「ワーホリで仕事が見つからない…」
「オーストラリア来たけど、どうやって仕事探しすればいいのか分からない…」
今住んでいるブリスベンのシェアハウスでも良く質問されるのですが、ワーホリや学生ビザでオーストラリアに来ても仕事がなかなか見つからないそうなんです。
ワーホリや学生ビザで海外へ来られる方は英語環境を作るために、日本人が多いジャパレスなどでは働きたくない人も多いと思います。しかし、結局ローカルの仕事が見つからないので、ジャパレスで働く人が多いんですよね。
なのでこの記事では、ワーホリと学生ビザで合計5年以上オーストラリアに住んでいる僕が「オーストラリアでの仕事の探し方+絶対に返事がくる履歴書の書き方」をご紹介したいと思います!
この記事を読むと分かること
- オーストラリアで仕事探しに役立つ履歴書とカバーレターの書き方
- オーストラリアで最も使われている仕事探しサイトの紹介
- 英語が苦手でもできるローカルジョブ一覧(給料・求められる英語レベル・仕事内容)
ローカルの仕事をゲットできれば、毎日の生活の中で英語がぐんぐん上達しますし、何より給料が格段に良いです。
ワーホリの限られた時間を無駄にしないように、しっかりとオーストラリアでの仕事の探し方を理解しておきましょう!
渡豪前にビザの種類を確認
オーストラリアで仕事の探し方を紹介する前に、オーストラリアのビザタイプを確認しておきましょう。
ビザの種類によっては、オーストラリアで仕事ができないものもあるので注意が必要です。
オーストラリアに来られる方は、「観光ビザ」「学生ビザ」「ワーキングホリデービザ」の利用がほとんどです。
その他にも「パートナービザ」や「卒業ビザ」などたくさんのビザがありますが、そちらのビザを持っている人は仕事探しに困っている人は少ないと思うので今回は省かせてもらいます。
観光ビザ
短期間オーストラリアに滞在する方は、ほとんどの方が観光ビザを使って入国します。観光ビザにも2種類あるって知ってましたか?
サブクラス601 ETA
3ヶ月までの滞在が許されており、語学留学に通うことも可能です。しかし、アルバイトを含め働くことはできません。
サブクラス600 訪問ビザ
ETAと似たような観光専用のビザですが、最大で12か月の滞在が可能です。学校に通うことができますが、就労することはETA同様できません。
観光ビザでオーストラリアに入国される方は、法律的に働くことが許されていません。なので、仮に働いてしまうと法律的にアウトなので気をつけてくださいね。
学生ビザ(サブクラス500)
今僕が使っているのが、この学生ビザになります。
オーストラリアの大学や専門学校に通う方はこのビザを利用し、最大で5年間の滞在が可能です。
学業と共に働くことも許されているビザになります。しかし就労は2週間で40時間までと決められているので、オーバーしないように気をつけてください。
永住権ビザを除けば、最も長くオーストラリアに滞在できるビザの1つになるので人気が高いビザになりますね。
ワーホリビザがないけどオーストラリアに長期滞在したい人は、週に数日だけ通えばいい学校(通称:ビザ取り学校)に通いながら制限ギリギリまで働いたり、違法なキャッシュハンドの仕事をして稼いでいる人が多かったです。
ワーキングホリデービザ(サブクラス:417)
最後に紹介するのが、ワーキングホリデービザですね。
ワーホリビザとも省略されることも多い、1番人気の高いビザではないでしょうか?
ワーホリビザに、ルールは基本的にありません。なので、語学学校に通うこともできますし、何もせずに遊び倒すことも可能です。実際、オーストラリアは物価が非常に高いので、ほとんどの方が仕事を探すことになると思います。
学生ビザとの大きな違いは、ワーホリビザには就労時間に制限がないことですね。
オーストラリア人と同じ条件で働くことができるので、ガッツリ稼ぐことができちゃいます。オーストラリアでガッツリ稼ぐコツを書いた記事は、下記のリンクから読めます!
しかし1つだけ難点があって、同一の雇用主の元では6か月以上の就労が許されていません。なので、半年ごとに仕事を変えなければいけないのが少しネックになりますね。
半年しか同じ雇用主の元で働けないのは面倒ですが、かなり自由度が高いビザになります。
また、ワーホリビザは1年の滞在しか許されていませんが、ファームや採鉱などオーストラリア政府指定の地域で88日間以上の労働をすることで、2年目のワーキングホリデービザを取得することができます。
さらに、2年目のワーホリでも6か月以上同じ条件をクリアした場合は、3年目のワーホリビザをゲットできます。なので、最大で3年間オーストラリアに滞在することもでるんです!
