こんにちは、Yutaroです。
「英語をマスターしたいけど、やり方が分からない…」
社会人になってから英語学習を始めた僕は、色んな勉強法を試してきました。効果的な勉強法もあれば、ただ時間を無駄に過ごしたものもあります。
この記事では、僕がオーストラリアのホテル受付で働くまでの英語力を身につけた勉強法をランキング形式で紹介していきます。
社会人がゼロから英語学習を始める4つのポイント
まず「英語学習は早ければ早いほど良い」と言いますが、その理由は分かりますか?
子供の頃は吸収も早く、英語に触れる時間も多く確保できるため、より英語ネイティブに近い英語力を得ることができます。
しかし、社会人になってしまうと仕事でのストレスや余計な知識が邪魔をしてしまい、子供のように素直に英語を学ぶことができなくなってしまいます。そもそも勉強に与えられる時間も限られているので、「社会人になってからの英語学習は難しい」と言われるんですね。
なのでここでは、社会人が効率良く英語を勉強するための4つのポイントを解説していきます。 自分に合った勉強法を見つける 僕は社会人になってから、英語力ほぼゼロの状態で英語の勉強を始めました。
しかし、僕に合った正しいやり方を見つけることができず、最初の1年は無駄にしてしまいました。
最初のうちはとにかく英単語を覚えたり、英文法の参考書から文法を覚える勉強をしていましたね。フィリピン留学に行ったのに、英語が全く上達しなかったのもそれが原因だと今になって思います。
ネットで「社会人 英語学習 おすすめ」なんて調べれば多くのウェブサイトやブログで英語の勉強法が出てきますが、一概に「これがあなたにおすすめです!」とは言えません。なぜなら、正しい英語の勉強法は人によって違うからです。
僕に合った勉強法がみんなに合うとは限りませんし、逆も然りです。僕も自分に合った勉強法を見つけるまでに、手当たり次第に色んな勉強法を試しました。英語の聞き流しもやりましたよ…(笑)
こればかりは色んな勉強法を試してみないと分からないところですが、自分に合った勉強タイプを知ることはできます!
下記の記事で紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
英語学習の目的を明確にする
社会人になってから英語を勉強する際に大切なのが、英語学習の目的を明確にすることです。
英語学習と一言でいっても、目的によって勉強法は大きく変わってきます。
英語を使った仕事に転職したいのであれば、TOEICや英検で高得点を取るための勉強が必要になってきます。英語が話せるようになりたいのであれば、実際に英語を話す練習が必要になりますね。
社会人になると、英語学習に費やせる時間が限られてしまいます。効率良く英語の上達を実感するためにも、的外れな英語学習はしたくないですからね。目標や目的を明確にして、最短ルートで英語を学びましょう!
できるだけ多くの時間を英語学習に費やす(スキマ時間の活用)
色んな意見がありますが、英語学習において大切なのは質よりも量です。
1時間の「集中した英単語の暗記」より5時間の「洋画を英語で観る」方が、長い目でみると英語上達には効果的だと考えています。
もちろん、英語学習の目的が明確になった上での話ですよ。TOEICで900点が必要なのであれば、1時間集中してTOEICを勉強した方が遥かに効果があることは言うまでもないですね。
英語学習は時間がかかるものなので、できるだけ多くの時間を英語学習に費やすようにしてください。
社会人になると、学生時代のように勉強することができません。朝の通勤で英語のリスニングを鍛えたり、お風呂に入ってる間に英語のユーチューブを見たりとスキマ時間をフル活用することで社会人でも英語は十分に伸びていきます。
難しすぎることはしない
先ほどは「できるだけ多くの時間を英語学習に費やす」と言いましたが、無理をしすぎないことも重要なポイントです。
社会人は仕事での人間関係から労働環境、やりがいなど色々とストレスを抱えて生きています。そこに新たに英語の勉強が加わるんです。ストレスに感じすぎないように気を付けましょう。
この記事の後半で紹介しますが、英語の勉強法はたくさんあります。仮に自分に効果的な学習法でもストレスに感じたり、つまらないと感じるようでは長続きしませんからね。
効果的なやり方だけでなく、楽しいと思える勉強法を見つけることも英語学習を継続する上でとても大切なんです。
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【社会人におすすめ】英語の勉強法ランキング
ランキングは8位が僕の中での最下位、1位が僕にとってダントツでおすすめ英語学習法となっています。
下位になってしまった勉強法が悪いとうわけではありません。僕に合わない勉強法というだけです。それなりの理由があるので、是非全部読んでほしいです。
まずは、最下位からの紹介です。
【8位】単語や文法をひたすら覚える勉強法
第8位(最下位)は、単語を文法ひたすら覚える勉強法です。
学校や日本人が大好きな、机に向かってガッツリと勉強するあれです。
このランキングでは最下位になってしまいましたが、しっかりと英語を基礎から勉強することはとても大切なことです。社会人が英語をゼロから始めるのであれば、しっかりと基礎を学んでください。
しかし、中学や高校でしっかりと英語を勉強してきた人であれば、この勉強法は効率的ではありません。
日本人はすでに高いレベルの英語力を持っている
日本人は英語が話せないで有名ですが、日本の英語教育のレベルは世界的に見ても高いって知ってましたか?
