【イケてる英語を学びたい】海外ドラマ”How I Met Your Mother”を使った勉強法

こんにちは、Yutaroです。


海外ドラマ『フレンズ』を使った英語学習法」についてはこのUnagiブログで何度も紹介している最高の英語学習法なのですが、『フレンズ』が合わない人はもちろんいます。

使われる英語が古いと感じたり、ジョークが面白いと感じられない人もいるはずです。


そんな方におすすめなのが、今回紹介する“How I Met Your Mother”(ママと恋に落ちるまで)です!

僕も『フレンズ』を見終わった後に何度もリピートして観ましたが、『フレンズ』とは違った英語学習におすすめな理由がたくさんあるんです

今回の記事では第2の『フレンズ』とまで言われている”How I Met Your Mother”(ママと恋に落ちるまで)を使った英語学習法を紹介していきます!


この記事を読むと分かること
  • “How I Met Your Mother”とは?
  • “How I Met Your Mother”と『フレンズ』の違い
  • “How I Met Your Mother”が英語学習におすすめな理由
  • “How I Met Your Mother”を使った勉強法

今現在、オーストラリアのホテルでフロント業務に就いている僕ですが、高校時代は3年間英語が赤点でした。今の英語力があるのは海外ドラマ『フレンズ』を使って英語学習をしてきたからです。

今回の記事では”How I Met Your Mother”を紹介しますが、自分に合った海外ドラマが見つかれば同じ結果を得ることができます!

目次

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“How I Met Your Mother”とは?

“How I Met Your Mother”、略して”HIMYM”、邦題『ママと恋に落ちるまで』は2005年から2014年まで放送していたアメリカのコメディドラマです。

邦題の『ママと恋に落ちるまで』がちょっとダサいので、この記事では”How I Met Your Mother”か”HIMYM”で行きたいと思います(笑)


主人公のテッド(左にいる男性)が子供たちに「どうやってママに出会ったのか」をテーマに過去を振り返りながら、語っていくストーリー展開で物語が始まります。なので、恋愛要素が強めのコメディドラマになりますね。

主なストーリーは過去の話になりますが、テッドは2030年から過去の話をしており時系列としては2005年の放映時期と重なるので見やすさには支障がありません。

“HIMYM”と『フレンズ』の類似点の多さ

「海外ドラマで英語学習と言えば」の王道である『フレンズ』が2004年に放送終了した翌年に”How I Met Your Mother”が始まったことや、似たようなキャラクター設定からこの2つ海外ドラマは比較されることが多いです。

この類似点の多さから”How I Met Your Mother”は第2の『フレンズ』とも呼ばれていますし、『フレンズ』が英語学習におすすめなのと同じ理由で”How I Met Your Mother”も英語学習におすすめなんです。


ここでは、”HIMYM”と『フレンズ』の類似点を紹介していきますね。

別の言い方をすれば、”How I Met Your Mother”が『フレンズ』からパクったとも言えますが…

カフェとバー

『フレンズ』と言えば、ニューヨークにあるカフェ”Central Perk”でくつろいでいるシーンが有名ですよね?

