海外ドラマ『フレンズ』で一緒に英語学習 (EP: Chandler And Monica’s Proposal)

こんにちは、Yutaroです。


この記事では英語学習におすすめの海外ドラマ『フレンズ』の1シーンを使って英語を一緒に勉強していきます。

詳しい勉強法は「【これを超える英語学習法はない】海外ドラマ『フレンズ』を使った勉強法を徹底解説」で解説しているので、読んでみてください。

目次

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海外ドラマ『フレンズ』を使って英語学習

海外ドラマ『フレンズ』は英語学習に最適です。英語ネイティブが使う英語表現が学べるだけでなく、洋画を字幕なしでも理解できるようになるリスニング力まで鍛えることができます。

ここでは、簡潔な勉強法を紹介していきますが、詳しい『フレンズ』を使った勉強法等は下記の記事を参考にしてください。


海外ドラマ『フレンズ』を使った勉強法

【ステップ1】英語音声+字幕なしで観る
【ステップ2】英語音声+字幕ありで観る
【ステップ3】分からない英語表現を覚える
【ステップ4】英語音声+字幕ありで使い方を覚える
【ステップ5】英語音声+字幕なしで観る

上記で紹介している勉強法と少し違いますが、ここで紹介するビデオは2~4分ほどの短いものなので、ステップ1で字幕なしで観るようにしています。


ステップ1では、字幕なしで観ることで「自分の本来のリスニング力」を知ることができます。今回紹介する動画は3分ちょっとと短いので、少なくても5回くらいは字幕なしで観てみてください。

ステップ2では、英語字幕を付けて「字幕なしで聞き取れなかった箇所+分からない英単語やイディオム」を確認していきます。


ステップ3では、分からなかった英語表現を一緒に学んでいきます。この記事では英語の意味だけでなくどのように使われているかも解説していくので、その辺も意識して意味を覚えるようにしてくださいね。

ステップ4では、「ステップ3で覚えた英語表現がどのように使われているか」を映像を見ながら覚えていきます。

ステップ5では英語音声のみで「どれだけ英語が聞き取れるか・理解できるか」に意識して何度か動画を観ていきます。


この記事では3分ちょっとの短い動画を使って一緒に英語を勉強していきますが、本気で英語をマスターしたいのであれば『フレンズ』の全巻セットを購入しておくことはマストです!

僕もオーストラリアに行く前に全巻セットを購入し、オーストラリアに持って行きました。

オーストラリアで毎日観まくって、今ではホテルフロントで働くほどになったのも『フレンズ』のおかげなんですよね。

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海外ドラマ『フレンズ』で一緒に英語を学ぼう

ここではYouTubeの動画クリップ「Friends: Chandler And Monica’s Proposal (Season 6 Clip) | TBS」を使って一緒に英語を勉強していきます。


このエピソードは、モニカがチャンドラーに逆プロポーズをするというシーンです。

チャンドラーがモニカにサプライズでプロポーズしようと企んでいましたが、逆にモニカを怒らせてしまいます。

モニカが実家に帰ったと聞かされて傷心していたチャンドラーを、モニカが逆プロポーズでサプライズさせるという『フレンズ』の中でも人気の高いエピソードです。


ステップ3では、このビデオクリップに出てくる全ての英語表現を僕が解説していくので、正しい使い方や辞書では覚えることのできないニュアンスの違いなどに意識して覚えていきましょう!

【ステップ1】英語音声+字幕なしで観る

まずは、英語字幕に頼ることなく、英語音声だけで上記の動画を観てみてください。

英語初心者の人であれば全然聞き取れないと思います。


でも、それでいいんです。

今まで海外ドラマを使って英語学習をしてきたことのない人は、本来の英語の音に慣れていないのでほとんど聞き取れません。


しかし、英語のリスニングは聞けば聞くほどに聞き取れるようになるんです。

「英語が分からないから・・・」なんて理由で英語で海外ドラマを観ることを諦めていたら、一生聞き取れるようになる訳がないですよね。

「理解できなくても、とりあえず英語で観てみる」がリスニング力向上には重要なんです。


1回で理解できないのであれば、2回でも3回でも10回でも観るようにしてください。

しっかりと聞き取るためには、イヤホンを付けたり、スロー再生したりすることも大切です。不思議と、1回目に聞き取れなかった英語が聞き取れちゃうこともありますよ。

字幕なしでも聞き取るようにする努力が、リスニング力の向上には欠かせないんですね。

【ステップ2】英語音声+字幕ありで観る

字幕なしで理解できましたか?


