こんにちは、Yutaroです。
「ワーホリに行って、現地で英語を話せるようになりたい!」と誰もが思うものの、英語力がなかなか伸びないと感じることが多いのではないでしょうか?
特に、ワーホリ初期の頃は、英語がうまく使えずにコミュニケーションに苦労することもあります。日本語が通じる環境が多いため、ついつい英語を使う機会を逃してしまうことも。
結果として、せっかくのワーホリが英語力向上には繋がらない――そんな悩みを抱える方も少なくありません。
ワーホリ中に英語を上達させるために最も重要なのは、英語環境に身を置くことです。ただ単に英語を学ぼうとしても、実際に使う場面がなければ、英語力は伸びません。
だからこそ、積極的に英語を使う機会を自分から作り出すことが必要です。
この記事では、ワーホリの初期段階と中期段階で、英語環境を作り出すための方法を紹介します。
ワーホリ初心者の方でも取り組みやすい方法から、慣れてきた中期の段階で試すべき実践的な方法まで、段階を追って解説します。
もし、ワーホリ中に英語が伸びない原因が気になる方は、以前書いた記事【ワーホリで英語が伸びない原因】をぜひ参考にしてください。英語力を伸ばすための「環境づくり」の大切さと、その方法についても触れています。
英語をペラペラに話せる自分を目指して、ワーホリ生活を充実させましょう!
自分の英語力に合わせて英語環境に身を置く

英語を使う機会を増やすことが最も重要ですが、ワーホリで英語環境に身を置く際には慎重に選ぶ必要があります。初心者のうちに完璧に英語だけの環境に飛び込むことには、いくつかのリスクがあります。
無理に英語環境に身を置くことで、学習効果が逆に減少してしまう可能性もあるため、自分の英語力に合わせた環境選びが大切です。
英語初心者が無理に英語環境に身を置くリスク
コミュニケーションがうまくいかないストレス
初心者のうちは、簡単な会話でもストレスを感じることが多いです。英語がうまく伝わらない、相手の言っていることが理解できないという経験は、モチベーションを大きく下げる可能性があります。最初は、日本語を使いながら少しずつ英語を使うことで、無理なく学習を進める方が効果的です。
自己表現ができず、成長が停滞する
英語力が低い段階で、英語だけの環境に身を置いても、自分の思いを伝えることができず、会話が続かないことが多くなります。これが続くと、自信喪失や学習意欲の低下を招き、結局英語を使うことを避けるようになってしまうこともあります。
間違えを恐れて学習を避けるようになる
英語初心者のうちは、間違えることを怖れてしまいがちです。しかし、完璧な英語を話すことを強要される環境では、間違えたくないという気持ちが強くなりすぎて、逆に英語を話さないようになることがあります。間違いを恐れず、自然に学べる環境が必要です。
文化や環境に圧倒される
英語環境に身を置くと、言語だけでなく、文化や習慣にも触れますが、初心者にはその違いに圧倒されることがあります。特に、英語に不安がある状態で、文化的な誤解や習慣の違いに対して柔軟に対応するのは難しいため、精神的な負担が大きくなりやすいです。
実際の経験:無理をして英語だけの環境に飛び込んだ結果
僕自身、ワーホリ初期のころ、ネットで見た情報をうのみにしてオーストラリア人だけのグループに属したりと無理をした時期がありました。
その当時は、完璧に英語環境に身を置けば英語がすぐに上達すると信じていたのですが、実際には全く理解できない会話の中心にいることが非常にストレスでした。
例えば、友達とカードゲームをしている時でも、周りの英語が理解できず、友達に「ツマラナイと思われてるんじゃないか」と心配になり、余計に会話ができなくなってしまうという悪循環に陥ったこともあります。
その結果、英語学習の効率が悪く、無理に英語だけの環境に飛び込んだことが、逆に英語を使わない理由を作ってしまっていたのです。
初心者のうちは、まずは日本語が使える環境で少しずつ英語を練習し、自信を持ってから本格的な英語環境にチャレンジする方が、効率的に英語力を高める方法だと実感しました。
英語環境に身を置くリスクを回避する方法
初心者がいきなり英語だけの環境に飛び込むのは、かえってストレスが大きくなり、英語学習の効率が悪くなることもあります。
実際に、英語が全くできない状態で完璧な英語環境に身を置くと、理解できない会話の中心にいることで焦りを感じたり、友達とのゲームや会話で自分が理解できていないのではないかと不安になることも多いです。
- 段階的に慣れる:英語に完全に囲まれる前に、少しずつ英語を使う機会を増やし、自信をつけましょう。
- 日本語が使える環境で練習:や語学交換などの機会を活用し、少しずつ英語でコミュニケーションを取ることが大切です。
- 初心者でも安心な職場や住環境を選ぶ:最初は英語を使う機会が多く、サポートがある環境を選んで、無理なく英語を使える状況を作りましょう。
無理に完璧な環境に飛び込むのではなく、自分のペースで、徐々に英語を使うことに慣れていきましょう。