中学と高校でしっかり英語を勉強してきた人であれば、文法の勉強なんてしなくてもいいくらい基礎はしっかりできています。なのに、英語学習といえば、ひたすら新しい英単語を覚えたり、難しい文法を覚えたりと無駄に知識を詰め込んでいるだけなんです。
“Indefatigable”…そんな難しい英単語を使う機会ないですよ。
英語が読めるのに話せない原因
日本の英語教育の方針上、日本人は英語の読み書きは得意と言われています。逆に、スピーキングとリスニングは苦手と言われていますね。
TOEICのテストも、つい最近になってスピーキングも追加されたようですが、ツイッターなどをみても、スピーキングのテストを受けている人はかなり少ないように感じます。
「英語の読み書きは得意なのに、英会話は苦手」
何でだと思いますか?
簡単ですよね。ただ単に、英会話の練習をしていないからです。
英語の読み書きは学校で嫌ほどやってきました。せっかく学校から解放されて、好きなように英語が学べるいい機会なので「スピーキング」と「リスニング」にもっと時間をかけましょう。
英文法や英単語ももちろん必要ですが、これだけをやるのは非効率的です。英語で自分の意思を伝えられるようになるためには、以下で紹介する勉強法がおすすめです。
【7位】英語学習系のユーチューブを使った勉強法
第7位は、英語学習系のユーチューブを使った勉強法です。
僕も英語の勉強をし始めた時は、上記で紹介しているバイリンガールChikaさんや、他の英語学習系ユーチューバーを見て勉強していました。フィリピンで語学留学中も、他の生徒さん達と一緒に見て「どのユーチューバーがいいか」なんて話をしたのもよく覚えています。
たしかに、バイリンガールChikaさんのように英語ネイティブとして育った日本人から、日本語の解説で英語ネイティブにしか分からない細かい部分を学べるのは大きなメリットです。
また僕のように、純ジャパ+社会人になってから海外で通用する英語を習得した人から英語を習得するコツを学ぶのも大切なことです。特に英語初心者の方は、こういったユーチューブを使って英語を楽しく勉強することは非常に効果的ですよ。
しかし、簡単な日常会話が理解できたり、TOEICで600点以上を取れるような英語力がすでにある方は、英語を英語で理解できる力がついているので、英語で英語を覚える勉強法に切り替えた方がいいです。
英語を英語で理解するためには、英語脳を鍛えると効率的です。記事は下記のリンクからどうぞ。
英会話一日一言は、実戦向きではない
僕もワーホリをしていた時に「毎日1センテンスを英語で覚えるコぺル英会話」を見て英語を勉強していました。
確かにいろいろなセンテンスを覚えていたので、友達と話すときにその場に応じて使っていましたが、センテンスとシチュエーションがバチっとハマった時しか使えないんですよね。
センテンスをただの英語の塊として覚えていたので、本当に仲が良い友達以外の人と話すときは、あまりスムーズに出てこなかった記憶があります。
もちろん塵も積もれば山となりますが、長い英語学習の経験から言うと、英語脳を鍛えてしまった方が断然ラクです。
【6位】英語で日記を書く
第6位は、英語で日記を書くです。
英語の上達にはインプットとアウトプットが必要になりますが、日本に住んでいる限りはアウトプットをする機会が極めて少ないです。仮に、海外に住んでいても英語を話す機会って意外と少なかったりするんです。
自分の英語に自信がないと喋れないという人も多いので「英語で日記を書く」「SNSに英語で投稿する」は良いアウトプット方法の1つです。
友達とSNSを使って英語でやり取りするのもいいです。ただ、チャットだと最低限の簡単な表現しか使わないので、ラインのやり取りのみでスピーキング力が上がるとは考えにくいです。
その反面、日記を書くという行為には制限がありません。自分の好きなことを誰にも干渉されることなく続けることができるのでおすすめです。
僕もラインに自分だけのグループを作り、毎日英語でその日に起こったことや、明日やることなどを書き込んでいた時期がありました。英語で日記を書いていたこともありました。ただ残念ながら、どれも一時的なもので長くは続きませんでしたね。
人と話すのが苦手という人や英語を話す機会がない人にはおすすめの方法ですが、英会話が好きな方だと面倒くさいと感じてしまうかも知れないですね。
ライティングはスピーキング練習の代わりにはなりませんが、効果は実感できるほどにあります!