10回観ても理解できないのであれば、それ以上は理解できないでしょう。

なので、今度は字幕ありで観てください。下記の動画のccをクリックして、英語字幕を付けてくださいね。

*YouTubeの字幕は100%合っている訳ではないので、そこだけ注意してください。正しい訳はステップ3で僕が解説していきます。


この時に意識して欲しいことが、「なんでこの英語が字幕なしで聞き取れなかったのか」をしっかりと把握することです。

そもそも聞いたことのない英語であれば、聞き取れなくて当たり前です。

しかし、英語字幕ありなら理解できるのに字幕なしだと理解できないのであれば、リスニング力に問題があります。

英語を本来の音ではなく、日本語で覚えたカタカナ英語の音で覚えてしまっているので聞き取ることができないんです。


カタカナ英語は何年もかけて覚えてしまったので、修正するのに時間がかかります。

しかし、正しい英語の音を聞いて発音することを心がけることで、ゆっくりですが正しい英語の音を聞き分けられるようになります。

このステップ1とステップ2をしっかりとやることで、洋楽の歌詞がスーと頭に入ってきたり、洋画を字幕なしで観れるようになっちゃいます。

【ステップ3】分からない英語表現を覚える「ジョーイ迫真の演技でチャンドラーを騙す(0:00~0:59)」

ステップ3では、上記の動画クリップで使われている英語表現の意味や使い方を僕が分かりやすく解説していきます。

パソコンでこの記事を読んでいる人は動画クリップを観ながら英語の意味を覚えるようにすると効率的ですよ。

ジョーイ:「Dude! (チャンドラー!)」

“Dude”には「男の人」なんて意味がありますが、ジョーイが使っているように「へい!」や「お前!」なんて意味合いで使われることが多いアメリカのスラングですね。

オーストラリアやイギリスだと”mate”が使われることが多いですが、アメリカでは”dude”, “man”, “bro”が似たような意味で使われています。

例文

「Hey dude, what’s up? (へい! 調子どう?)」
「That was awesome, man (dude)! あれは最高だったな!」
「What’re you doing, bro (dude)? 何してんの?」

チャンドラー:「I can’t talk to you now. I gotta find Monica(今は話す時間がない。モニカを探さないといけないんだ)」

gottaは”have got to”を省略した形になります。

意味は”have to”と同じで「~しなければならない」となりますね。日本語でも略して話す言葉があるように、英語でも省略して話すことが多いです。


例えば、”I am going to”は”I’m gonna”、もしくは”Imma”となります。”want to”は”wanna”ですね。

このような省略形の英語は、フォーマルな英語ではないので学校や教科書では教えてくれません。しかし、英語ネイティブの子供は親や友達、ハリウッド映画の影響を受けながら自然に使いこなせるようになります。


しかし、日本に住んでいる日本人はこういった英語ネイティブが使う英語に触れる機会が圧倒的に少ないので、簡単な日常英会話さえも理解することが難しくなってしまうんです。

このシーンだと話の流れやの文脈から理解しやすいので、こういったシーンを何度も観ることで自然と”gotta”の使い方や意味が分かるようになっちゃいます。だから、海外ドラマが英語学習におすすめなんです!

