ワーホリで失敗・後悔する人は必ずやっている5つの原因と対処法

こんにちは、Yutaroです。


この記事はこんな方におすすめです。

ワーホリに行きたいけど、帰国後のキャリアが心配
ワーホリを最大限に楽しみたい
英語が話せない状態で帰国したくない
日本が恋しくなった時の対処法を知りたい


ワーホリに行きたいけど帰国後のキャリアが心配など、ワーホリで失敗することが心配な人へ向けた内容となっています。

この記事を書いている僕は、23歳から25歳までの2年間、オーストラリアでワーキングホリデーを経験しました。その当時の英語力はほぼ0に等しかったですが、その後も英語学習を続け30代に突入した今ではオーストラリアのホテルフロントで働いています。


僕も2年間のワーホリを通して、帰国後に「あれをやっておけば良かった」と思ったことはたくさんあります。

これからワーホリに向かう方が、ワーホリに行かなければ良かったと後悔しないように、僕の経験からワーホリ中にすべきことをまとめていきます!

目次

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ワーキングホリデーってそもそも何!?

このUnagiブログでも度々記事を書いていますが、ワーキングホリデー(通称:ワーホリ)は、その名の通り「ワーキング+ホリデー」です。

働きながら休暇を楽しもうといった目的で、多くの国で導入しているシステムです。


日本とワーキングホリデー協定を結んだ国のみでワーホリができますが、1年間の滞在が許されており基本的にルールはありません


英語が全く話せなかった僕も、23歳の時にワーホリビザでオーストラリアに2年間滞在しました。

英語力がほぼゼロだったので大変なことも多かったですが、ワーホリで得たモノの方が圧倒的に多かったのでワーホリの良さを多くの記事で推奨しています。


しかし残念ながら、ワーホリを楽しめずに帰国した人、ワーホリの経験を失敗だと思っている人、ワーホリをしたことを後悔している友達が多くいることも事実です

ワーホリで人生が変わった僕からすると、本当に勿体ないと感じてしまいます。


そうならないために、ワーホリを充実したモノにするための秘訣を伝授します。

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ワーホリしたことを後悔する5つの原因

「外国人の彼氏/彼女を作って海外移住」
「インスタでのキラキラした海外生活」

などなど、ワーホリと聞くと「成功談」にフォーカスしたモノが多いですよね。


しかし、現実は甘くありません。

ワーホリ後に日本に帰国するも「英語がろくに話せない」「仕事が見つからない」と嘆く人も多いです。


このようにワーホリをしたことに後悔する人は決まって同じ行動をしているんです。

その中でも、代表的な5つの原因がこちらです。

  • 海外に住めば外国語が話せるようになると思っている
  • 日本が好きすぎる(ホームシックになる)
  • ワーホリへの理想が高すぎる
  • 日本の固定観念が強い
  • 明確な目的がない

海外に住めば外国語が話せるようになると思っている

ワーキングホリデーに行く目的は人それぞれですが、多くの人が掲げる目標の1つが語学の習得です。

ワーホリ1番人気のオーストラリアなら、英語習得になりますね。


僕が初めてフィリピン留学を3カ月した時もそうだったのですが、「海外に住めば英語ができるようになる」と勘違いしている人が本当に多いです。

しかし、海外に住んでいるだけでは語学は上達しません


ワーホリで英語を話す機会は増えます。

それでも、日本人は他の日本人と行動を共にしがちなので、海外に住んでいても語学が上達しないんです。


海外に住むことで外国語が勝手に伸びると思っている人は、ワーホリで失敗する可能性が非常に高いです

日本が好きすぎる(ホームシックになる)

ワーホリで失敗する2つ目の原因が、日本が好きすぎるからです。


「憧れていた見知らぬ土地での海外生活」

最初は毎日がワクワクの連続ですが、ワーホリの生活にも慣れてくるとホームシックになる人が多いです。


特に海外経験が少ない人は、ホームシックに陥りやすいので注意が必要です。


厄介なのがワーホリの場合、一度ホームシックになると日本に一時帰国しない限りずっとホームシックのままなんです。

僕はワーホリ前にフィリピン留学を経験していたので渡豪後すぐにホームシックにはなりませんでしたが、2年目の中期にホームシックになった記憶があります。

ビザが切れるまで日本には帰りませんでしたが、半年間くらいはずっと軽いホームシック状態でした。

日本人女性はホームシックになりやすい

僕は長い海外生活で色んな日本人に出会いましたが、男性よりも女性でホームシックになる人は多いです。

主な理由は、日本が大好きだからです。


ワクワクの毎日も、数カ月も住めば飽きてきます。

最初は英語ができないことから何にでも挑戦するマインドセットがありますが、慣れてくると自然とラクをしたくなるものです。


何でもすぐ手に入る便利な日本と比べると、海外は不便なことが多いので知らず知らずのうちにストレスになっていきます。

「日本食のクオリティが低い」
「湯船に浸かりたい」
「移動ばかりの生活に疲れた」


日本人にとって、日本に勝る便利な国は存在しません

僕は日本で働くのが嫌でオーストラリアに来ましたが、それ以外は日本が1番好きです。

ホームシックは病気です

「ホームシックは海外に一人で行けば誰もが経験するモノ」なんて簡単に考えてないですか?