これから紹介する初心者向けの英語環境の作り方を参考に、少しずつ自信をつけながら、英語環境に慣れていくことが大切です。
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ワーホリ初期の英語環境作り|初心者が無理なく英語を伸ばす方法

ワーホリを始めたばかりの初心者が、ストレスを感じることなく英語を伸ばすには、 段階的に英語環境に慣れていく ことが大切です。
最初から完璧な英語環境に飛び込むのではなく、 「生活に慣れる時期」と「英語を伸ばす時期」を計画的に分ける ことで、効率よく英語力を伸ばせます。
ここでは、初心者でも無理なく英語を話す機会を増やせる環境作りのコツを紹介します。
① ワーホリ生活に慣れる期間を設ける|焦りは禁物
ワーホリの最初の1〜2カ月は 「英語環境!」と意識しすぎず、生活基盤を安定させることが最優先 です。
なぜなら、生活が落ち着いていないと、英語学習に集中する余裕がなくなってしまうからです。
▼この期間にやるべきこと
- 住居を確保(シェアハウス・バックパッカー・フラットなど)
- 仕事探し(履歴書作成、面接準備)
- 銀行口座・税務番号(TFN)・SIMカードなどの手続き
▼ 失敗しがちなポイント
- 「すぐネイティブ環境に行けば英語が伸びる!」 → 生活に慣れていないとストレスが大きく、英語学習に挫折しやすい
- 「とりあえず日本人と一緒に過ごそう」 → 最初から日本語環境に浸ると、そのまま抜け出せなくなる
改善策
✔ 生活が安定するまでは、適度に日本人コミュニティを活用して情報収集する
✔ ただし、 英語を話す機会をゼロにしないよう、徐々に英語環境へ移行する計画を立てる
② 友達作りは「英語初心者+英語学習意識の高い人」がベスト
英語初心者がワーホリ初期にネイティブとだけ友達になろうとすると、 会話についていけず、孤立しがち です。
逆に、 同じく英語を学んでいる外国人(台湾人や韓国人など)と友達になると、互いに学び合える環境になります。
おすすめの友達作りの方法
- 英語学習意識の高い外国人を探す(語学交換イベント、Meetupを活用)
- シェアハウスで英語を話す友達を作る
- 英語を話す日本人を探す(同じ目標を持った仲間はモチベーション維持に◎)
改善策
✔ 「英語オンリーの時間」を決める(日本人の友達とも英語で話す時間を作る)
✔ 毎日英語でLINEやメッセージを送る習慣をつける(簡単な英語でもOK)
③ シェアハウス選びで英語環境を作る|段階的にレベルアップ
住む環境が英語力に大きく影響 します。
「日本人だけのシェアハウス」は快適ですが、英語を話す機会がゼロになるリスクがあります。
初心者向けのシェアハウス選び
- 最初はアジア人中心のシェアハウス(英語が共通語になるため、話しやすい)
- 慣れたら欧米系・ネイティブがいるシェアハウスへ移行
- 日本人がいても「英語ルール」があるシェアハウスを選ぶ
改善策
✔ シェアハウスの見学時に「英語がどれくらい使われているか」を確認する
✔ Facebookのシェアハウスグループで「英語環境希望」と投稿する

④ 仕事選びで英語を話す機会を増やす
仕事環境は、ワーホリ中の英語力アップに直結します。
しかし、多くの人が 「英語に自信がないから」とジャパレスに入り、そのまま抜け出せなくなる ケースが多いです。
英語環境を作りやすい仕事
- ハウスキーピング(会話は少なめだが、多国籍の職場で英語が必須)
- キッチンハンド(カジュアルな英語が学べる&ネイティブとも交流しやすい)
- ファームジョブ(労働環境によるが、英語環境の職場も多い)
改善策
✔ 最初はジャパレスでもOK、 3〜6カ月で英語環境の仕事へ移る計画を立てる
✔ ネイティブの同僚がいる職場を探す(ジャパレスでもオーナーが現地人なら英語を話す機会が増える)

⑤ 英語初心者の学習法|アウトプットよりもインプット重視
ワーホリ初心者は 「とにかく話すことが大事!」 と思いがちですが、 まずはリスニングを強化しないと会話が成り立ちません。
おすすめの学習方法
- リスニング:毎日最低30分シャドーイング
- スピーキング:習ったフレーズを1日1回実際に使う
- 語彙強化:「会話で使う頻出フレーズ」を優先的に覚える
改善策
✔ 「英語で話すネタ」を事前に用意する(カフェやシェアハウスで使えそうなフレーズをストック)
✔ スマホの設定を英語にする、毎日英語ニュースを見る(日常的に英語に触れる)
ワーホリ初心者は環境作りが最重要
ワーホリ初期は 無理にネイティブ環境に飛び込むより、「自分が話しやすい英語環境を作る」ことが大切 です。
✔ 生活基盤を安定させる
✔ 英語初心者の外国人と友達になる
✔ シェアハウスは段階的に英語環境へ移行
✔ 仕事はジャパレス以外を選ぶ or 早めに移行する
✔ インプットを重視し、実践の場を増やす
次のステップは 「ワーホリ中期以降、どう英語環境をさらに強化するか?」 です!