たまに、昔の日記などを見返してみると自分の成長が目に見えて分ったり、面白いことを書いていたりするのでその点は面白いですね。
【5位】洋楽を聞く
第5位は、洋楽を聞くです。
この方法は、洋楽を聞くことで英語力を上げるというよりかは、英語を好きになるきっかけになる可能性が1番高いという理由からおすすめな方法です。
もちろん、洋楽を聞くことでリスニング力が上がったり、歌詞を覚えることで英語表現の幅が広がることは期待できます。しかし、洋楽で使われている表現は、選ぶ歌を間違えると変な覚え方をすることもあるので注意が必要です。
洋楽を使った勉強法は下記の記事で詳しく解説しています。特に英語初心者の方は絶対に読んでください!
洋楽から高校レベルの文法も学べる
この記事の冒頭でも言いましたが、僕は勉強が大嫌いです。
そんな勉強嫌いの僕は、英語学習を始めても基本的に三日坊主でした。
フィリピン留学で英語の勉強をしていた時も、2週間ほどで勉強が嫌になり勉強するのを諦めました。しかし、英語を習得したい気持ちは人一倍あったので、勉強する代わりに洋楽を、毎日のように聞いて歌詞を覚える努力をしていました。
実際に「~をしておけば良かった」の意味がある「should have + 過去分詞」の表現は、Bruno Marsの”When I Was Your Man”から覚えました。
動画のリンクを貼っておくので、聞いてみてください!歌詞が最高です。
英語に関わらず何かを新しく始める時はそうだと思いますが、上達するためには継続することが1番大切なことになります。
洋楽を聞くことは、英語が全く分からなくても楽しめる唯一の方法なので、とりあえず、好きなビートの歌を聞きまくってみてください!
仮に、歌詞の意味が分からなくても、歌を覚えることができれば発音の向上になります。英語の勉強が続かないという人は、目標を英語の勉強を続けるではなく、英語を好きになるにしてみてください。
気づいたら、英語の歌を普通に理解して楽しめるようになっていますよ。
【4位】英語の本を読む
第4位は、英語の本を読むです。
英語を喋るにしても聞き取るにしても、言葉を知らなければ何もできません。なので、どれだけたくさんの単語や表現を覚えられるかは英語学習においてとても重要です。
日本人はアウトプットの機会が圧倒的に足りていないので、アウトプットを増やす勉強法が勧められがちですが、それでもインプットの方が重要だと僕は考えています。先ほどは「日本人は英語の知識がすでにある」と言いましたが、それはアウトプットの機会が少なすぎるからであってインプットの練習も全然足りていません。
洋書を読むことは、英語のインプットで最も効率の良い方法だと僕は考えています。また洋書を読むことで、分からない英語表現があってもストーリーの中から感覚で理解できるようになります。
テキストブックからだと英単語を日本語の意味で覚えるので、実戦で使いにくくなってしまいます。しかし、洋書から英語表現を覚えると、前後のセンテンスや文脈からイメージで覚えることができるんです。これも英語脳ですね。
英語初心者だと難しいと感じてしまうかもしれないですが、幼児用の本など簡単なものから始めるのもおすすめです。
下記の記事でめちゃくちゃ分かりやすく解説しているので、是非読んでください。
【3位】外国人の恋人、もしくは大親友を作る
第3位は、外国人の恋人、もしくは大親友を作るです。
英語力を上達するうえで必要なことは、インプットとアウトプットのバランスです。
このアウトプットとインプットのバランスが上手くできている人は英語がグングンと伸びていくのですが、残念ながらそれができている人はかなり少ないです。特に忙しい社会人には、難しいポイントの1つだと思います。
日本で英語を勉強している方は、英語を話す機会が少ないことからインプットばかりの勉強をしています。逆に、結婚を機に海外移住をしたり、ワーキングホリデーで外国に住んでいる方は、恵まれた環境からアウトプットばかりでインプットをしないことが多いです。