ホームシックになりたての時は「家族が恋しい」「友達に会いたい」「コンビニスイーツが食べたい」と大したことはありません。


しかしこのホームシック、悪化するとうつ病になりかねないんです。

普通であれば1カ月ほどで自然に解消されるそうですが、海外でホームシックになるとそうは簡単に治りません


「英語が話せない」
「家族も友達もいない環境で一人暮らし」
「食が合わない」

これらのストレスや不安からホームシックになり、症状が悪化、うつ病になってしまう人も多いんです。

ワーホリへの理想が高すぎる

「ローカルの仕事が見つからない」
「英語ネイティブの恋人/友達ができない」
「日本と変わらない生活をしている」

ワーホリ前に描いていた理想のワーホリ像と現実が違いすぎて、ショックを受けてしまう人もいます。


理想を高く持つことには、何の問題もありません。

しかし、理想していたワーホリ生活を送ることはほぼ不可能です。

海外に住んでいても日本人は集まってくる

どの国に行っても必ず日本人はいます。

日本人を避けようと外国人しか住んでいないシェアハウスや仕事を見つけても、必ずどこかのタイミングで日本人と巡り合います


最初は日本人との交流を嫌がっていても、日本人同士の絆は非常に強いです。

言葉が通じるし、気が合うし、何より一緒にいて落ち着くんです


すぐに仲良くなり、気づけば24時間を共に行動しています。

どれだけ意思を強く持ってワーホリに挑んでも、完璧な英語環境を作るのはほぼ不可能に近いんです。


そうなると英語は上達しませんし、チャレンジ精神もなくなってしまいます

ワーホリ開始時は「まあいいか。最初だけ」と日本人と一緒に住み始め、ジャパレスで仕事をゲット、気づいたら日本人の恋人ができて日本人コミュニティのまとめ役になっている、なんてこと普通にあります。


純粋に、人との出会い(一期一会)を楽しんでいる人であれば、こういった経験はかけがえのないモノになります。

しかし、「ワーホリで外国人の恋人を見つける」「英語がペラペラになる」「ローカルで英語をバリバリ使う仕事をゲットする」など高い理想を持っていると、ワーホリ失敗したと感じてしまう原因になってしまいます。

日本の固定観念が強い

日本の文化と海外の文化は全く違います。


「毎日カレーを食べるインド人」
「友達の目の前で普通におならするオーストラリア人女性」
「友達の距離感がめちゃくちゃ近いコロンビア人」

文化の違いから外国人との生活に順応できず、ワーホリに来なければ良かったと思う人も多いです。」

働きすぎな日本人は注意

どうしても、日本である程度のキャリアを積んできた人だと海外のゆるっとした職場の環境に合わないと感じてしまうことも多いかと思います。

僕も初めてゲットした仕事が清掃員とかなり楽な仕事でしたが、ボス含め周りのオーストラリア人のやる気のなさにかなり困惑しました。


今はホテルフロントで働いていますが、基本的にみんなやる気ありません

フットワークの軽い僕や韓国人の子が働いてばかりで、やる気のないオーストラリア人は座って携帯をいじっているだけなんです。動き出すのに時間がかかるので、僕がやってしまった方がラクなんです。


それがストレスにならないというと嘘になりますが「早く動け」なんて言えるはずもないので、我慢して働いてしまいます。

特にワーホリビザで働いている人は立場上何かを言える雰囲気でもないので、それがストレスで仕事を転々とする人も多いです。

周りに合わせて気を抜くことも大切だと、オーストラリアやフィリピンで学びました。

明確な目的がない

ワーホリをする明確な目的を持っているかどうかで、ワーホリの充実度は全く別のモノになります。


わざわざ1年間も海外に住むんです。

人によっては3年、国を変えれば10年以上ワーホリビザで海外滞在ができます。


ワーホリをする目的は何ですか?