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「ワーホリ中期の英語環境作り|中級者向け上達を加速させるコツ」

ワーホリ生活に慣れ、英語にも少し自信がついてきた中級者にとって、ここからの成長は「どれだけ英語環境に浸れるか」が鍵になります。
ただ、「英語を話せる機会を増やせばOK」ではなく、意図的に負荷をかける環境を作ることが重要です。
ここでは、ワーホリ中級者が英語力を飛躍的に伸ばすための環境作りについて、具体的な方法を紹介します。
1. 日本人との関わりを減らし、英語環境を強化する
ワーホリ中級者にとって最も避けるべきことは、無意識に日本語を使ってしまうことです。
特に、日本人が多い職場や住環境では、日本語を優先しがちですが、これが英語力の伸びを妨げる原因になります。中級者は、より積極的に英語を使う環境を作る必要があります。
実践的な方法
- 日本語を使う機会を減らす
仕事や日常生活の中で、意識的に英語を使用する機会を増やしましょう。食事や休憩時間も英語を使う時間として活用することで、自然に英語を使う機会が増えます。また、日本語を使う時でも、なるべく英語に切り替える意識を持ち、「英語で考える習慣」を作ることが大切です。 - 英語に触れる時間を増やす
英語環境を強化するためには、SNSやメッセージも英語優先にするのが効果的です。例えば、英語で投稿したり、外国人と英語でやり取りする習慣を作ります。YouTubeやポッドキャスト、英語ニュースを利用することも、英語のインプットを増やす方法です。日常生活の中で自然に英語に触れる時間を作ることが、語彙やリスニング力の向上につながります。 - 日本語を使う環境から抜け出す
可能であれば、日本人の多い環境から抜け出し、より多くの外国人と関わる環境を作るよう心がけましょう。例えば、シェアハウスや職場でも、日本人以外の国籍の人と交流することで、英語を使用する機会が増えます。外国人が多い職場に移ることも、英語環境を強化するための一つの方法です。中級者にとっては、特に英語を話す場に身を置くことが大きなステップです。 - 日本人の友達との交流はバランスよく
完全に日本人との交流を避ける必要はありませんが、中級者になると、日本語を使う機会は最小限に抑えることが必要です。日本人の友達と過ごすことも大切ですが、英語環境に身を置くために、他国籍の友達や外国人との交流時間を意識的に増やしましょう。
2. 少し英語レベルの高い外国人と仲良くなる
中級者にとって、少しだけ英語レベルが高い外国人と会話をすることは非常に効果的です。自分よりも英語が流暢な相手と話すことで、語彙力が増し、文法の理解も深まります。
職場などで少しだけ自分より英会話が得意な人と仲良くなりましょう。最初は難しく感じるかもしれませんが、挑戦することで確実に成長できます。
実践的な方法
- 語学交換イベントを活用する
Meetupなどのイベントアプリを使って、語学交換イベントに参加することで、他国の人々と実際に会話をする機会を増やせます。英語でのやり取りを通じて、より自然でスムーズな会話力が身に付きます。 - 共通の趣味を持つ友達と交流する
音楽や映画、スポーツなど共通の興味がある友達と会話することで、会話が自然に続きやすいです。特に好きなテーマについて話すときは、英語を使うのが楽しくなり、語彙力や表現力が身につきます。 - 語学学習に積極的な外国人との交流
英会話を学んでいる外国人と話すことも、非常に有効です。互いに学び合いながら、共通の目標に向かって英語力を高めることができ、モチベーションも維持しやすいです。
3. ネイティブとの会話を増やし、アクセントやイントネーションに慣れる
ネイティブスピーカーとの会話は、英語を自然に覚えるための最高の方法です。最初は速さやアクセントに驚くかもしれませんが、会話を通じて慣れていきます。特に、ネイティブとの会話量を増やすことが非常に大切です。
実践的な方法
- 英語を使うカフェやレストランで積極的に話す
ネイティブが多く集まるカフェやレストランに足を運び、積極的に話しかけてみましょう。初めは緊張するかもしれませんが、実際に会話を始めることで、英語の速さやイントネーションに慣れることができます。 - 英語での仕事を増やす
観光業やホスピタリティ業界では、日常的にネイティブスピーカーと接する機会が多くなります。英語を使う仕事に就くことで、現実的な会話の中で英語力を磨けます。
