こんにちは、Yutaroです。
「ワーホリでファーム選びを失敗したくない!」
でも、実際に働いてみるまで、良いファームか悪いファームか分からないのが現実…。
実は、私もワーホリ中にストロベリーファームでの仕事に応募した結果、大失敗しました…。
最初は普通に感じたそのファーム、でも働き始めてみたら…
✅ 2週間、無給で働き、セカンドビザのカウントもなし。
✅ 給料は一切支払われず、どんなに働いてもお金が手に入らない。
✅ 精神的にも追い詰められ、焦りだけが募る日々…。
「どうしてこんなことになったのか?」
「なぜ、このファームを選んでしまったのか?」
詳しくは、こちらの記事で体験談をまとめています👇
👉 悪徳ストロベリーファームで無給で働いた体験談
このような失敗を防ぐために、今回は ファーム選びの注意点 と 成功するためのポイント を徹底解説します!
あなたが安心して働けるファームを見つけるために、ぜひ最後まで読んでください!
ファーム選びで失敗する原因と注意点

ファームの仕事は、ワーホリ中に貯金を増やしたい人やセカンドビザを取得したい人 にとって人気ですが、適当に選ぶと 「全然稼げない」「英語環境がない」「違法労働に巻き込まれる」 などのトラブルに直面することも。
特に初心者は、求人の探し方や労働条件をしっかり見極めることが大切です。
ここでは、ファーム選びで失敗しがちな原因と注意点 を詳しく解説していきます。
日本人向けのウェブサイトだけで仕事を探してしまう
ワーホリ初心者がやりがちなミスのひとつが、日本語の求人サイトだけを使って仕事を探してしまうことです。
確かに日本語で情報を得られるのは安心感がありますが、その分、リスクも大きい のが実情です。
例えば、「日豪プレス」「チアーズ」 などの日本人向け求人サイトには、日本語で応募できるファームの仕事が多く掲載されています。
しかし、こうした求人の中には、ローカルの人が応募しないような条件の悪い仕事 が含まれていることが少なくありません。
日本語の求人サイトにありがちな3つの失敗パターン
✅ 給料が相場よりも低い
ローカルのファームでは「1バケツ10ドル」で支払われる仕事が、日本人向け求人では「5ドル」と半額近くに設定されていることがあります。これは、英語に自信がないワーホリメーカーが選択肢を狭めてしまい、不利な条件でも受け入れがちだからです。
✅ 違法労働・未払いトラブルが多い
日本語の求人サイトには、「給料未払い」「ビザ申請用の労働日数がカウントされない」「悪質なピースレート(出来高制)」 などのトラブルが多く見られます。僕自身、日豪プレスで見つけたストロベリーファームに応募しましたが、2週間働いたのに給料が支払われず、セカンドビザのカウントも認められない という苦い経験をしました。
✅ 英語環境がなく、英語が伸びない
日本人向けの求人には、日本人スタッフばかりの職場が多く、仕事中も休憩中も日本語になってしまいがちです。ワーホリで英語力を伸ばしたいなら、日本人が少なく、英語環境のあるファームを選ぶことが重要 です。
ファームを後回しにする
ワーホリ中にファームジョブを後回しにすることは、多くのワーホリメーカーが犯しがちなミスのひとつです。
後半になって焦ってファームを探し始めると、予期せぬトラブルや失敗に直面する可能性が高くなります。特に、悪徳ファームに当たるリスクが増えるという点が最も重要な問題です。
1. 時間の余裕がなくなる
ワーホリビザで必要な88日間または3ヶ月以上の労働をクリアするためにファームジョブが必要ですが、これを後回しにしてしまうと、時間的に余裕がなくなります。焦ってファームを探すことになり、結果として選択肢が限られたり、悪徳ファームに当たるリスクも高くなります。
僕自身、ワーホリの後半でファームを探し始めた際、あまりにも時間がなくて、焦ってしまいました。その結果、悪徳ストロベリーファームに応募してしまった経験があります。労働条件が悪かったり、予想していた収入が得られなかったりすることが、非常にストレスとなり、その後のワーホリ生活にも影響を与えてしまいました。
2. 体力的に後半がキツくなる
ファームジョブは体力的に非常にハードな仕事です。特に後半になると、体力だけでなく精神的な余裕がなくなってくるため、後回しにすると更に厳しく感じることがあります。ファームを後半に回すと、疲れがたまりやすくなり、心身ともに負担が大きくなります。
ワーホリ前半でセカンドビザの条件を得ることで、1年目の終わりから2年目にかけて仕事の繋ぎなどがよりスムーズになります。理想的なワーホリ生活を送るためには、早期にファームを済ませる方が効率的です。
ファームを先にやるデメリットもある?