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履歴書とカバーレターの書き方
オーストラリアで仕事探しをする際は、日本で仕事探しをするのと同様に「Resume(レジュメ・履歴書)」が必要になります。
また、応募企業で働きたい理由等を示した「Cover letter(カバーレター)」を用意しておくと、インタビューに繋がるチャンスが広がるのでそちらも準備しておきましょう。
僕が通っていたホテル経営の大学では、履歴書とカバーレターを書く授業が必須であるくらい重要な工程になります。ここでは、オーストラリアの大学で習った履歴書とカバーレターの書き方を紹介していきますね。
履歴書の書き方
履歴書を書くコツなどをダラダラと書いても難しくなるだけなので、僕の履歴書を見本として貼っておきます(最終更新:2022年2月)。参考にしてみてください!
上記で紹介した履歴書は、Canvaという無料のポスターやドキュメントを作成できるとても便利なサイトで作りました。
Unagiブログのアイキャッチ画像やブログ内で使っている画像なんかもCanvaを使って作っていますし、ツイッターやインスタグラムの投稿も作れるのでおすすめのサイトです。
大事な情報が上に来るようにバランスよく配置する
僕の履歴書を見ていただければ分かると思いますが、日本で使われている履歴書のように枠線などがありません。なので、wordを使って白紙の状態から作る人も多いです。
Canvaで履歴書を作成する際は、いくつかあるテンプレートの中から選んで個人情報などを変えるだけでいいので簡単に作れますよ。
この時に気を付けて欲しいことは、文字の大きさや感覚のバランスを均一にすることです。
見出し部分は文字の大きさを変えたりと、読みやすさに重視した履歴書を書くことでインタビューに繋がりやすくなりますよ。
基本的に、最も重要な個人情報「名前・電話番号・メールアドレス・住所」が1番上に来るように作成します。この辺は日本の履歴書と同じですね。
顔写真はあってもなくてもどちらでも構いません。また、履歴書の背景カラーも白黒の方がシンプルで見やすいという人も多いので好みでいいです。僕は日本での履歴書に慣れているせいか、顔写真がないと物足りない感がありますが、オーストラリア人で履歴書に顔写真を載せている人は少ないです。
その後に、自分のスキルや学歴、職歴を書きます。
ワーホリで仕事探しをする方は、日本での職歴とは全く違った仕事に応募することになると思うのでそこまで気にしなくても大丈夫です。ちなみに、書く順番が日本の履歴書とは逆で新しい職歴から順に上から書いていくので注意してください。
僕なんかは10年以上の職歴があるので履歴書が2枚あります。しかし、それはホテルで働いた経験が少ないから詰め込んでいるだけであって、応募する仕事と関係のない職歴であれば書く必要はありません。
履歴書の2枚目はこちらです。
今現在、オーストラリア・ブリスベンのホテルでフロントデスクとして1年以上働いているので、将来的にはほとんどの職歴を消します。フロントデスクマネージャーのポジションに応募してるのに、ハウスキーピングや語学学校で働いた経験は全く役に立たないですからね。
オーストラリアは求められている経験さえあれば簡単に仕事が見つかるので、関係ない職歴は履歴書を見にくくしてしまうだけです。
しかし、社会人としての経験があることを伝えるために残しておいてもいいかと思います。
Referenceを忘れずに
最後に、履歴書の右下に「Reference(レファレンス)」という自分の履歴書等に嘘がないかの確認ができる人2人程度の情報(職業、電話番号、メールアドレス)を書いて終わりです。前職のマネージャー、もしくはそれ同等のポジションの人がふさわしいです。
仕事の面接に合格したら採用担当から「Referees(レフェリー)」に電話、もしくはメールで質問が届きます。ワーホリでの仕事探しだとReferenceのチェックは少ないと思いますが、不安な方は書いておいて損はないです。
カバーレターの書き方
カバーレターは競争の激しい職に就く場合にのみ必要になるので、ワーホリや語学学校に通っている間に就くカフェやレストランの仕事であれば僕は必要がないと考えています。
しかし、もちろん面接前にしっかりと自分をアピールできるいい機会になりますし、のちにステップアップを考えている方は今のうちに用意しておいて損することはないでしょう。
僕が最後に送ったカバーレターの見本を貼っておきますね。
こちらも、参考程度に目を通してみてください。
カバーレターも履歴書同様に、上から名前、メールアドレス、電話番号、住所と書いていきます。その後、応募した日の日付、応募企業の名前、応募企業の住所を書きます。
カバーレターの書き始めは「Dear 〇〇〇〇」と、採用係のマネージャーの名前が分かる場合は名前を入れてください。応募先の会社のウェブサイトやLinkedInで見つけることができれば、確実に第一印象は良くなります!