ジョーイ:「She’s gone(もう、いないよ)」

“She’s gone”は”She has gone”を省略した現在完了形になります。

“gone”は”go”の過去分詞形になるので、「モニカがどこかに行ってしまった」と翻訳することができます。


“is”も”has”と同じように省略することができるので、この文を”She is gone”と勘違いする人が多いですが、意味合いが少し変わってしまうので気を付けてください。

“She has gone”は現在完了形なので、”gone”は動詞として働いています。しかし、”She is gone”の場合は”gone”は形容詞として働いているので意味が変わってきますね。


“She is gone”だと「彼女はここにはいない」と同じ意味になりますが、ここにいないの意味合いがかなり強くなってしまいます。しかし、”She has gone”の場合は完了形なので「彼女はどこかに行った」という意味になり、また帰って来ることを示しています。

“She has gone”は”She left”と同じ意味になり、こういった場面では良く使われるので覚えておくと便利ですよ。

ジョーイ:「She’s gone. She had a bag and she left(どっか行っちゃったんだよ。バック持っていなくなっちゃったんだ)」

上記と同じ意味ですね。”She’s gone”と”She left”が同じように使われているのが分かるかと思います。

チャンドラー:「What are you talking about?(何の話してんの?)」

“What are you talking about?”で「何の話してるの?」となりますね。

文章の最後に「about(~について)」が付いていますが、疑問文だと忘れがちな人が多いので気をつけてくださいね。肯定文だと”I am talking about○○”となります。

ジョーイ:「She was all crying and she said you guys want different things and she needed time to think(モニカはめちゃくちゃ泣いてて、モニカとチャンドラーが違うものを求めているからって。考える時間が必要だったみたい・・・)」

“She was crying”でももちろんいいのですが、”all”を付け加えることで”she was crying”を強調しています。

チャンドラー:「Well, why didn’t you stop her? Why didn’t you just tell her that it was a plan? (じゃあ、なんで止めなかったんだよ!?なんでただの計画だって言わなかったんだよ!?)」

“Why didn’t you○○?”で「なんで○○しなかったの?」ですね。日本語でも似たようなニュアンスになると思いますが、相手を責めたりする時に良く使われる表現です。”just”を使うことで、さらに強調しています。

例文

「Why didn’t you just tell me that you wanted the red one? (なんで赤の方がいいって言わなかったの?)」
「Why didn’t you do that then? (じゃあ、なんでそれをやらなかったの?)」


“didn’t you”は「ディドゥンチュー」ではなく「ディンチュ」と発音されるので、聞き取りの際は覚えているカタカナ英語のことは全部忘れて、全く新しい英語だと思って聞いてみてください。

ジョーイ:「I did. I told her everything, Chandler but she wouldn’t believe me(したよ。全部話したけど、信じてくれなかったんだ)」

ここでは”she wouldn’t believe me”と”wouldn’t”が使われていますが、意味としては”She didn’t believe me”と同じになります。

“would”は仮定法として使われる表現な為、「ジョーイが仮に計画の全てをモニカに話しても信じることはない」という認識がジョーイの中にあるため、実際に計画の全てを話したにも関わらず”didn’t”ではなく”wouldn’t”が使われているんですね。

この辺のニュアンスは英語ネイティブじゃない人には難しい部分ですが、根気よく『フレンズ』を観ていれば、何となく感覚で使い分けられるようになります!

チャンドラー:「Well, where did she go?(なら、モニカはどこに行ったんだよ?)」

“well” は、「じゃあ」や「えっと」なんて時間を繋ぐときに良く使われます。”well, well, well”で「おや、おや、おや」なんて使い方もされますね。

ジョーイ:「To her parents I think and she said you shouldn’t call her. But if I were you I would(実家だと思うよ。モニカが言ってたけど「電話しないで」だって。俺だったら電話するけどね)」

このシーンでは”She said”の後にモニカが言ったであろうことを、ジョーイがジョーイ目線で言っています。ただ、そのままの伝言を”She said ‘Chandler shouldn’t call me'”と伝えることもできるので、覚えておくと便利だと思います。

ここでの”me”がモニカなのかジョーイなのかで困惑することも少なくなると思いますよ。

“would”がまた出てきましたが、”If I were you, I would…”はかなり有名な仮定法の文ですね。

「もしも私があなたなら、○○するだろう」です。

例文

「If I were you, I would marry her(もし私が君だったら彼女と結婚するよ)」
「If I were your brother, I would play video games with you every day(もしも俺がお前の兄弟だったら、毎日ゲームするのにな)」