とはいえ、「ワーホリの最初にファームをやるべき!」と決めつけるのも危険です。ファームを先にやることには、以下のようなデメリットもあります。
- 慣れないワーホリ生活で、いきなりファームは精神的にキツイ
ワーホリ初心者にとって、海外生活に慣れる前にいきなり田舎で働くのは精神的に大きな負担になります。英語力に自信がない状態でファームに行くと、孤独感が増してメンタル的にきつくなることも。 - 情報を集めずに行くと、結局悪徳ファームに行くリスクが高い
ワーホリ開始直後は、オーストラリアの仕事探しの仕組みやファームの評判をまだ理解していないことが多いです。そのため、十分な情報を集めないまま適当にファームを決めてしまい、結果的にブラックファームに行く人も少なくありません。 - 最初からセカンドビザを取るつもりの人が少ない
ワーホリ開始時点では「まずはシティで働いてみたい」「とりあえず英語を勉強したい」と考える人が多く、最初からセカンドビザのためにファームへ行く決断をするのは難しいです。そのため、ファームを後回しにしてしまう人が多いのも事実。
貯金が少なく、辞めたくても辞められない状況に陥る
ワーホリでファームジョブを始める際、十分な貯金がないと「辞めたくても辞められない」という悪循環に陥るリスクがあります。
「新しい仕事が見つかったけど、貯金が少なくて移動できない…」
「給料が低すぎるけど、お金がなくて辞められない…」
このような状況になると、劣悪な労働環境や給料が低いファームでも耐えるしかなくなり、ストレスや金銭的な不安が増してしまいます。
ファームジョブは安定した収入が得られるとは限らない
ファームの仕事は、収穫シーズンや天候の影響を大きく受けるため、安定した収入を得るのが難しいという特徴があります。
- 繁忙期(ピークシーズン) → 仕事が多く、週1,000~2,000ドル稼げることも
- 閑散期(オフシーズン) → 仕事が激減し、週200ドル以下になるケースも
例えば、バンダバーグのトマトファームでは、繁忙期には毎週1,000ドル以上稼げていたのに、閑散期には週200ドルまで減少したケースもあります。
そのため、「今の時期に十分な仕事があるのか?」を事前にリサーチしないと、想像以上に収入が少なく、貯金を切り崩しながら生活する羽目になることもあります。
仕事がなくても耐えられるだけの貯金が必要
ワーホリでファームを始める際、最も避けるべきなのは、「お金がなくて辞められない」状況に陥ることです。
- 労働環境が悪いブラックファームに当たる → でも貯金がないから辞められない
- 思ったより稼げないファームだった → でも移動資金がないから続けるしかない
- 仕事が減って給料が激減 → でも生活費が足りない
このような状態を防ぐためにも、最低でも3ヶ月分の生活費($3,000~5,000)を準備してからファームに行くのが理想です。
ビザのために、稼げなくてもファームで働く必要がある場合もある
ファームジョブをする理由は、「お金を稼ぐこと」だけではありません。
ワーホリでセカンドビザやサードビザを取得するためには、ファームで88日間(または179日間)働くことが必須です。そのため、収入の多寡に関わらず、ビザの条件を満たすために働かざるを得ない状況になることもあります。
✅ 仕事が少なくても、ビザ取得のために規定日数をこなす必要がある
✅ 最低賃金以下のファームでも、日数をカウントするために働き続けるケースがある
特に、貯金が少なすぎると「稼げるファームでないとダメ」と仕事が見つからずに時間を無駄にする可能性が高まります。
そのため、ビザ取得を目指す人こそ、収入が不安定でも耐えられる貯金を準備しておくことが重要です。
歩合制(出来高制)の仕事は慎重に選ぶべき
「頑張った分だけ稼げる!」と歩合制(ピースレート)のファームジョブを選ぶ人も多いですが、初心者にはハードルが高く、思うように稼げないリスクがあるため慎重に選ぶべきです。
特に以下のような点に注意しないと、最低賃金を下回ったり、想定以上に苦労したりする可能性があります。
歩合制の仕事が難しい理由
1. 作業スピードが遅いと収入が低くなる
歩合制では、作業スピードと効率が直接収入に影響します。