調べても分からない場合は、”Dear hiring manager”で問題ありません。
手紙の内容は「どのポジションに応募したいか」「なぜ自分がそのポジションにふさわしいのか」「応募企業の情報(どこに惹かれて応募したのか)」「自分のアピールポイント」を、まとめて短く書いてください。
word1ページで収まる程度で十分です。あまり長々と書いても読み手が飽きてしまうだけなので、要点だけまとめるようにしましょう。めんどくさい方はテンプレートをインターネットで見つけて、会社名と要点だけ変える方法でもいいかと思います。
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【オーストラリアで仕事探し】ローカル求人サイトの使い方
「オーストラリアワーホリ 仕事の探し方」で検索したことのある人であれば分かると思いますが、オーストラリアでは履歴書を持って自分を売り込む方法が有名です。
僕がワーホリをしていた2015-2016年は履歴書を手配りして仕事探しをする習慣がまだ残っていたので、僕も履歴書を配りに歩き回りました。
実際に今でもそれをやっている人はいますが、実際は非常に効率が悪いです。
ローカルのレストランやカフェに応募するのであれば有効かもしれないですが、ホテルで仕事を探すとなるとオンラインからしか応募を受け付けていないホテルも多いんです。人事の採用担当がいるからだと思いますが、実際に僕はその理由で断られたことがあります。
今は何でもオンラインでできる便利な時代です。仕事探しはオンラインでやりましょう!
ここでは、オーストラリアで仕事探しをする際に使うべく「ローカル求人サイト」を紹介していきます。
【ローカル求人サイト①】Seek
まず、1番おすすめな求人サイトはSeekです!
Seekはオーストラリア人も仕事探しに使っている、オーストラリアで仕事を探す際に必ず利用するべき最強の求人サイトです。
基本的にはローカルな仕事のみの情報が載っているので、ローカルのカフェやレストラン、ホテル業界で働きたい人は絶対に使ってください!
使い方も簡単で、個人情報の登録をしたら気になる仕事に応募するだけでとても簡単です。
個人情報や職歴を記入するのでセットアップ作業に多少時間がかかりますが、その後は一気に応募することができるのでサクサク応募できます!
ワーホリ時にSeekから20個近くの仕事に応募し、1週間以内に5つ返信が来ました。
その当時の僕の英語力はかなり低かったのでキッチンハンドやハウスキーピングの仕事がメインでしたが、仕事さえ選ばなければ簡単にローカルの仕事がゲットできるはずです!
【ローカル求人サイト②】Indeed
続いて紹介するのは、Indeedです!
Indeedは日本でも有名な求人サイトなので、使ったことがある人も多いかと思います。
使い方はSeekとほとんど同じです。個人情報を登録して、仕事に応募の手順です。
ローカルの仕事がたくさん載っている求人サイトですが、Seekとほとんど変わりません。
Seekと同じ求人も多いので、Seekを使っているのであればIndeedを登録する必要はないです。
【ローカル求人サイト③】Gumtree
続いては、Gumtreeです!
Gumtreeは仕事探しだけでなく、モノを売買したり、部屋探しをしたりと利用価値の非常に高いサイトになります。
僕はワーホリ中にGumtreeを利用して、生活費が高いことで有名なパースで1週間150ドルのシングルルームを見つけることができました。
求人情報はローカルの仕事もありますが、キャッシュハンドの仕事も多いです。
最低賃金を下回る違法な仕事もたまにありますが、求人は多いサイトなので頻繁にチェックしておいた方がいいです。
【ローカル求人サイト④】LinkedInとFacebook
Facebook(フェイスブック)は、流石に知らない人はいないですよね。最近はインスタグラムやTikTokに流行が流れてしまいましたが、日記感覚で日常の生活をシェアするサイトとして未だにオーストラリアでは使われています。
最近はログインすらしてない人も多いかと思いますが、オーストラリアで生活するのであればFacebookは必需品になるので、またダウンロードした方がいいです!