チャンドラー:「I can’t believe I ruined this(計画をぶち壊したなんて信じられないよ)」

“ruin”で「~をダメにする・ぶち壊す」なんて意味があります。

何かをめちゃくちゃにされたり、気分を害される場合など”ruin”は英語ネイティブがかなり使う表現です。

例文

「You ruined my day(俺の1日をめちゃくちゃにしやがって)」
「You are ruining our wedding!(私たちの結婚式をぶち壊さないで!)」

ジョーイ:「I am so sorry, man(ごめんな)」

“man”は最初にジョーイが使った”dude”と同じ意味で使われています。

ジョーイが両方使っているように、別に使い分けに気を付ける必要はありません。


しかし、”dude”は最近だとちょっと古い表現になるので、若い男性とかだと”bro”や”man”の方が合っているかと思います。

オーストラリアやイギリスなら、もちろん”mate”ですね。

モニカ:「You wanted it to be a surprise?(サプライズにしたかったの?)」

「want+目的語+to不定詞」で「目的語をto不定詞にして欲しい」なんて意味になります。

このシーンでは、”it” がチャンドラーからモニカへのプロポーズを指しますので、「プロポーズをサプライズにしたかったんでしょ?」と訳すことができますね。

例文

「I want you to be happy(あなたに幸せになってほしい)」
「Do you want me to go with you? (私にあなたと一緒に行ってほしい?)」

チャンドラー「Oh my god(マジかよ)」

日本語でも「オーマイガー」なんてギャグのように言いますが、英語ネイティブは驚いた時や残念なことが起きた時に使います。

個人的な意見ですが、アメリカの海外ドラマやハリウッド映画では良く耳にする印象がありますが、オーストラリア人の友達などから聞くことはあまりないですね。たまたまかと思いますが、アメリカの方がカジュアルに使われている印象があります。

【ステップ3】分からない英語表現を覚える「モニカからチャンドラーへの逆プロポーズ(1:00~2:59)」

モニカ:「Chandler. In all my life, I never thought I would be so lucky… as to fall in love with my best… There’s a reason why girls don’t do this(チャンドラー。今までの人生の中で、親友と恋に落ちることがこんなにも恵まれたと思ったことはなかったの・・・女性がプロポーズしないのには理由があるのよ!)」

“as to”には「~について」なんて意味があります。”fall in love with○○”で「○○と恋に落ちる」となるので、「親友と恋に落ちることについて」と訳すことができますね。

モニカは感極まって”my best… my best…”と最後まで言えてないですが、文脈と2人の関係から”my best friend”だと簡単に予想ができますね。


“why girls don’t do this”の”girls”のように当たり前のことや日常のことを話す時は、自分や1人を主語にするのではなく複数形が使われます。

例えば、「僕は魚が嫌いだ」と特定のことを話すのであれば”I hate fish”となりますが、「男は車が好きだ」と当たり前のような事実を話す時は”A man likes cars”ではなく”Men like cars”となるんですね。

チャンドラー:「I’ll do it. I thought… I can do this. I thought that it mattered what I said or where I said it. Then I realized the only thing that matters is that you make me happier than I ever thought I ever could be and if you let me, I will spend the rest of my life trying to make you feel the same way. Monica, will you marry me? (俺がやるよ。思ったんだ・・・いや、できるから。ずっと俺が何を言うかとかどこで言うかが重要だと思ってたんだ。でも、気づいたんだよね。そんなことじゃなくて、モニカが俺が想像できないくらい俺を幸せにしてくれてることが1番大切だって。もし、君が許すなら、残りの人生で君にも同じ気持ちを味わってもらえるように全力で頑張りたいんだ。モニカ、僕と結婚してください)」

“matter”は名詞として「問題」、動詞で「問題である」なんて意味があります。「どうでもいいよ」なんて言いたい時は”It doesn’t matter”と言うことができますね。このシーンのチャンドラーと同様に”It matters ○○”と使うことも多いです。

例文

「It doesn’t matter if you don’t like winter, we are going to Canada(仮に君が冬が嫌いでも関係ないね、俺たちはカナダに行くよ)」
「Does it matter what I say? (俺がなに言うかとか関係ある?) 」
「What’s the matter with you?(どうかしてるんじゃないの?)」


