こんにちは、Yutaroです!
今日は日本とオーストラリアの働き方の違いについてお話ししたいと思います。
実際に私もオーストラリアでワーキングホリデーをしていた経験があるので、その体験を元に、給料や労働環境、ワークライフバランスの違いを深掘りしていきます。
「オーストラリアで働くと給料が高いって聞くけど、本当なの?」とか、「日本と比べて労働環境ってどうなの?」など、オーストラリアでの仕事に興味がある方にはとても参考になる内容だと思います。
逆に、どちらの国で働くべきか迷っている方にも、具体的な違いを知っていただければ、きっと自分に合った選択ができるようになるはずです。
この記事では、私自身の体験談を交えながら、メリットとデメリットを含めたリアルな比較をしていきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
オーストラリアは未経験でも稼ぎやすい!日本と給料を徹底比較

オーストラリアと日本では給料の仕組みが大きく異なり、同じ仕事をしていても収入には大きな差が生まれます。
特にオーストラリアは最低賃金が高く、未経験でもしっかり稼げる環境が整っています。一方、日本は昇給して給料がが上がるものの、年功序列の影響で若いうちに十分な収入を得るのが難しいのが現状です。
ここでは、「時給・月収・年収の比較」「ホテル業の給料比較」「税金・生活コストを考慮した手取り額の比較」の3つの視点から、日本とオーストラリアの給料の違いを徹底解説していきます。
時給・月収・年収の比較
まず、日本とオーストラリアの最低賃金を比較してみましょう。
オーストラリア(2025年時点) | 日本(平均的な数値) | |
---|---|---|
時給 | 約24.10AUD(約2,506円) | 約1,000円 |
月収 | 約400,000円(フルタイム勤務) | 約160,000円 |
年収 | 約5,000,000円 | 約2,000,000円 |
このように、オーストラリアの最低賃金は日本の約2.5倍。
特に未経験者にとって、この差は非常に大きいです。
また、日本は昇給で給料が上がるのが当たり前なので、若いうちに高収入を得るのは難しいのが現実です。
特に年功序列の文化が根強く残る企業では、給料が上がるまでに時間がかかります。
一方、オーストラリアでは経験がなくても最低賃金が高いため、未経験からでもしっかり稼ぐことが可能です。
さらに、オーストラリアでは昇格がしやすく、スキルを身につけたり責任のあるポジションに就くことで、短期間で収入を大幅に増やせる点も大きな魅力です。
未経験でも本気で働けば、年収1,000万円以上を稼ぐことも可能です。この点は、「ワーキングホリデーで1,000万円貯める」という記事でも詳しく解説しているので、興味がある方はそちらもチェックしてみてください。
ホテル業の給料比較
私が実際にオーストラリアのホテル業で働いていた経験から、日本とオーストラリアの給料を比較してみます。
日本(未経験・エントリーレベル) | オーストラリア(未経験・エントリーレベル) | |
---|---|---|
時給 | 約1,000円 | 約25AUD(約2,400円) |
月収 | 約200,000円(手取り約160,000円) | 約400,000円(フルタイム勤務) |
年収 | 約2,400,000円(ボーナス込みで約2,700,000円) | 約5,000,000円以上(チップ含む) |
このように、ホテル業でもオーストラリアの方が圧倒的に稼ぎやすいです。
また、オーストラリアでは深夜・休日勤務の割増賃金(ペナルティレート)も適用されるため、働く時間帯によってはさらに収入を増やすことが可能です。
日本では(特にホテル業では)キャリアを積んで昇給していかないと給料が上がりにくいですが、オーストラリアではスキルアップや転職をすればすぐに給料がアップする環境が整っています。やる気があれば未経験からでも短期間で昇格し、マネージャーレベルの給料を得ることも十分可能です。
税金・生活コストを考慮した手取り額の比較
オーストラリアの給料が高いとはいえ、税金や生活費が高ければ手取りは少なくなります。ここでは、実際に手元に残る金額を比較してみます。
日本(年収300万円の場合) | オーストラリア(年収500万円の場合) | |
---|---|---|