その辺がしっかり明確でないと何もかもが中途半端になりワーホリした1年を後悔する原因になりかねません。


帰国後に英語を勉強しなかったことを後悔するかもしれないですし、ローカルのカフェの仕事にチャレンジしなかったことを後悔するかもしれません。


ワーホリの目的があれば、何をするべきなのかが明確なので帰国後に後悔することは少なくなります。

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ワーホリで後悔しないための対処法

ここではワーホリで後悔しない為の対処法を紹介していきます。

とにかく語学学習を頑張る

言うまでもないですが、語学学習が最も重要です。


日本語を話すのは日本だけです。

オーストラリアに行けば英語を話さなければいけませんし、韓国にワーホリするのであれば韓国語を話す必要があります。


ローカルのカフェで働くのも、外国人の恋人/友達を作るにもその国の言葉を話さなければ不可能なことです。

韓国で韓国らしい経験がしたければ、ある程度の韓国語を習得しないといけないんです。流暢であればあるほど、ワーホリは充実したものになりますよ。


語学学習はすぐに結果が出るわけではないですが、本気でやるのとやらないのでは日本に帰国時に大きな差が生まれています。

ホームシックになったら無理はしないで一時帰国

ワーホリ中にホームシックになると、なかなか治りません。

一度なってしまうと、何をしていても楽しむことができず嫌な思い出が残ってしまいます。


軽度のホームシックであれば、日本人の友達を作って遊んだりすることで治ることもあります。

しかし、重度のホームシックになってしまうと日本に帰るまでは治りません


無理してワーホリを続けても良いことはないので、一度日本に帰ってください。


一度日本に戻りワーホリを続けたいのであれば戻ればいいし、嫌であればそこでやめればいいんです。

無理して滞在すると、ホームシックの嫌な思いでしか残らないですからね。

ワーホリに来て、日本の良さを再確認して帰国する人も多いです。

理想を現実にするには「実行」するしかない

理想を高く持つことはいいことだと思いますが、自分から行動しなければ理想のまま終わってしまいます。


オーストラリアに住んでいるだけでは、英語は話せるようになりません。

英語を勉強してください。


ローカルのカフェの面接に落ちたからジャパレスで働いているのであれば、ローカルのカフェでは働けません。

受かるまで応募し続けてください。


やればいいんです。

ここに関しては、日本にいても同じことですね。


でも、気付きました?

ワーホリでの理想が高い人って、ほとんどのことがその国の言葉が話せれば簡単に達成できることなんですよ。

カフェの仕事も英語ができれば簡単にゲットできますし、オーストラリア人の彼女も英語が話せれば簡単に作れます。


つまり、オーストラリアやカナダなど英語圏にワーホリする人は英語がやはり1番大切なんです。

韓国にワーホリする人は、もちろん韓国語が1番大切ということです。

日本の常識は海外の非常識マインドを持つ

日本と他国のルールや文化は違います。

これに関しては、もうそう思うしか対処法がありません。


日本で失礼なことでも、海外では普通のことなんて日常茶飯事です。

「日本だったら○○」みたいな考え方は、捨ててください。


周りが休んでたら休む。

周りがふざけてたらふざける。

そんなんでいいんです。


実際は難しいですけどね。

僕は割り切って日本人の自分全開ですが、正直疲れます。


文化の違いだけは、若い人ほど柔軟に対応できているかなと感じます。

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ワーキングホリデーは遊びの時間に過ぎない

ワーホリとは、言い換えれば遊びの時間です。

実際、ワーホリを人生の休憩地点として利用している人も多いです。


僕は2年間オーストラリアでワーホリしました。

しかし、どれだけ仕事を頑張ろうがどれだけ英語学習を頑張ろうが、日本の企業からすれば2年間オーストラリアで遊んだ人に過ぎないのです。


英語が少し話せるくらいでは、日本の企業でも何の役に立ちません。

海外の楽しい経験も、日本企業には関係のないことです。

ワーホリの経験を日本で活かせるような仕事をするのであれば別ですが、そうでない場合は長い休暇を取っていたのと変わらないので後悔してしまう人も多いんですね。


もう1度言いますが、ワーホリは遊びの時間です。

ワーキングホリデーで何をするかは自由ですが、その間日本で働いている方たちは、技術を磨きコツコツとキャリアを積んでいます


そんな方たちと、ワーホリ後に同じ舞台では戦えません。

なので、明確なキャリアゴールがある方にはワーホリはおすすめできません

ワーホリは人生を豊かにする機会を与えてくれるだけ

僕の人生は、ワーホリで変わりました。


しかし、それは人生観や仕事観の考え方が変わったとかで、人生の勝ち組になったとかではありません。

ワーホリはそのチャンスを与えてくれるだけです。


日本では気付かなかったことに気付く機会が多く、人生の選択肢が増えるだけです。

なので、ワーホリ経験者がワーホリの時間を「ただのホリデー」と感じるのか、「人生のターニングポイント」と感じるのかはその人の過去、ワーホリ後の計画、ワーホリ中に何をしてきたかによって180度変わってくるんです。

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まとめ

この記事では、ワーホリで後悔・失敗してしまう人の原因と対処法を分析してみました。


まとめるとこんな感じです。

  • 語学学習はマスト
  • ホームシックになったら日本へ帰る
  • 理想を現実にする行動力が必要
  • 日本の常識は通じない
  • ワーホリでの明確なプランを持つ


上記のポイントを押さえれば、ワーホリ生活は必ず充実したモノになります。

自分が何をしたいのか分からなくても、ワーホリ中にそれを見つける目標を持てばそれも立派な目的になります。


質問や感想等ございましたら下のコメント欄、もしくはツイッターまでお願いします。

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この記事を書いた人

30代オーストラリアで働くホテルマン。高校3年間英語赤点+100㎏を超える肥満児。22歳の時にフィリピン留学を経験し英語学習を始める。アメリカ横断、ワーホリ、フィリピン勤務、東南アジアバックパッカー等で英語力を磨き、28歳でオーストラリアの大学でホテル経営を学ぶ。ブログでは主に英語学習や海外留学について発信しています!

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