Facebookには、先ほど説明したGumtreeのように中古車の販売やアコモデーションを見つけるサイトとしてかなり便利です。
またコミュニティも盛んなので、グループに参加して仕事を紹介してもらうのも1つの方法かと思います。
LinkedInは、Facebookの職歴バージョンといった感じのSNSです。日本でLinkedInを使っている人は割と少ないと思いますが、オーストラリアでは多くの人がFacebookやInstagramを利用する感覚で利用していますね。
Facebookでは普段の生活の様子などを上げることが多いですが、LinkedInでは仕事でどんな成功を収めたかなどを投稿する人が多いです。
キャリアを積むには人との繋がりが大事になるので、LinkedInもとても大切なプラットフォームの1つになります。
LinkedInを使って仕事探しもできますし、プロフィールを見た企業が逆に仕事のオファーをしに来ることも多いです。僕はハウスキーピングを昔やっていたので、ハウスキーピングの仕事オファーが未だによく来ます(笑)
実際に僕の友達はアラブの7ツ星のホテルからオファーを貰い、今そこで働いています。羨ましい…
【ローカル求人サイト④】Airtasker
最後に紹介するのは、Airtaskerです!
Airtaskerは、これまでに紹介してきた仕事探しサイトとは少し違います。今までの求人サイトはフルタイム勤務やカジュアル勤務など、一定の期間働くことを前提として契約しますが、Airtaskerは発注された業務をこなすことで料金を貰うクラウドソーシングなんですね。
なので、Airtaskerでは仕事の依頼主にもなれますし、仕事を請け負うことも可能なんです。暇な時にちょっと稼ぎたい人におすすめのサイトですね。
例えば、庭に生えてる草を刈りたいけど自分でやる時間がない人が、Airtaskerに「仕事時間2時間程度で報酬100ドル」と単発の仕事を募集することができます。その仕事をAirtaskerで見つけた人が依頼主と契約をし、遂行することで100ドルの収入を得ることができます。
フルタイムやパートタイムと違い毎日違うことをするので飽きにくいですし、報酬もかなり高額なものが多いので、Uber感覚でやっている人が多いです。小銭を稼ぎたい人におすすめです!
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【オーストラリアで仕事探し】日本人向け求人サイトの使い方
英語が苦手な方は、日本人向けの求人サイトを使うのもありです。
しかし、色んな理由から僕はおすすめできません。
日本人向け求人サイトは、日本人向けなので日本人ばかりの環境で働くことになってしまいます。せっかく海外に来ているのですから、日本でできることはなるべく避けた方がいいですよね。
また、悪徳なファーム情報や最低賃金を下回る労働環境で働かされる求人広告も普通に掲載しているので注意が必要なんです。
最低賃金が日本より遥かに高いオーストラリアで、日本人に囲まれながら日本の時給で働きたくないですよね。日本でそれはできます。
ローカルカフェの求人などもたまに載っていますが、基本的な求人はジャパレスや日本企業の事務職、配送など日系の会社ばかりです。
こういった日本人向けの求人サイトを使う場合、「オージーに囲まれた英語環境でワーホリを楽しみました!」みたいな経験はできないと思った方がいいです。
「どうしても仕事が見つからない」という場合はやむを得ないとも思いますので、そういった方向けにいくつか求人サイトを紹介しますね。
僕も使って失敗した経験があるのでもう1度言いますが、おすすめはできません(笑)
【日本人向け求人サイト①】日豪プレス
まずは、日豪プレスです。オーストラリアにワーホリで来られる方なら、すでに知っている方も多いかと思います。
このサイトは実は非常に便利なサイトで、仕事探しだけでなく住まいやマーケット、コミュニティも探せるのが魅力です。
オーストラリアに住んでいるとはいえ、モノの売買は日本人同士の方が安心できますね。また、オーストラリアでも日本人と関わることがしたい人も多いはずなので、そんな方は上手く活用ができるかと思います!
しかし先ほども言いましたが、仕事はほとんどジャパレスや日系の求人になります。なので、ワーホリの目的が英語上達であれば、先ほど紹介したローカル求人サイトを使ってください!