4. シェアハウスを英語環境にする
住環境が英語学習に与える影響は計り知れません。特にシェアハウスは、他の人々と頻繁にコミュニケーションを取る場として非常に有効です。
しかし、日本人が多いシェアハウスでは英語を使う機会が少なくなるため、英語を使うシェアメイトを見つけることが重要です。
実践的な方法
- 英語を使用する環境を作る
もし可能であれば、英語が公用語のシェアハウスを選んで住むことで、日常生活の中で英語に触れる機会が自然と増えます。英語を話す仲間と過ごすことで、会話のスピードやアクセントに慣れることができます。 - シェアメイトとの会話を英語にする
同じシェアハウスに住んでいる人が英語を話す場合、積極的に英語で会話をすることを心がけましょう。食事の時間や休憩時間も英語を使って会話し、毎日のルーチンの中で英語に触れ続けることが大切です。
5. 英語を使う仕事に転職する
英語環境で働くことは、英語力を実践的に伸ばす最も効果的な方法の一つです。英語を使う職場に転職することで、日常的に英語を使う機会を増やし、自然に英語力が向上します。
実践的な方法
- 観光業やホスピタリティ業界の仕事を探す
観光業やホスピタリティ業界では、外国人の顧客と接する機会が多く、英語を使う頻度も高くなります。こうした職場では、実践的な英語力を高めることができます。 - 英語を使う職場での経験を積む
英語を使う仕事に就くことで、実際のシチュエーションで必要なフレーズや表現を身につけることができます。また、英語を使いながら多国籍の人々と働くことで、文化的な違いにも柔軟に対応できるようになります。
6. インプット6割・アウトプット4割のバランスを意識する
中級者にとって、インプット(読む・聞く)とアウトプット(話す・書く)のバランスを取ることが非常に重要です。
インプットを増やして語彙力やリスニング力を強化することは大切ですが、アウトプットをおろそかにすると、せっかくの学びが活かされません。理想的には、インプット6割・アウトプット4割の割合で学習を進めていきましょう。
実践的な対策
- インプットを増やす
英語でニュースを聴いたり、ポッドキャストを毎日聴くことが効果的です。特に、自分が興味を持っている分野やテーマで英語を学ぶと、楽しく続けやすく、自然と語彙やフレーズが増えていきます。また、英語の記事や本を読むことで、リーディング力も強化できます。インプットは理解力を高め、語彙力を増やすための基礎です。 - アウトプットを習慣化する
インプットした内容を実際の会話やライティングで使うことが大切です。たとえば、日記を英語で書いてみる、友達と英語で会話するなど、アウトプットを日常に取り入れましょう。最初はうまく話せなくても、試行錯誤しながら使うことで、より自然に英語が身についていきます。アウトプットを意識的に行うことで、学んだフレーズや語彙を記憶に定着させ、スピーキング力がアップします。
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まとめ
ワーホリ中に英語を効率よく伸ばすためには、自分の英語力に合わせた環境作りが最も重要です。英語初心者のうちは、無理に完璧な英語環境に飛び込むのではなく、少しずつ慣れていくことが大切です。
焦らず、段階的に英語を使う機会を増やし、自信をつけながら学習を進めることで、着実に成長することができます。
最初は、ワーホリ生活に慣れることが最優先です。その後、英語を使う機会を増やすために、英語初心者向けの環境を作りながら、徐々にステップアップしていきましょう。
特に、友達作りやシェアハウス選びでは、無理なく英語を使う環境を整えることが、学習の効率を高めます。また、英語を使う仕事を選ぶことで、実践的なスキルを磨くことができます。
中級者になると、さらに英語環境を強化する必要があります。日本人との関わりを減らし、レベルの高い外国人やネイティブとの会話を積極的に取り入れることで、会話力を加速させましょう。
シェアハウスや仕事での英語使用を増やすことも、自然な形で英語力を向上させる方法です。
ワーホリの期間を最大限に活用し、自分のペースで環境作りを進めることが、英語学習の成功の鍵です。無理せず、自信を持ちながら、着実に英語力を伸ばしていきましょう。
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