なくなって若干寂しかったですね(笑)


気にしないようにしていたのですが、気になってしまい僕から連絡したら、ジェリーちゃんに新しい彼氏ができたらしいです。

何だ、この胸騒ぎは…


なんてことはないですが、何だかちょっぴり寂しかったです(笑)

ちなみにその彼氏とは5年経つ今でも付き合っていて、オーストラリアのシドニーで同棲しています。

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【まとめ】海外は同性愛者が本当に多い

僕が海外生活を始めて1番ビックリしたことが、同性愛者が多いなと思ったことです。

オーストラリア含め多くの国ではLGBTQの理解と支援が広がっていて、同性愛者の人たちが住みやすい環境ができつつあります。


残念ながら、日本ではオープンにしている人は少ないのではないでしょうか。

ここ数年は海外にいるので分かりませんが、僕は日本人の同性愛者にあったことがほとんどありません。日本人の友達で完全にオープンにしているのは2人だけですかね。


日本で生活していては経験しないエリアなので、そういったことに抵抗の強い日本人に合うことが多いんですよね。

しかし、海外で生活するということは、日本と違う文化を当たり前のように受け入れなければいけません。


僕の体験談からそういった文化の違いなどを学んで貰えれば幸いです。

質問や感想等ございましたら下のコメント欄、もしくはツイッターまでお願いします。

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この記事を書いた人

30代オーストラリアで働くホテルマン。高校3年間英語赤点+100㎏を超える肥満児。22歳の時にフィリピン留学を経験し英語学習を始める。アメリカ横断、ワーホリ、フィリピン勤務、東南アジアバックパッカー等で英語力を磨き、28歳でオーストラリアの大学でホテル経営を学ぶ。ブログでは主に英語学習や海外留学について発信しています!

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