主人公である6人の男女がコーヒーを飲みながら、オレンジ色のソファーと椅子に座って仕事の愚痴や新しい彼氏/彼女の話をしているのがパッと頭に浮かびます。


“HIMYM”ではこれがカフェではなく、バーなんです。

“HIMYM”では5人の男女がバー”MacLean’s Pub”で仕事の愚痴や新しい彼氏や彼女の話をして盛り上がっています。


『フレンズ』が英語学習におすすめな理由が、観るだけでこういった何気ない日常の英会話を学べることですよね。

“How I Met Your Mother”でも同じように、普段英語ネイティブがよく使う日常英会話を学べるんですね。


また、ロケーションがバーということで、キャラクターが酔っぱらっているシーンが多いです。

なので、ちょっと大人な英語表現を学ぶことができちゃうのがおすすめポイントです。

特に海外ドラマを使って英語学習に励む人は子供よりも大人の方が多いと思うので、この点では『フレンズ』よりも覚えることが多いかも知れないですね。

何度も復縁するカップル

『フレンズ』と言えば、ロスとレイチェルの”We were on a break”が有名です。

ロスの10年を超える片思いから恋愛に発展するロスとレイチェルですが、全10シーズンの中で何度も別れたり復縁したりを繰り返します。


“HIMYM”でも主人公であるテッドとロビンが全シーズンの中で別れたり復縁したりを繰り返します。

“HIMYM”のテーマは「ママと恋に落ちるまで」なので、『フレンズ』よりも恋愛要素が強いんです。

なので、こういった恋愛シーンから学ぶ英語表現は『フレンズ』よりも多いです

プレイボーイの存在

『フレンズ』と”HIMYM”で個人的に1番好きなキャラクターがジョーイとバーニーなのですが、この2人のキャラに共通していることがプレイボーイなことです。


『フレンズ』のジョーイは生まれ持った女性に対するカリスマ性から、「How you doing?(調子どう?)」と聞くだけで女性を落とせてしまいます。

かなり抜けているところがあり頭脳派ではないので、完全に外見の良さだけで女性を落としていくタイプです。


逆に”HIMYM”のプレイボーイであるバーニーは、「プレイブック」という女性を落とすためだけにバーニー本人が書いた本の計画通りに女性を落としていく頭脳派プレイボーイです。

過去には”perfect week”「1週間に違う7人の女性と毎日エッチをする」という偉業を達成するほどです。

特に「海外で外国人の彼女が欲しい」なんて方は、バーニーから学ぶことはかなり多いと思います(笑)


また、この2人に共通するもう1つのことが、ドラマのヒロインと恋愛に発展することです。

ジョーイはロスの元カノであるレイチェルと恋に落ちます。

バーニーはテッドの元カノであるロビンと恋に落ち、結婚までしてしまうんです。ロスとテッドはこのことに激怒するシーンもありますが、最終的にはロスはレイチェルと、テッドはロビンと復縁するので、恋のキューピッド的な存在でもあるんですよね。


ここでは長くなってしまうので『フレンズ』と”HIMYM”の類似点の紹介はこの辺で終わりにしますが、各キャラクターの性格が似ていたり似たようなエピソードがあったりと多くの共通点があるんです。

なので、英語学習には『フレンズ』と同じくらいおすすめなんですね。

また『フレンズ』は1990年代の話になるので、古いと感じる人も多いかと思いますが、”HIMYM”は2014年まで続いた海外ドラマなのでより新しい英語表現が学べちゃうんです。

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“How I Met Your Mother”が英語学習におすすめな3つの理由

高校時代は英語が3年間赤点。21歳の時に思い付きで行ったアメリカ横断バックパッカーの旅では、英語が話せな過ぎて途中帰国。そんな英語が全然ダメだった僕ですが、30歳になった今ではオーストラリアのホテルフロントとして英語をバリバリ使って毎日働いています。


そんな僕の英語力を上げたのが、海外ドラマを使った英語学習法なんです。

僕は日本に居た時に『フレンズ』のDVD全巻セットを購入し、ワーホリでオーストラリアに持って行きました。

空き時間を見つけては、『フレンズ』を観てリスニングとスピーキング力を鍛えていましたね。


“How I Met Your Mother”を見始めたのは『フレンズ』を見終えた頃ですが、”HIMYM”の面白さと『フレンズ』に似た雰囲気から虜になり、今でも暇な時に良く見ています。

ここでは、そんな”How I Met Your Mother”が英語学習に最適な理由を紹介していきますね。


“How I Met Your Mother”が英語学習に最適な理由
  • 飽きない面白さ
  • 英語ネイティブが好んで使う英語表現が学べる
  • 実戦で役立つリスニング力が付く

では、1つずつ見ていきましょう。

飽きない面白さ

“How I Met Your Mother”が『フレンズ』と大きく違うところが、主人公のテッドが子供に聞かせる過去の話が主なストーリーということです。

なので、テッドの思い出補正があったり、子供に相応しくない表現は変えられているということなんですね。


『フレンズ』は現在進行形でストーリーが進んでいきますが、”HIMYM”はすでに起きた過去のストーリーなので伏線があったりの面白さがあるんですよね。

例えば、「ウィードを吸う」なんてシーンは「サンドウィッチを食べる」と子供向けにテッドが変えているんです(笑)


テッドはお酒の失敗談やHな話は子供に普通にするのに、ウィードはNGなところが面白いです。

また『フレンズ』同様に20分程度の短めのエピソードなので、見やすいです。

さらに、1話完結で観れるコメディ作品ながら、ストーリー性もあるのでシーズンを追うごとに面白さも倍増していくんですね。


英語学習が目的で海外ドラマを選ぶ際に、「面白さ」は1番大切な項目です。言うまでもないですが、面白くないと続かないですよね。

『フレンズ』が面白いと思えるのであれば、『フレンズ』を見てください。英語学習という面において『フレンズ』に勝る海外ドラマはないからです。


しかし『フレンズ』がどうしても合わない人は、”How I Met Your Mother”を観てみてください!