経験者と初心者では大きな差があり、同じ時間働いても収入が半分以下になることも。
2. 収穫量や天候によって稼ぎが変動する
作物の生育状況や天候によって、作業量が大きく左右されます。
たとえば、雨が続けば仕事ができない、作物の出来が悪いと収穫が減るなど、安定して稼げる保証がない点がデメリットです。
3. 体力的にキツく、稼げないとモチベーションが下がる
ピッキング(収穫作業)は、長時間しゃがむ・重いカゴを運ぶなどの肉体労働です。
さらに、稼ぎが少ないとモチベーションが続かず、心身ともに疲弊するケースも少なくありません。
4. 最低賃金を下回る可能性がある
オーストラリアでは最低賃金が定められていますが、歩合制では最低賃金以上を稼ぐ保証がありません。
初心者の場合、思ったほど稼げず、結果的に最低賃金を下回ることもあるので注意が必要です。
ビザカウントの条件を事前に確認する
セカンド・サードワーホリビザを取得するためにファームで働く場合、ビザカウントの条件を事前にしっかり確認することが非常に重要です。ビザのカウントが無効になったり、後で問題が発覚すると、計画が台無しになる可能性があるため、事前の準備と確認が不可欠です。
ビザカウント条件を確認しないと起こりうる問題
1. 違法ファームで働くとビザカウントが無効に
ABN(オーストラリア事業番号)が未登録のファームで働いてしまうと、ビザのカウントが無効になる可能性があります。
現金手渡しで給料を受け取る場合や、ABN未登録のファームでは、労働が正式に認められず、ビザ取得のために必要な日数がカウントされないリスクがあります。事前にファームが正式な事業として登録されているか確認することが重要です。
2. 週30時間以上働かないとカウントされない
ビザを取得するためには、1週間に最低30時間以上働く必要があります。
もし週の労働時間が30時間に満たないと、その週はビザカウントの対象外となり、必要な労働日数を満たせなくなる可能性があります。ファーム選びの際には、勤務時間が安定して30時間以上になるかどうかを確認することが大切です。
3. 給料の支払い方法が不適切だとカウントされない
給料が現金手渡しの場合、その支払いが正式に記録されないことがあり、ビザカウントが無効になることもあります。
公式な支払い方法(銀行振込+ペイスリップの受け取り)を選び、労働記録が正確に残るようにすることが重要です。
シェアハウスがブラック環境でないかチェック
ファーム生活では、住環境の質が作業のストレスに大きく影響します。特に、シェアハウスの環境が悪いと、生活全体が不快になり、モチベーションや体調にも悪影響を及ぼす可能性があります。
ワーホリの最中、住環境が原因で心身に疲れが溜まってしまうことが多いので、住環境の事前チェックを怠らないようにしましょう。
シェアハウス環境の悪さが及ぼす影響
1. ギュウギュウ詰めで生活空間が不快
シェアハウスでの生活は、人数が多すぎて一部屋が狭く感じることがあります。例えば、「1部屋に6人」といった場合、プライバシーが確保できず、快適に過ごすことが難しくなります。さらに、生活音や衛生面でも問題が生じ、ストレスが溜まりやすくなることがあります。しかも、家賃が高額な場合も多く、物理的・精神的に負担がかかります。
2. 基本的な生活設備が整っていない
シャワーのお湯が3分で水に変わる、キッチンが使いにくい、トイレやシャワーの清潔さが保たれていないなど、生活設備が不十分だと、毎日の生活が不便になります。こうした環境が続くと、体調を崩しやすく、作業効率や英語学習にも悪影響を及ぼすことがあります。
3. ブラックオーナーによる問題
ファーム直営のシェアハウスでは、オーナーがブラックな場合、仕事がない日でも家賃を払わされる、または高額な家賃を請求されるケースがあります。こうした状況に陥ると、生活費が重くのしかかり、金銭的なストレスや精神的な疲労が蓄積していきます。これにより、他の生活面や仕事に集中できなくなる可能性もあります。
失敗例: 僕が経験したストロベリーファームのシェアハウス
僕が滞在したストロベリーファームでは、コンテナに4つのベッドだけの歩くスペースもない狭い部屋。100人以上が住んでいるのにキッチンや冷蔵庫は2台しかなく、トイレは汚れていて流れないことも。シャワーは水しか出なかったので、生活に支障をきたしました。