【日本人向け求人サイト②】チアーズ
続いて紹介するのは、チアーズです。
こちらも日豪プレスと似たような求人サイトになります。チアーズは特にリゾートバイトやファーム求人が多いのが特徴で、僕も使ったことがありますが酷い目に遭いました。個人的におすすめできないサイトの1つです。
その時の体験談をまとめた記事があるので、読んでみてください。
また、チアーズを久しぶりに見ていて思ったのですが、給料が少し低い求人が目につきますね。
時給も「お問い合わせ」としか書いてない怪しい求人も多いですし、普通にオーストラリアの最低時給より低い求人もたくさんあります。
こちらもマーケットなどは使い勝手が良さそうですが、求人サイトとしては使わない方がいいです。
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【オーストラリアで仕事探し】留学エージェントの利用
続いて紹介するのは、留学エージェントを使った仕事探しです。
自分で探すのと比べてしまうとかなりの初期費用がかかってしまいますが、留学エージェントを使うことは全然アリだと考えています。
僕がオーストラリアでワーホリをした際は英語力ゼロで何の知識もなかったので、留学エージェントを利用しました。使って良かったと心から思います。
僕が利用したのは、MyStageというオーストラリアの留学エージェントです。このMyStageのワーホリプログラムの1つである有給インターンシップを利用したのですが、2015年当時でかかった費用は1,200ドル(約10万円)です。
いきなり10万円の出費は大きいと思うかも知れないですが、オーストラリアの有給インターンシップは本当に稼げます。なので、留学エージェントに仮に10万円支払っても、1週間~2週間ローカルの仕事で働くことで簡単に元が取れてしまうんです。
僕はハミルトン島というリゾートアイランドでPublic Area Cleaner(清掃員)として5カ月間働きましたが、この5カ月間で日本円にして100万円以上を貯金しました。
開始時の出費10万円は大きいですが、オーストラリアは最低時給が高いので英語が話せなくてもガッツリ稼ぐことができるんです。
毎日がバカンス気分で半年で100万円も貯金できるであれば、10万円くらいは小さな投資ですよね!
ハズレの仕事も多いです
留学エージェントを使用したことで、ワーホリで最高の思い出を作ることができました。
しかし、留学エージェントが紹介する仕事にはハズレも多いので運任せ要素が強いんですよね。
学生時代にオーストラリアの大学近くのホテルでアルバイトをしていたのですが、そこで偶然にも同い年の日本人がワーホリで働きに来たんです。ブルーマウンテンズという山の中にある古いホテルだったこともあり、日本人がこんな山奥に働きに来たことにビックリしたことを覚えています。
「どうやってこんな山奥の仕事見つけたの?」と彼に聞いたら、まさかのMyStageでした。
僕もそのホテルで働いていましたが、決して10万円も払って働くようなホテルではないです。学校から近いホテルがそこしかなかったので、僕は仕方なく働いていただけです。
彼はハウスキーパーとして働いていましたが、従業員が多いホテルだったので週に20時間ほどしかシフトを貰えてませんでした。また、ホテル周辺に住む環境が少ないので、毎日シドニーから往復4時間以上かけて通っていましたね。
「働いて稼いだ分は、ほとんど家賃と電車の移動費でなくなる」と本人は言っていました。
本人は「英語ができないからしょうがない」と割り切っていましたが、10万円も支払ってあの仕事を紹介されるのはほぼ詐欺のようなものです。よっぽど日豪プレスでジャパレスの仕事を見つけて、日本人同士で楽しく働いた方がいいですよ。
僕は留学エージェントを利用して本当に良かったと思っていますが、そう思ってない人も結構多いです。
同じハミルトン島でも、仕事内容によっては2週間以内に辞めていく人も多かったですね。
あのレベルの仕事をMyStageが斡旋していたことはかなりショックでしたが、コロナ渦で求人が少なかったことを考慮すれば仕様がないんですかね。
他にも残念な話は良く聞くので、運任せでも良いという方にはおすすめです!