『フレンズ』ほどではないですが、面白いです。

英語ネイティブが好んで使う英語表現が学べる

僕が『フレンズ』を英語学習におすすめする最大の理由が、英語初心者向けの簡単な英語表現がめちゃくちゃ出てくるからです。

だから、英語初心者におすすめなんですね。


日本人は英会話が苦手な人が多いです。

仮に英語のテストで100点が取れても、英語ネイティブの英語が聞き取れない人が多いですよね。だから、英語初心者でも挑戦しやすい『フレンズ』がいいんです。


“How I Met Your Mother”はその点において、英語レベルがグンと上がります

スラングもガンガン使われますし、何より各キャラクターの話のテンポが速いです。正直に言ってしまうと”HIMYM”は英語初心者にはおすすめできません

英語が難しいと感じてしまう可能性があるからです。


しかし、英語中級者くらいの方であれば”HIMYM”は英語学習に最適なんです。

むしろ、英語中級者以上であれば、『フレンズ』よりも学ぶことが多いかも知れないです。


というのも、『フレンズ』に出てくる英語表現は非常に簡単なモノが多いです。もちろん、英語ネイティブが使う表現なので学ぶことはたくさんありますよ。

しかし、仮に『フレンズ』だけを使って英語学習をしていると、『フレンズ』は理解できるのに、他の作品は理解できないという状況に陥る可能性があるんです。


また、海外に住んでいると分かるのですが、『フレンズ』のロスやレイチェルのように聞き取りやすい英語で話してくれる英語ネイティブは非常に少なく、ほとんどの人が”How I Met Your Mother”のバーニーやロビンのように早口でスラング混じりの英語で話します。

この辺も『フレンズ』だけで英語を勉強していると、足りないと感じる部分です。


これは『フレンズ』を使った英語学習法のメリットともデメリットとも取れますが、英語が上達してくると『フレンズ』は英語学習ツールとしては物足りなさが出てくるかもしれないです。

そのレベルまで達していれば、そんなことで悩むことはないと思いますが…(笑)


上記でも触れましたが、”HIMYM”の作中に使われる英語表現は、より英語ネイティブが使うモノが多いです。

なので、”HIMYM”を使って英語学習を進めていくことで、より英語ネイティブに近い英語表現が学べるってことなんですね!


個人的には『フレンズ』で基礎力をつけて、”How I Met Your Mother”で更なる飛躍を目指すのがベストかと思います。

実戦で役立つリスニング力が身につく

“How I Met Your Mother”は『フレンズ』と比べると英語が早く英語ネイティブしか使わない表現も多いので、聞き取りにくいと思います。

動画を見てもらえれば分かりやすいと思いますが、”HIMYM”で出てくる英語は「早い」「リンキングの嵐」「教科書で出てこない英語ばかり」なので、英語初心者が字幕なしで理解するのは至難の業だと思います。


比較に『フレンズ』の1シーンを見てみましょう。

2つの動画を見れば一目瞭然だと思いますが、『フレンズ』の英語は「ゆっくり」「はっきり」「教科書で出てくるような基礎英語ばかり」ではないですか?


だから、『フレンズ』が英語学習におすすめなんです!

しかし、実戦だと英語ネイティブはロスやレイチェルのようにゆっくり・はっきりと話してくれません。実際に僕が『フレンズ』を見終わった頃(字幕なしでもほとんどのEPを理解できた)に”HIMYM”を見始めたのですが、字幕なしだと聞き取れない英語がかなり多かったです。

オーストラリアでワーホリ中も英語が聞き取れなくて困ることが多かったですね。


『フレンズ』で使われている英語は本当に基礎的な英語ばかりなので、英語初心者でも続けることで字幕なしで理解できるようになります。←この理由は下記の記事で解説しています。


しかし、『フレンズ』以外の作品も字幕なしで理解しようってなるとまだ時間がかかるんですね。

なので、英語ネイティブしか使わない英語表現やスラングがガンガン使われている”HIMYM”で英語学習を進めていくと、ほとんどの洋画や海外ドラマが理解できるようになっちゃうんです。