税金・社会保険 | 約20%(約60万円) | 約15%(約75万円) |
手取り | 約2,400,000円 | 約4,250,000円 |
生活費 | 約1,500,000円 | 約2,000,000円 |
貯金可能額 | 約900,000円 | 約2,250,000円 |
オーストラリアは物価が高いと言われますが、税金が日本よりも低く、手取り額が多くなるため、結果的に貯金しやすい環境になります。
結論 – オーストラリアの方が稼げる
日本とオーストラリアの給料を比較すると、以下のようなポイントが見えてきます。
✅ オーストラリアの最低賃金は日本の2.5倍で、未経験でも稼ぎやすい
✅ 日本は昇給の仕組みがあるが、年功序列の影響で若いうちに高収入を得るのは難しい
✅ オーストラリアでは短期間でしっかり稼いで貯金することが可能
✅ オーストラリアは昇格がしやすく、スキル次第で収入を大幅に増やせる
✅ 税金や生活コストを考慮しても、オーストラリアの方が手元に残るお金が多い
特に、若いうちにたくさん稼いで自己投資したい人にとって、オーストラリアの環境は非常に魅力的です。
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日本とオーストラリアの労働環境の違い – 働き方の文化と実態を比較

日本とオーストラリアの労働環境には、文化的背景や労働者の権利に関する大きな違いがあります。
ここでは、勤務時間と残業文化、職場の人間関係、そして福利厚生の違いを比較し、どちらの国で働く方が自分に合っているかを探っていきます。
勤務時間と残業文化の違い
日本では、長時間労働が常態化しています。特にサービス残業が多く、定時で帰ることがむしろ悪い印象を与えることもあります。
しかし最近では、働き方改革が進みつつあるものの、依然として多くの業界で残業が続いています。
- 日本の長時間労働 日本では、定時が過ぎても仕事を続けることが一般的です。特にサービス残業が多く、終電を逃して帰ることもあります。これが働き方の一部として受け入れられている場合が多いです。
- オーストラリアの定時勤務 逆に、オーストラリアでは定時勤務が基本です。私が働いていた職場では、むしろ早く帰ることが推奨され、冗談交じりに「早く帰れ!」と叱られることさえありました。仕事が終わると、プライベートの時間が完全に守られる環境でした。
さらに、オーストラリアでは休みの日に仕事関係の連絡が来ることはほとんどなく、完全にオフの時間を楽しむことができます。
もちろん緊急事態などでは連絡が来ることもありますが、日本と比べれば格段に少ないです。
職場の人間関係の特徴 – 上下関係とフラットな文化の違い
日本の職場文化では、上下関係が強調されます。上司に対する敬語や礼儀が非常に重要視され、部下が上司に意見を言うことは少ないです。
そのため、コミュニケーションが堅苦しくなることもしばしばあります。
日本の上下関係の強さ 日本では、部下は上司に対してあまり反論しない文化があります。上司からの指示に従うことが求められ、意見を言うことは少ないです。この文化は、仕事の進め方や人間関係に影響を与えることがあります。
一方、オーストラリアでは職場の人間関係がフラットです。上司と部下の関係もオープンで、忖度せず意見を交わすことが当たり前です。
この環境では、上司と部下の距離が近く、フィードバックを活発に交換できることが魅力的でした。上司に対しても気軽に話しかけられる雰囲気があり、非常に働きやすかったです。
福利厚生の違い – 日本とオーストラリアの労働者へのサポート
日本の福利厚生は企業によって差があり、有給休暇の取得が難しい企業もあります。
さらに、健康保険や医療サポートが十分でない場合も多く、労働者は自分で将来の準備をしなければならないことがよくあります。
日本の福利厚生 日本では、企業が提供する福利厚生に差があり、有給休暇を取りにくい環境があります。特に忙しい時期には、休みを取ることに気を使うことが多いです。
一方、オーストラリアでは福利厚生が非常に充実しています。
例えば、有給休暇は法定で最低4週間が保証されており、また健康保険や医療サポートが充実しています。育児休暇や介護休暇も整備され、労働者の権利がしっかり守られています。
私がオーストラリアで働いていた時、有給休暇を取っていないと、上司から「早く休んだ方がいいよ」と催促されることがよくありました。