“realize”で「~に気付く」なんて意味があります。

例文

「I realized that I like you(気づいたんだけど、君のことが好きみたい)」
「I realized what I have done when I got home(家に着いた時に自分が何をしたのか気づいたんだ)」


“make”は「~を作る」なんて意味の動詞で覚えている人も多いと思いますが、「△△に○○をさせる」なんて使役動詞として使われることも非常に多い動詞なんですね。「make+△△+形容詞」、もしくは「make+△△+動詞の原形+○○」の形で使われます。

チャンドラーはまるで例文を作るかのように、「You make me happy(君が僕を幸せにする)」と「trying to make you feel the same way(君が同じ気持ちを感じれるように頑張る)」を使い分けていますね!

例文

「I can make you go home(君を家に帰らせることも僕にはできるんだよ)」
「Can you make your dog quiet?(君の犬を静かにさせてくれる?)」
「This movie made me cry like a baby(この映画が僕を赤ちゃんのように泣かせた)」

モニカ:「I knew you were likely to take a wife(チャンドラーはお嫁さんを選ぶ可能性が高いって知ってたわ)」

「チャンドラーはお嫁さんを選ぶ可能性が高いって知ってたわ」ってどんな日本語やねんってツッコみたくなる気持ちは分かりますが、日本語と英語は全く違う言語なのでそもそもの表現方法が変わってきます。

なので、英語を直訳すると変な日本語になってしまうことはよくあることなんですよね。


このシーンに関しては、チャンドラーがモニカにサプライズでプロポーズしようと考えていたので「俺は結婚することはない」って言いふらしていたんです。

ジョーイもこの作戦に加わって「Chandler is a complex fellow, one who is unlikely to take a wife(チャンドラーは誰かと一緒になることはほとんどない複雑な男なんだよ) 」とモニカって言ってしまった為、モニカがその言葉を信じて元カレの元へ行ってしまうんです。


“likely”で「~が起こりうる」、”unlikely”で「~が起こりそうもない」となります。

例文

「Electric cars are likely to be expensive in the future(電動自転車は将来的に値段が上がるだろう) 」
「It is very likely that your result is bad(君の結果はかなり高い確率で悪いだろうね)」
「He is unlikely to continue working with us(彼が僕たちと働き続けることはないだろうね)」

ジョーイ:「Can we come in yet? We’re dying out here(もう入ってもいい? 俺たち外で死にそうだよ)」

“yet”には「まだ」なんて意味があるので、相手に確認したりする時に良く使われる表現ですね。

例文

「I haven’t done it yet(まだそれをやってない)」
「He doesn’t know yet(彼はまだ知らない)」


日本語でも「暑くて死にそうだよ」なんて言うように、英語でも大げさに表現することは普通にありますね。

また、「I’m dying to+現在形の動詞」で「~を猛烈にしたい」と言った意味にもなります。今回のジョーイの使い方とは違いますが、覚えておくと便利な表現なので紹介しておきますね。

例文

「I’m dying to tell you something(めちゃくちゃ言いたいことがあるのよ)」
「I’m dying to find out if I got the job(仕事に受かったのかめちゃくちゃ知りたい)」
「I’m dying to go to the gym today(今日はジム行きたくてしょうがない)」

モニカ「Come in. We’re engaged(入って!私たち婚約したわよ)」

“engage”には「参加させる・従事させる」なんて意味があるので、2人の男女やカップルが1つになることで「engagement(婚約)」となります。基本的に受身の形で使われることの多い動詞ですね。

【ステップ3】分からない英語表現を覚える「ロスがいないけど婚約を祝福(3:00~3:31)」

レイチェル:「This is the least jealous I’ve ever been(これが人生で1番嫉妬してない瞬間だわ)」

レイチェルはモニカの結婚にちょっと嫉妬していたのでこのように言っていますが、このフレーズを言うことは一生ないと思います(笑)

“the least”で「最も低い」となり”the most”で「最も多い」となりますね。

例文

「My least favorite food is Sashimi(私の1番嫌いな料理は刺身です)」
「The most exciting moment was to get married(1番興奮した瞬間は結婚した時です)」
「What is the least popular name in Japan? (日本で1番人気のない名前は何?)」