海外ドラマを使って英語学習をする最大のメリットが「英語ネイティブの英語に慣れる」なので、より英語ネイティブの英語に近い”HIMYM”で英語を勉強することが英語上達に効果的なんですね。

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“How I Met Your Mother”を使った英語学習法

では、”How I Met Your Mother”を使った英語学習法を紹介していきますね。

上記でも触れましたが、”How I Met Your Mother”は英語初心者向けではありません。

英語を勉強し始めたばかりの初心者の方は「海外ドラマ『フレンズ』を使った勉強法を徹底解説」で勉強を始めることを強くおすすめします。


それでも、”How I Met Your Mother”で勉強したい人向けの勉強法はこちらです。

ステップ1:英語音声+英語字幕で観る
ステップ2:英語音声+字幕なしで何度も観る
ステップ3:英語音声+英語字幕で聞き取れない箇所の確認
ステップ4:分からない英語表現を覚える
ステップ5:英語音声+英語字幕で使い方を覚える
ステップ6:英語音声+字幕なしで何度も観る
オプショナル:シャドーイング

【ステップ1】英語音声+英語字幕で観る

まずは、英語音声+英語字幕ありで観てみましょう!

このステップの主な目的は「内容をしっかりと把握すること」です。

なので、仮に英語字幕ありでも理解ができない方は、1度だけ日本語字幕をつけて観るのもOKです。


海外ドラマを使って英語学習をするということは、英語に苦手意識がある人が多いと思います。

その苦手意識をなくすためには、いきなり字幕なしで挑戦するのはハードルが高すぎるんですね。


英語学習において1番大切なことは「継続」です。

その継続をするためには、ステップ・バイ・ステップでやる必要があります。なので、まずは内容をしっかりと把握することがとても重要なんです。

【ステップ2】英語音声+字幕なしで何度も観る

 続いては、字幕なしで何度も観てください。

このステップで意識して欲しいことは、「字幕なしでどれだけ英語が理解できるか」を確認することです。


仮にTOEICで高得点が取れる人でも、英語字幕なしで海外ドラマや洋画が理解できる人は多くありません。

その理由は「英語をカタカナ英語で覚えているから」です。


リスニングテストを兼ねて下記の動画をご覧ください。


例えば、上記の動画の冒頭でリリーが”You know that guy I made out with at the freshman orientation party? “と高校で習うレベルの簡単な英語を話していますが、聞き取れなかった人も多かったのではないでしょうか?


しかし、文字で読むと意味が理解できる人も多いかと思います。

このように、字幕を見れば分かるのに字幕なしだと聞き取れないという方は、カタカナ英語で英語の発音を覚えてしまっている可能性が非常に高いです。


「ユー・ノウ―・ザット・ガイ・・・」なんてカタカナ英語で英語を覚えているから、英語ネイティブのスムーズな英語が聞き取れないんですね。

なので、このステップで自分がどのように英語発音を覚えているかをしっかりと把握しておきましょう。

【ステップ3】英語音声+英語字幕で聞き取れない箇所の確認

ステップ3では、ステップ2で聞き取れなかった箇所を英語字幕ありで確認していきます。

上記でも触れましたが、多くの人がカタカナ英語で英語発音を覚えてしまっています。

なので、英語字幕ありで観ることで「なんでこんなに簡単な英語が聞き取れなかったのか?」と自分の弱点に気付くことができるんです。


これが英語上達に必要不可欠なんですね。

「英語の知識はあるから、英語字幕ありなら理解できる。でも、カタカナ英語で覚えてるから、字幕なしだと聞き取れない」

この部分をしっかりと理解することで、英語字幕を見ながら聞き取れなかった箇所を聞き取れるように努力することができるんです。


なので、このステップでは英語字幕を読みながら「なんで字幕なしで英語が聞き取れないのか?」を意識して英語を聞いてください。

「ユー・ノウ―・ザット・ガイ」ではなく「ユノー・ザッガイ」とリリーが言っていることに気付くはずです。それに気づけば自分でもそのように発音するので、リスニングと発音の向上に効果的なんです。