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【オーストラリアで仕事探し】友達の紹介
最後になりますが、友達に仕事を紹介してもらうのが、1番簡単で確実に良い仕事をゲットできる方法です。
過去にワーホリ経験のある友達がいたら、聞いてみてください。未だに仕事場の仲間と連絡を取っていて、ワーホリ時代の仕事を紹介してもらえる可能性も高いですよ。
語学学校に通う予定があるのであれば、学校が始まって仲良くなった友達に聞いてみましょう。ファームで働く予定であれば、友達に聞いてみると前の仕事など紹介してもらえることが多いです。
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【英語が話せなくてもできる】ワーホリでおすすめの職種
実際にオーストラリアでワーキングホリデーをする場合、どんな仕事に就けるのでしょうか。
話せる英語のレベルによっても就ける仕事が変わってきます。なので、英語が苦手な方でも就ける仕事から紹介していきますね。
1. クリーナー・清掃の仕事
まず最初におすすめする職種は、クリーナーの仕事です。
【求められる英語レベル】初級
基本的に黙々と掃除をするだけなので、英語レベルに関係なく誰でもできる仕事です。
仕事中に英語を使う機会は少ないですが、チームメンバーとのコミュニケーションは必須なので英語での意思疎通ができる必要はあります。
また、リゾート地の清掃業務だと掃除中に道を聞かれたりすることもあるので、そういった場合はある程度の英語力が要求されてきますね。しかし、基本的に英語力は求められません。
仕事内容
基本的な仕事内容はトイレや公共エリアの清掃で、1人で任されて仕事をすることが多いです。
リゾート地では日中の勤務がほとんどですが、市内のレストランやオフィスを掃除する仕事は夜から朝にかけての夜勤シフトが多いです。
僕が働いたハミルトン島では、朝4時から午後12時までのモーニングシフトから夜23時から朝7時までのオーバーナイトシフトまで24時間稼働でチームは働いていました。今僕が働いている市内のホテルでは、夜中から朝までクリーナーが来て掃除をしています。
1人で回る仕事もあれば、2~3人のチームを組んで回る仕事もあります。なので、オーストラリア人とチームを組むことができれば英会話の良い練習になります。
僕はオージー女子2人とチームでずっと働いていたので、スピーキング力がかなり上達しました。
自分のペースでゆっくりできるので、マイペースな人におすすめの仕事です。
しかし、仕事によってはすごい暇を持て余すので、忙しい環境が好きな人には合わないでしょう。
給料
時給は働く都市によって変わってきますが、パートタイムだと最低時給の21.38ドル(2022年現在)は保証されます。カジュアルだとその時給に1.25倍が加算されるので、時給26.73ドルですね。
週末や祝日だと、さらに時給が上がります。土曜日に働く場合は、1.25倍が加算されます。日曜日は1.5倍、祝日には2.25倍も時給が跳ね上がるんです。
ローカルジョブで働く最大のメリットですね!
仕事量と給料の比率でみるとおすすめの仕事ですが、やはりこういった仕事は英語が苦手な日本人が集まりやすいです。
オーストラリア人も多く働いていますが、英語環境を作るという点ではそれなりの努力が必要になってきます。
2. キッチンハンド・キッチンスチュワード
続いて紹介するおすすめのローカルジョブは、キッチンハンド・キッチンスチュワードです!
【求められる英語レベル】初級
キッチンでの単純作業になりますので、英語を話せる必要性はありません。仕事についての説明と仕事場での軽いお喋りで英語を話すくらいなので、英語力ゼロでもできます。
しかし、忙しいキッチンで効率良く働かないといけないので、シェフや他のキッチンハンドと会話できるくらいの英語力は欲しいですね。
仕事内容
キッチンスチュワードとは皿洗いの仕事で、キッチンハンドはレストランでの野菜のカットやシェフの雑用係です。ひたすらキャベツをカットしたり、シェフの指示に従ってキッチンの中で作業をします。
大きなレストランでは完全に分かれて仕事をすることが多いですが、小さなレストランだとキッチンスチュワードとキッチンハンドの両方をすることもあります。
キッチンスチュワードは本当に忙しい日は、誰とも話さない日もあるくらい皿洗いで忙しくなります。キッチンハンドは、1人で黙々とやることも多いですが、周りのシェフやキッチンハンドと交流する機会は格段におおくなるので英語上達にはキッチンハンドの方がおすすめです。
慣れてしまえば女性の方でもできますが、力仕事になるので男性が多い仕事になります。キッチン仲間と仲良くなれれば仕事自体は楽しめると思いますが、結構な確率で残念なシェフに当たることが多いのですぐに辞めてしまう人が多いのも現実です。
給料