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悪徳ファームを回避!ワーホリで安全なファームを選ぶ8の方法

ワーホリでファームジョブを探す際に注意しないと、給料未払いや劣悪な住環境、ビザカウント対象外といったトラブルに巻き込まれるリスクがあります。特に、悪質なファームは日本人向け求人サイトにも紛れ込んでいるため、慎重なリサーチが必要です。
ここでは、悪徳ファームを避けるための具体的な対策と、安全なファームの見極め方を解説します。失敗しないための10のポイントを押さえ、安心してワーホリ生活を送りましょう!
1. ローカル求人サイトを活用する
ファームジョブを探すときは、日本人向けのサイトだけでなく、ローカル求人サイトを活用することが重要です。 オーストラリアの求職者向けサイトには、条件の良いファーム や 時給制の仕事 など、より安全な選択肢が多くあります。
おすすめのファーム求人サイト
📌 Gumtree
👉 オーストラリア最大級の求人・売買サイト。ファームジョブの掲載も豊富。
📌 Backpacker Job Board
👉 ワーホリ向けの仕事が充実しており、ファーム専用の求人カテゴリーもあり。
📌 Facebookのファーム求人グループ
👉 「Australia Farm Jobs」「Backpacker Jobs Australia」 などのグループで最新の求人をチェック。実際に働いた人の口コミも確認可能。
安全なファームを見極めるポイント
✅ Googleで「ファーム名 + review」で検索し、評判を確認する
✅ Facebookグループで過去の投稿をチェック(求人内容やコメントから信頼性を判断)
✅ オーナーやマネージャーに直接連絡し、給料や労働条件を事前に確認
ローカル求人サイトを活用することで、条件の良いファームを効率的に見つけ、悪質な求人を避けることができます。
2. 事前にファームの評判を徹底チェック
応募する前にファームの評判を確認することは、悪質な労働環境や不正な待遇を避けるために非常に重要です。 事前に情報収集を行うことで、後悔のない選択ができるようになります。
ファームの評判をチェックする方法
🔍 Google検索でレビューを確認
👉 「ファーム名 + review」 や 「ファーム名 + scam」 といったキーワードで検索し、過去の労働者の口コミを調べます。悪いレビューが多い場合、そのファームは避けた方が無難です。
🔍 Facebookグループで情報を集める
👉 「Australia Farm Jobs」 や 「Backpacker Jobs Australia」 などのグループに参加し、実際に働いた人の体験談を参考にしましょう。グループ内のコメントや投稿を調べると、信頼できるファームかどうかがわかります。
🔍 SNSやブログを活用する
👉 InstagramやX(旧Twitter)で#ワーホリファームや#オーストラリアファームなどのハッシュタグを検索して、他のワーホリ経験者の投稿をチェック。実際の写真や具体的な体験が役立ちます。ブログも有益な情報源です。
🔍 ファームのウェブサイトとSNSも調べる
👉 公式のウェブサイトやSNSアカウントにアクセスし、最新の情報や実際の労働環境を確認。良いファームは、透明性のある情報提供をしていることが多いです。
✅ オーナーやマネージャーに直接質問する
求人を見つけたら、ファームのオーナーやマネージャーに直接連絡を取り、具体的な労働条件(給料、勤務時間、住環境など)について尋ねると、さらに安心できます。
事前に評判をチェックすることで、悪徳ファームを避け、安心して働ける場所を選ぶことができます。
3. 給料の支払い方法を事前に確認
ファームで働く際、給料の支払い方法は極めて重要です。「現金手渡し」や「ペイスリップなし」などの支払い方法は、法律に違反している可能性が高く、後でトラブルに繋がることがあります。
事前に確認すべきポイントを押さえて、安全で適切な支払い方法が保証されているファームを選びましょう。