【ステップ4】分からない英語表現を覚える

英語上級者でも英語ネイティブでも、分からない英単語は理解することができません

分からない英単語やイディオムをそのままにしておいても分からないままになるので、その都度意味を調べるようにしてください。


基本的に海外ドラマで使われる英語表現は、他のエピソードでも何回も使われる日常英会話がほとんどです。

なので、1回で意味を全て覚えてしまう必要性はないですが、「どんな意味なのか?」くらいは頭に入れておきましょう。

何回も目にしてその都度意味を調べる癖をつけておけば、自然と意味を覚えていますよ。

【ステップ5】英語音声+字幕ありで使い方を覚える

このステップでは、「ステップ4で覚えた英語表現が実際にどのように使われているのか」を英語字幕ありで映像と共に感覚で覚えていきます。

単語帳でたくさんの英単語やイディオムを覚えるのもいいですが、それだけだと実戦で使うことができないんですよね。

というのも、英単語の意味だけで覚えてしまっているので、どんなシチュエーションで使えばいいのか曖昧な人が多いんです。


例えば、”make out with someone”で「誰かとイチャイチャする」という意味を覚えたとします。これをとっさの場面でさらっと使いこなすことができますか?

できたら凄いですが、ほとんどの人は”make out”の意味さえ忘れてしまっていると思います。


では、下記の動画を見た後だとどうですか?

ロビンが”Let’s make out”と言って、2人がキスするシーンが脳裏に焼き付きませんでした?


“Make out”=「いちゃいちゃする・キスする」が映像として頭に残ったかと思います。これが、英語を感覚で理解するということなんですね。

このステップを踏むことで、”make out”と聞いたら誰かがキスしているシーンが頭に浮かぶようになります。

逆にそういうシーンを見たり考えるだけで、”make out”という正しい英語表現が浮かんできて自然と使いこなせるようになっちゃうんです。

【ステップ6】英語音声+字幕なしで何度も観る

実質、最後のステップになります。最後は、字幕なしで何度も観てください。

このステップでは、ステップ1~5までを通してどれだけ英語が聞き取れるようになったかをテストしてください。

この時点ですでに10回は同じエピソードを観ていることになるので、最初に字幕なしで観た時よりは理解度が上がっているはずです。


仮に内容の80%以上が字幕なしでも理解できるようであれば、次のエピソードに進んでしまってOKです。

しかし、この時点でもまだ聞き取れない英語が多いという方は、ステップ3に戻って英単語を覚えたり、聞き取れない箇所の確認作業を行ってください。

【オプショナル】シャドーイング

これは完全にオプショナルになりますが、スピーキング力と発音も同時に向上させたいのであれば、シャドーイングを取り入れてください。

シャドーイングとは、英語を聞きながら同時に英語を発音していくトレーニング法の1つです。

英文を聞いた後に英語を言うのではなく、シャドー(影)のように英語が聞こえるのと同時に発音していきます。なので、リスニングだけでなく、スピーキングと発音の向上にも効果的なんですね。


“How I Met Your Mother”を使ったシャドーイングのやり方

ステップ1:静かで集中できる環境を作る
ステップ2:5分以内のシーンのセリフをスクリプトなどを見て音読する
ステップ3:英語字幕を目で追いながら、キャラクターが話すのと同時に発音していく
ステップ4:字幕なしでキャラクターが話すのと同時に聞こえた英語を発音していく
ステップ5:ステップ4がスムーズになるまで何度も繰り返す


シャドーイングは僕が好きではないトレーニング法なのであまりやってきませんでしたが、効果があることには変わりはありません。総合的な英語力をグッと上げたい方におすすめの勉強法になります。

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まとめ

今回の記事では「第2のフレンズ」とも言われている、”How I Met Your Mother”を使った英語の勉強法を紹介しました。


この勉強法だけで僕は英語力を上げてきたので、全力でおすすめする勉強法になります。

“How I Met Your Mother”は(2022年現在)Netflixでの放送が終わってしまったりと、動画配信サービスで観ようとすると変動が激しいのでいつ見れなくなるか分からないです。

なので、英語学習用として海外ドラマを活用する場合は、全シーズンをセットで購入しておくことを強くおすすめします。


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この記事を書いた人

30代オーストラリアで働くホテルマン。高校3年間英語赤点+100㎏を超える肥満児。22歳の時にフィリピン留学を経験し英語学習を始める。アメリカ横断、ワーホリ、フィリピン勤務、東南アジアバックパッカー等で英語力を磨き、28歳でオーストラリアの大学でホテル経営を学ぶ。ブログでは主に英語学習や海外留学について発信しています!

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