時給は清掃員と同じで、最低時給は保証されます。
ワーホリで1,000万円貯める方法を書いた記事でも紹介しましたが、キッチンで働くと食費がかかりません。
オーストラリアは娯楽費にお金がかかり、マクドナルドでも1人で2,000円以上使うことも珍しくありません。キッチンのまかないで食費を抑えられれば相当な額を貯金することが可能ですし、レストラン業は常に忙しいのでシフトもたくさん貰えます。
オーストラリアでお金を貯めたい人におすすめの職種となります。
3. 農業(ファームジョブ)
3つめに紹介する仕事は、農業(ファームジョブ)になります。
【求められる英語レベル】初級
基本的に仕事中は喋ることなく、黙々と肉体労働をすることになるので英語力は必要ありません。
僕もセカンドビザを取るためにトマトファームで働きましたが、全く英語が話せない人も多かったです。
ファームにもよるが英語が話せない外国人も多く働いているので、コミュニケーションが取れれば英語が話せなくても問題ありません。
仕事内容
ファームジョブの仕事内容は、野菜や果物のピッキングやパッキング、もしくはファームの世話をする仕事になります。
ファームの仕事は日中に気温がぐっと上がることから、早朝5時など早い時間から始まりお昼前に終わることが多いです。肉体労働なので元引越し屋だった僕でもキツイと感じるほどでしたが、華奢な女性も多く働いていていましたね。
また、ファームジョブは野菜や果物の育ち具合で仕事量が決まるので、忙しいシーズン中は基本的に休みはありません。疲労がたまり仕事に行けない場合のみ休むイメージです。
逆に、野菜の出来が悪いと仕事がなくなってしまうのはデメリットですね。暇で週に2日しか仕事がない時期もありました。
ファームの仕事は嫌いでしたが、ファーム生活はめちゃくちゃ楽しかったです!
オーストラリアでするファーム生活は、ワーホリの醍醐味ですね。大変な仕事ですが、やる価値は大いにあります。
給料
給料はファームによって様々です。時給制のファームもあれば、歩合制のファームもあります。
時給制のファームであれば、15~30ドルくらいと幅広いです。
アジア人経営のファームは時給が低い傾向があります。逆に、オーストラリア人経営のファームは時給が高いです。
しかし、時給が高い場合は家賃も高い傾向にあるので、働く前に確認した方がいいでしょう。
歩合制の場合は、自分で収穫した分が給料として振り込まれます。なので、体力に自信のある方は歩合制がおすすめです!
例えば、トマト1バケツが5ドルの場合、1日で10バケツ収穫した場合は50ドル稼ぐことができます。収穫が早い人は1日で300ドル以上稼ぐツワモノもいますが、大体の人は50~150ドルくらいですね。
外国人が多いファームに行けば英語を話す機会も多いですが、日本人ばかりのファームも多いので目的に合わせてしっかりと調べておきましょう。
また、ファーム生活が始まってから悪質ファームだと感づいた際は、働いた分は諦めて逃げ出しちゃった方が無難です。
4. ハウスキーピング
続いて紹介するのは、ハウスキーピングです!
【求められる英語レベル】初級~中級
ゲストとの接触は比較的に少ないので、英語力はそこまで必要ありません。
しかし、ルームサービス中や廊下でゲストと軽く話す機会があるので、ある程度のコミュニケーションが取れるくらいの英語力は必要です。
大きなホテルであればタブレットや電話でマネージャーとやり取りをする必要もあるので、ある程度のリスニング力は求められます。
仕事内容
ハウスキーピングの仕事は、ホテルの部屋の掃除やベッドメイキングがメインになります。
ベッドメイキングではベッドを引いたり押したりしなければならないですし、1日中動き回っているのでかなりの肉体労働になります。また、1部屋を掃除する時間も限られているので、マイペースに働きたい方だと合わないと感じるでしょう。
働くホテルによるが、ハウスキーピングの仕事をするためにはRSAというお酒を扱える資格を取る必要があったり、しっかりとトレーニングを受ける可能性があるのでハウスキーピングの経験がないとあまり採用されにくいです。
基本的に1人で作業することが多いですが、リゾートアイランドなど大きなホテルだと2人1組で回ります。オーストラリア人も多くハウスキーピングで働いているので、英語環境を作りたい方はおすすめの仕事になります。
給料
時給は、最低時給が保証されます。フルタイムで働ければ十分に稼げますが、多くのホテルがパートタイムかカジュアル雇用なのでハウスキーピングだけでガッツリ稼ぐのは難しいでしょう。
ハウスキーピングはその日のスケジュールを終えてしまえばやることがないので、1日の作業時間は6時間ほどです。ガッツリは稼げないですが、英語に苦手意識がある人は挑戦しやすいローカルジョブになりますね。
5. チャイルドケア・ベビーシッター
続いて紹介するのは、ワーホリ女子に人気のチャイルドケア・ベビーシッターです!