個人的にはインプットの方がアウトプットよりも大切だと思っていますが、アウトプットも同等に大切です。人によっては、アウトプットだけでスピーキングがぐんぐん伸びる人もいます。
日本に居ながら、英語環境を作る方法は下記の記事で紹介しています。
日本に居ても外国人の恋人が簡単にできる時代
今では昔のように高額でお金持ちしかできなかったアメリカへの語学留学だけでなく、フィリピンやマルタ、フィジー留学など比較的に安く、誰でも気軽に英語を話す機会が増えました。
もちろん、このコロナの影響でそれもできない状況が続いていますが、オンライン留学や英語カフェがあったりと英語を話す機会は確実に増えています。最近だと、シェアハウスに住んで英語環境を作る人もいますね。
日本にいると外国人との出会いは少ないですが、外国人の恋人を持つ英語はぐんぐん上達していきます。
もし、すでに日本人の恋人がいるのであれば、常に行動できる大親友を作って一緒に生活すると英語はぐんぐんと成長します。もちろん、外国人の恋人をゲットしただけで英語がペラペラにはなりませんが、英語を話す機会は確実にアップしますよ。
【2位】常に英語で考える・独り言英会話
第2位は、常に英語で考える・独り言英会話です。
英語は使わないと、上達しないどころか退化していきます。僕がワーホリでオーストラリアから日本に帰国した時は、英語を数日間話さなかっただけで英語の衰えを実感しました。
しかし、日本で英語を話す友達もいなかったので、独り言英会話をずっとやって英語力をキープしていました。詳しい解説は下記の記事で読めます。
スピーキング上達で、1番効果があったのが独り言英会話です。考え事は常に英語で行い、1人の時は英語でぶつぶつと独り言を英語で行うことで、日本でもアウトプットの機会を毎日作っていました。
忙しい社会人でも、ドライブ中や買い物の際に気軽にできるので是非試してください。独り言英会話に関しては、仮にTOEICで900点を狙っている人でも日常生活に取り入れて欲しい勉強法の1つです。
【1位】海外ドラマ『フレンズ』を使った勉強法
第1位は、海外ドラマ『フレンズ』を使った勉強方です。
今回はランキング形式として紹介させてもらいましたが、ダントツの1位です。かなり古いアメリカの海外ドラマになりますが、『フレンズ』に敵う英語学習法はありません。
僕が今オーストラリアのホテルフロントで働けているのも、『フレンズ』を観まくったからです。『フレンズ』で英語を勉強したから、洋画を字幕なしで観れるようになったし、ナチュラルな英語表現を学ぶこともできました。
『フレンズ』を使った勉強法は、英語上級者はもちろん、英語力ゼロの社会人にもおすすめの英語上達メソッドになります。
詳しい解説は下記の記事で解説しているので、必ず読んでください。
すぐに結果の出る勉強法ではないですが、長い目で見れば実践で使える英語力を身につけることができます。実際に僕はTOEICの勉強をしたことがないですが、『フレンズ』と上記で紹介した勉強法で英語を学び、TOEICの模擬テストで930点を取ることができました。
なので、長い目で見ればTOEICの対策にもなるってことです!
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まとめ
この記事では、英語力ほぼゼロの社会人でも海外のホテルで働けるほどの英語力を得た英語学習法をランキング形式で発表しました。
このランキングは僕の性格や勉強タイプに合った勉強法を基準に選んでいるので、下位の勉強法が悪いということではありません。しっかりとやり続ければ、どの方法でも英語は確実に上達します。
ただ、1番大切なことは「継続ができるか」なので、今回のランキングを参考に自分に合った勉強法を見つけてもらえればなと思います。
上記で挙げた勉強法以外にもたくさんの勉強法がありますし、今回紹介した勉強法はまたどこかで詳しく説明したいと思います。
質問や感想等ございましたら下のコメント欄、もしくはツイッターまでお願いします。
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