確認すべき給料の支払い条件
💰 銀行振込での支払いが行われるか確認
👉 支払いが現金手渡しではなく、必ず銀行振込で行われることを確認しましょう。銀行振込は支払いが証拠として残り、後からのトラブルを防ぐためにも必須です。特に、給料未払いの問題を避けるためにも重要です。
💰 ペイスリップ(給与明細)を受け取れるか確認
👉 給料の支払いに関しては、ペイスリップ(給与明細)の発行が法律で義務付けられています。ペイスリップには、給与額、勤務時間、税金の額が詳細に記載されており、自分の労働が正当に評価されているかを確認できます。支払いが透明であるか確認するためにも、必ず受け取るようにしましょう。
💰 最低賃金($23.57/h 2025年現在)が保証されているか確認
👉 最低賃金($23.57/h 2025年現在)が保障されているかを必ず確認しましょう。最低賃金以下で働くことは法律に違反しており、労働者の権利を守るためにも、必ず法定の最低賃金を支払っているかを確認してから働き始めましょう。
トラブル回避のために
💡 事前に質問をすることが重要
もし支払い方法に不安があれば、ファームのオーナーやマネージャーに直接質問して、疑問点を明確にしておきましょう。曖昧な回答や逃げるような態度を取る場合、そのファームは避けた方が賢明です。
給料の支払い方法を事前に確認することで、後のトラブルを未然に防ぎ、安心してワーホリ生活を送ることができます。
4. 歩合制(出来高制)の仕事は慎重に選ぶ
ファームの仕事で見かけることが多い歩合制(出来高制)は、稼げる人と稼げない人の差が非常に大きいため、特に初心者にとってはリスクが高いです。
特にピッキングの仕事では、作業スピードや効率によって収入が大きく変動し、安定した収入を得るのが難しくなることがあります。適切な作業量をこなさないと、最低賃金にも満たない場合があるため、注意が必要です。
歩合制のリスクを回避する方法
💡 時給制のファームを優先して選ぶ
👉 時給制のファームでは、最低賃金が保証されるため、収入が安定します。仕事の量や効率に関係なく、時間ごとに一定の報酬を得ることができるため、特にワーホリ初心者にとってはリスクを減らせる選択肢となります。
💡 どうしても歩合制を選ぶ場合は、ピッキングよりパッキングの仕事を選ぶ
👉 ピッキングはスピード重視の仕事であり、作業効率によって収入に差が出やすいです。その点、パッキング(物を箱に詰める作業)は比較的安定しており、歩合制でも一定のペースで作業を進めることができるため、収入の不安定さを避けやすくなります。もし歩合制を選ぶ場合は、パッキングの仕事を選ぶとより安定した収入が期待できます。
注意すべきポイント
💡 自分の体力やスピードに合わせて選ぶ
👉 ピッキングの仕事は、効率的に作業をこなさなければ収入が低くなるリスクがあります。自分のペースや体力に合った仕事を選ぶことで、ストレスなく長期的に働ける可能性が高まります。
💡 ファーム選びは収入だけでなく労働環境も重要
👉 労働環境が厳しい場合、作業スピードを上げるためのプレッシャーがかかり、体調を崩す原因となることもあります。時給制のファームは安定しており、無理なく働けることが多いため、労働環境もしっかり確認しましょう。
歩合制の仕事は高収入を狙うチャンスでもありますが、初心者にはリスクが伴います。特にピッキングのような効率重視の仕事は、作業スピードに慣れないうちは収入が安定せず、ストレスの原因にもなり得ます。
初心者には、まず時給制のファームを選び、経験を積んだ後に歩合制の仕事に挑戦する方が安全です。
5. ビザカウントの条件を事前に確認|違法ファームを避けて確実に取得する方法
セカンド・サードワーホリビザを取得するには、政府が定めた特定地域(Specified Work)での88日間(セカンド)・179日間(サード)の労働が必要です。
しかし、条件を満たさないファームで働いてしまうと、せっかくの労働が無駄になり、ビザ延長ができなくなるリスクがあります。確実にカウントされるために、以下のポイントを事前に確認しましょう。
ビザカウントの条件を満たしているか確認
💡 ABN(オーストラリア事業番号)登録のあるファームか?