【求められる英語レベル】初級~中級
子供の世話をする仕事になるので、そこまで高い英語力は求められません。
しかし、子供の面倒を見るという仕事柄、責任がかかります。お客さんと英語でしっかり意思疎通ができるレベルの英語力は必要になります。
仕事内容
お客さんが仕事や用事で家を空けている際に子供の世話をする仕事で、仕事によっては掃除や料理を頼まれることもあります。ホテルのサービスとして、部屋で子供の世話をするケースもあります。
フルタイムのチャイルドケアとして働くのであればスキルやディプロマが必要になりますが、ベビーシッター程度であれば「ブルーカード」という簡単に取れる資格のみで働くことができます。
特に、GumtreeやAirtaskerのようなサイトでは一般の人でベビーシッターを探していることもあり、仕事は見つけやすいでしょう。
チャイルドケアはオーストラリアで永住権を目指している人で取りやすい項目になるので、将来的にオーストラリアへの移住を考えている人はおすすめの職種ですね。
給料
基本的にカジュアルでの採用が多いので時給も比較的に高くなり、給料は25~40ドルとちょっと高めです。しかし、週で働く時間に限りがあるのでガッツリ稼ぐことは難しいです。
子供が好きで空いた時間などでやる分にはいいかと思います。メインでやるとなると資格を取って…学校に行って…となるので、ワーホリだと難しいでしょう。
6. ウェイター・ウェイトレス・イベントスタッフ
最後に紹介する仕事は、ウェイター・ウェイトレス・イベントスタッフです!
【求められる英語レベル】中級~上級
レストランやカフェでの客対応が必要になってくるので、英語で注文が取れるくらいの英語力がなければ働くことはできません。しかし、仕事内容によっては英語がそこまで話せなくてもできます。
高級レストランなどはかなり高レベルな英語力が必要となりますので、英語に自信がある人にはおすすめです。
仕事内容
レストランやカフェで注文を取ったり、料理のサーブをします。小さなカフェやレストランでは、レジの対応もする場合があります。
英語力が低い人はフードランナーといって、ひたすらキッチンとお客さんのテーブルを往復する仕事から始めることが多いです。
ビュッフェスタイルであれば、使った皿の回収とテーブル清掃など簡単な内容が多いです。
カフェであれば、サンドイッチをメインで作りながらレジ対応といった仕事内容になるので、マルチタスクのスキルも必要になりますね。
イベントスタッフはウェディングの準備や片付けになるので、指示していることさえ理解できれば単純な体力仕事になります。イベント中もドリンクを持って回ったり、料理を出すだけなので高度な英語は必要ありません。
給料
時給は、他の仕事と同様に最低時給は保証されています。イベントスタッフやカフェはカジュアル雇用が多いので、26~30ドルが多いですね。
キッチンで働くほどお金を貯めることはできませんが、チップを貰う機会が多いので副収入があります!
ワーホリでお金と経験を貯めたい方におすすめの職業になります。
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まとめ
今回は、オーストラリアで仕事の探し方から履歴書とカバーレターの書き方、オーストラリアでおすすめの職種まで紹介しました。
ワーホリで来られる日本人の英語レベルに合った仕事を厳選したので、ローカルジョブを探している方には挑戦しやすい仕事ばかりだと思います。
英語は使えば使うほどに成長していきます。なので、ある程度英語に自信がある人は思い切ってサービス業に挑戦してみてください。
レセプション、バリスタやバーテンダーなども英語力やスキルさえあれば誰でも挑戦できます。
テニスが得意な友達はテニスを教えていたり、ピアノが得意の友達はピアノを教えていたりと、英語が苦手でもワーホリでできる職種は意外とたくさんあるんですよ。
英語が話せるかどうかで見つかる仕事も変わってきますが、仕事はたくさんあります。自力で仕事を見つけたい人は、今回紹介した求人情報サイトを利用してみてください。
日本のエージェントも初期費用はかかりますが、仕事探しにかかる手間や時間を考慮すると安いのでそちらを利用する方法もおすすめです。
質問や感想等ございましたら下のコメント欄、もしくはツイッターまでお願いします。
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