フィービー:「Oh no, wait no. this is wrong. Ross isn’t here(あ、ロスがいないじゃない。これじゃダメだわ)」

フィービーは「this is wrong(間違っているわ)」と言っていますが、個人的には「this is not right(正しくないわね)」の方がこのシチュエーションには合っていると思います。

“this is wrong”だとかなり大げさに聞こえてしまうので、使い方には注意してくださいね。

フィービーは変わり者なので、「フレンズ」を観ていると「なんか変だな?」と感じる表現は多いかと思います。

レイチェル:「Oh hell, he’s done this three times. He knows what it’s about(ロスは3回も婚約してるんだから、これがどんなかは熟知してるわよ)」

レイチェルはロスが3回も婚約しているので”oh hell”と言っていますが、”hell” には「地獄」という意味があるので使い方には注意してください。

英語ネイティブは良く使う表現ですが、使い方が分からないのであれば避けた方が無難かと思いますよ。


“He’s done this”は現在完了形の”has+過去分詞形”で表すことができます。

“done”は”do”の過去分詞になるので、「ロスはこれを3回ほどしている」となりますね。


“He knows what it’s about”では”what”が文と文を繋ぐ役目をしているので、「he knows(彼は知っている)」「what it’s about(これが何のことかを)」となります。

言い換えると”He knows about it”ですね。意味はほとんど同じですが、このシチュエーションだと”it”がそこまで明確ではないので、”what it’s about”でちょっとだけ意味合いを濁しているんです。


日本語でも、同じ意味の言葉でも文章によってはしっくりこないことがあるように、英語でもあるんですよね。

この辺は英語に慣れてくると自然と分かるようになってきます。

【ステップ4】英語音声+字幕ありで使い方を覚える

ここでは、「ステップ3で覚えた英語表現がどのように使われているか」を映像を見ながら確かめていきます。

チャンドラーが険しい雰囲気の時の”what are you talking about?”の言い方や、幸せなモニカの”we’re engaged”の使い方など映像と合わせてみることで使い方がより鮮明になりますよ。

また、同じ表現を聞いた時や使うときにこの映像がすっと頭に浮かんでくるようにるので、間違った使いかたをしなくなります。なので、このステップは非常に大切なんです。

【ステップ5】英語音声+字幕なしで観る

最後のステップは、英語音声のみで観てください。

この時点で少なくても10回は同じシーンを観ているはずなので、初めて見た時よりも上達しているはずです。


ここで気を付けて欲しいことは、ステップ1で聞き取れなかった英語が聞き取れるようになっていること。

英語が字幕なしで聞き取れないのに次に進んでしまったら、成長することなく勉強をしている意味が少なくなってしまいます。


20分ほどの本編であれば「80%ほどの理解力で次に進んでいい」と言っていますが、この動画は3分ちょっととかなり短いので100%字幕なしで理解できるようになるまで何度でも前のステップを繰り返してください。

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まとめ

今回は「モニカがチャンドラーに逆プロポーズ」のエピソードを使って一緒に英語を勉強していきました。

新しい英語表現を学ぶことができましたか?


何度も言っていますが、僕はこの海外ドラマ「フレンズ」を観まくって英語力を伸ばしてきました。

今でも暇さえあればエピソード1から見直しているほど、学ぶことは多いですし単純に面白いです。


Unagiブログでは、そんな「フレンズ」を使って一緒に勉強できるように、もっと記事を書いていくので楽しみにしていてください!

質問や感想等ございましたら下のコメント欄、もしくはツイッターまでお願いします。

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この記事を書いた人

30代オーストラリアで働くホテルマン。高校3年間英語赤点+100㎏を超える肥満児。22歳の時にフィリピン留学を経験し英語学習を始める。アメリカ横断、ワーホリ、フィリピン勤務、東南アジアバックパッカー等で英語力を磨き、28歳でオーストラリアの大学でホテル経営を学ぶ。ブログでは主に英語学習や海外留学について発信しています!

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