👉 ABN登録がないファームは違法の可能性があり、働いた日数がビザカウント対象外になるリスクがあります。事前にAustralian Business Register(ABN検索サイト)でチェックしましょう。
💡 雇用契約書(Employment Contract)を受け取れるか?
👉 口約束だけで雇われると、トラブルが発生しても証拠が残りません。仕事内容・給与・労働時間が明記された契約書を事前に確認し、必ずサインしてから働きましょう。
💡 給料は銀行振込+ペイスリップ(給与明細)を受け取れるか?
👉 銀行振込で給料が支払われ、ペイスリップが発行されることを確認してください。
現金手渡しのみやペイスリップなしのファームは、違法労働の可能性があり、ビザカウントが無効になるリスクがあります。
💡 週30時間以上の労働が可能か?
👉 ワーホリビザの延長条件として、週30時間以上の就労が求められます。
労働時間が少ないと日数がカウントされず、結果的に滞在期間が足りなくなる可能性があるので、最低週30時間確保できるか確認しましょう。
確実にビザを取得するために
違法ファームやブラックファームで働いてしまうと、貴重な時間と労働が無駄になり、ビザ延長ができなくなるリスクがあります。
事前リサーチを徹底し、ABN登録・雇用契約・給料の支払い方法・労働時間をしっかり確認してから仕事を決めましょう。確実なビザカウントのために、慎重にファームを選ぶことが重要です。
6. 住環境(シェアハウス)を事前に調査|快適な環境を選ぶコツ
オーストラリアのファームジョブでは、仕事と住居がセットになっている場合が多いですが、シェアハウスの環境次第で生活の質が大きく変わります。
特に、バックパッカーホステルを拠点に仕事を探す場合や、ファームと住居がセットになった「パッケージ型」の場合は、住環境の事前チェックが欠かせません。
また、仕事と住居が別々の環境のほうが、条件の良い仕事に出会えることもあるので、住環境の選び方も慎重に考えるべきです。
バックパッカーホステルを拠点に仕事を探す場合
バックパッカーホステルは、同じく仕事を探している人と情報交換できるメリットがありますが、環境が劣悪な場合も多いです。
- 部屋の人数(4人以下が理想)
- レビューで「仕事が見つかるか」も確認
- キッチンや冷蔵庫が清潔かチェック
- 滞在費と仕事のバランスが取れているか(長期滞在割引があるか)
💡 おすすめの動き方
・最初の1〜2週間だけホステルに滞在し、良い仕事が見つかれば移動
・地元のFacebookグループやGumtreeで、別の住居を探すのもアリ
仕事と住居がセットのパッケージ型
ファームによっては、仕事と住居がセットのパッケージを提供していることがあります。
一見便利に見えますが、ブラックな環境のケースもあるため注意が必要です。
- 最低賃金が保証されているか(週30時間以上の契約か)
- 仕事が本当にあるか?(過去の評判を確認)
- 住環境はどうか?(部屋の人数・設備・清潔さ)
- 仕事がなくなった場合、すぐに退去できるか?
💡 おすすめの動き方
・契約前に「働いていた人の口コミ」を調べる
・「仕事がなくなったらどうなる?」を事前に確認
・もし住環境がひどい場合は、別の住居に移る準備も考えておく
仕事と住居を別々に探す場合(おすすめ!)
実は、仕事と住居をセットで探すより、別々に探した方が良い環境を見つけやすいこともあります。
ブラックな環境に縛られず、自分に合った条件で働けるメリットがあります。
- ファームの近くで良い住居を見つけられるか?
- 通勤手段(車・送迎バス)はあるか?
- 最低賃金が保証され、長期的に働けるか?
💡 おすすめの動き方
・住むエリアを決めたら、先に住居を確保し、仕事を探す
・ローカルのFacebookグループで、評判の良いファームを探す
・移動の自由があるので、条件の良い仕事を選びやすい!
失敗しないための事前チェック
住環境を適当に決めると、ブラック環境にハマるリスクがあります。
仕事と住居の両方を満足いくものにするために、以下の点を事前にチェックしましょう。
✔️ GoogleやFacebookでレビューを確認
→ 「[シェアハウス名] reviews」「[ファーム名] scam」などで検索
✔️ 契約前に内覧 or ビデオ通話で部屋を確認
→ 狭すぎないか、清潔か、設備が整っているかチェック
✔️ デポジット・家賃の契約条件を確認
→ 返金ルール、滞在ルールを事前に確認(悪質なケースを防ぐ)
✔️ できるだけ仕事と住居を分けて探す
→ より良い仕事・生活環境を選びやすくなる!
7. 車がないと生活が不便なエリアに注意|移動手段を確保して快適なワーホリライフを送ろう
オーストラリアのファームジョブは、町から離れた場所に位置していることが多く、車がないと移動が非常に不便です。
もし車を持っていなければ、買い物、病院、観光地への移動も困難になり、生活の質に影響を与える可能性があります。特に長期でファームジョブを探す場合、移動手段は重要な要素となります。
車がない場合の対策
もし車がない場合でも、オーストラリアで快適に生活する方法はあります。以下の対策を検討しましょう。
① 町の中心部に住む
車がない場合、町の中心部に住むことで移動の不便さを解消できます。
町の中心なら、日々の生活に必要な施設が徒歩圏内にあり、公共交通機関を利用すれば移動も便利です。
- 近隣にスーパーマーケットや病院があるか
- バスや電車などの公共交通機関が整備されているか
② 送迎ありのファームを選ぶ
多くのファームでは、仕事場への送迎サービスを提供しています。
もし車がない場合、送迎ありのファームを選べば、移動の心配が少なくなります。
- 送迎が定期的にあるか(仕事の開始時間に合わせた送迎)
- 送迎範囲は広いか(通勤可能な距離かどうか)
✅ 長期で働くなら、車を購入するのがベスト
もしファームで長期にわたって働く予定があるなら、中古車を購入することを強くおすすめします。
中古車は、$2,000〜$4,000の予算で購入できることが多く、購入することで生活の自由度が大きく広がります。
特に、オーストラリアの広大な土地では、車があることで移動が劇的に楽になります。
- 購入後の維持費(保険やガソリン代)を事前に確認
- 車の状態をよくチェック(走行距離、故障歴)
- 免許の取得が必要かどうか(国際免許やオーストラリア免許の条件を確認)
💡 車の購入方法
・GumtreeやeBayなどのオンラインプラットフォームで中古車を探す
・ローカルの中古車販売店で実際に車を見て購入
・もし車を売却予定であれば、売却時の相場もチェックする
車の有無が生活に与える影響を考慮しよう
オーストラリアのファームジョブでは、車がないと移動が不便になることが多いですが、あらかじめ対策を講じることで、快適に過ごせます。
✅ 車がない場合は町の中心部に住むか、送迎ありのファームを選ぶ
✅ 長期的に働くなら、中古車を購入して移動の自由を確保
車があることで、仕事以外の自由時間も充実し、より良いワーホリ生活を送ることができます!
8. 最低限の貯金を確保しておく|安心してファームジョブに挑戦するために必要な資金管理
オーストラリアのファームジョブを始める前に、最低限の貯金を確保しておくことは非常に重要です。
予期しないトラブルや、万が一悪質なファーム環境に巻き込まれた場合、貯金が少ないと辞める選択肢が取れず、結果的に苦しい状況に陥る可能性があります。
また、交通費や一時的な生活費など、想定外の支出が発生することもあるため、十分な資金を準備しておくことが最善の策です。
貯金額の目安|最低限必要な額を把握しよう
ファームジョブを始める前に、$2,000〜$3,000の貯金を確保することが理想的です。この金額があれば、万が一ファームジョブを辞めることになった場合でも、都市部に戻って次の仕事を探すために十分な資金が確保できます。
- $2,000〜$3,000は、ファームジョブが始まる前の生活費や緊急時の費用を賄うために十分な金額です。
- 予期しない支出や一時的な休養のための費用をカバーできるようになります。
そのため、最低限の生活基盤を守りつつ、安心して働き始める準備を整えることができます。
予期しない事態への対策|貯金が足りない場合の選択肢
貯金が十分でない場合でも、安心して対処できる方法があります。以下の選択肢を把握しておくと、困ったときに迅速に対応できます。
① 都市部に戻って仕事を探す
都市部に戻ると、バックパッカーホステルやカフェ・レストランなど、比較的簡単に仕事を見つけることができます。ファームジョブが合わなかった場合でも、都市での短期的な仕事を見つけることは十分可能です。
② ワーホリ仲間に相談する
他のワーホリ仲間とのネットワークは非常に強力です。困ったときには、SNSやFacebookグループを活用して、他のワーホリ仲間にアドバイスをもらうことができます。仲間が紹介してくれる信頼できるファームや、次のステップに進むための情報を得られることもあります。
💡 人とのつながりが大きな助けになる
できるだけSNSやLINEで情報を共有しておき、助け合いのネットワークを作りましょう。困ったときにすぐに頼れる人がいると安心です。
準備があれば、どんな状況にも柔軟に対応可能
オーストラリアでのファームジョブを始める前に、しっかりと最低限の貯金を確保しておくことが、トラブルを避けて安心して働くための大切な準備です。
万が一、貯金が少ない場合でも、上記の選択肢を活用することで、困った時にすぐに立ち直ることができます。
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まとめ|悪徳ファームを避けて安心してワーホリ生活を楽しむために
この記事では、ワーホリでファームジョブに挑戦する際の失敗する原因と、それを防ぐための具体的な対策を紹介しました。
ファームジョブは貴重な経験になりますが、不適切な選択をすると、労働環境が劣悪だったり、法的な問題に巻き込まれる可能性があります。そんな事態を避けるためには、慎重な準備と情報収集が重要です。
失敗を防ぐためのポイントとして、
- 日本人向けサイトだけに頼らないこと
- 事前のリサーチを徹底し、評判をチェック
- 給与や支払い方法を確認し、違法な取り決めを避けること
- ビザカウントの条件や住環境をしっかり調査
- 歩合制の仕事にはリスクがあることを理解
これらをしっかりと確認して行動することで、悪徳ファームに巻き込まれるリスクを大きく減らすことができます。さらに、貯金や車の準備をしておくことで、万が一のトラブルに備え、柔軟に対応することができます。
ファームジョブを成功させるためには、事前の準備が最も重要です。準備を整えた上で、自分に合った環境で仕事をすることで、より充実したワーホリライフを送ることができるでしょう。
最後に、もし問題に直面した際には、自分の健康と安全を最優先に考え、必要であればすぐに行動を起こすことが大切です。
あなたのワーホリ生活が充実したものとなるよう、この記事を参考にして、安心してファームジョブを選んでください。
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