日本では休暇を取ることに気を使うことが多いですが、オーストラリアではむしろ休まないことが不思議だと思われることが多いです。
また、残業がある時も、オーストラリアでは前もって連絡が来るため、急な変更で困ることはありませんでした。
このように、仕事とプライベートの時間をしっかり分ける配慮が行き届いており、非常に働きやすかったです。
結論 – オーストラリアの方が働きやすい
日本とオーストラリアの労働環境には大きな違いがあります。日本では長時間労働が常態化しており、残業文化や上下関係が強調されています。
一方、オーストラリアでは定時勤務が主流で、職場の人間関係はフラットでオープンです。福利厚生も充実しており、労働者の権利がしっかり守られています。
これらの違いを理解し、どちらの働き方が自分に合っているかを考えることが重要です。
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日本とオーストラリアのワークライフバランスの違い

日本とオーストラリアでは、ワークライフバランスに大きな違いがあります。
特に、休みの取りやすさと副業のしやすさは、労働環境の中でも重要なポイントです。
休みの取りやすさ
日本では、長期休暇を取得しづらい文化が根強いです。多くの企業では、長期休暇を取ることがあまり奨励されず、休むことで同僚に負担をかけることを気にする場合もあります。
特に、お盆や年末年始などのピークシーズンに休みを取ることは困難なことが多いです。
一方、オーストラリアでは、ホリデー文化がしっかりと根付いており、年間最低4週間の有給休暇が法定で保障されています。
オーストラリア人は休暇を積極的に取得し、旅行に出かけることが一般的です。私自身もオーストラリアで働いていた際、休暇を取らないことがむしろ不自然だと感じる場面が多かったです。
オーストラリアでは、祭日に出勤する場合、何週間も前からその旨を確認することが、国の法律で定められています。
祭日に出勤すると時給が2.5倍になるため、特に外国人ワーカーたちはその機会を喜んで受け入れていました。一方で、オーストラリア人の同僚たちは、ほとんどがその日はしっかり休んでいました(笑)。国民性の違いですね。
副業のしやすさ
日本では、労働契約上、副業を禁止している企業も多く、副収入を得ることが難しい場合があります。
また、長時間働くことが多いため、仕事の合間に副業をする余裕がないという現実もあります。
オーストラリアでは、副業が一般的で、フルタイムの仕事を持ちながらも、週末や余暇に別の仕事を持つ人が多いです。
税制もフレキシブルで、複数の収入源を持つことが奨励されています。このように、オーストラリアでは生活費を補うための副業がしやすい環境が整っています。
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オーストラリアで働くメリットとデメリット

オーストラリアで働くことには、多くの魅力がある一方で、注意すべきデメリットもあります。
これまでの記事で触れたように、給料面や待遇については、オーストラリアが非常に魅力的な国であることが分かりました。
しかし、ワーホリなどで行く前に、そのメリットとデメリットをしっかり理解しておくことが重要です。
メリット:充実した労働環境とキャリアの可能性
これまで記事で触れたように、オーストラリアで働く一番のメリットは、高い給料と定時勤務が基本であることです。
多くの業界で労働環境が整備されており、特にフラットな職場文化が特徴的です。上司と部下の距離が近く、フィードバックが活発に行われるため、キャリアアップやスキルアップがしやすい環境と言えるでしょう。
また、オーストラリアは英語を使った仕事を通じて、英語力を向上させながらキャリアを広げるチャンスが増える点も大きな魅力です。
デメリット:生活費と文化的なハードル
一方で、オーストラリアで働くデメリットも存在します。生活費が非常に高く、特に都市部では物価が日本と比較しても高いことが多いです。
また、海外での生活に対する心理的なハードルや、文化の違いに対応する必要があります。これらに適応するには時間がかかり、精神的なストレスを感じることもあるかもしれません。
さらに、オーストラリアで働く場合、英語力が求められるため、英語が話せないと仕事が見つかりにくいこともあります。
英語力が不足していると、就職活動や日常生活において困難が生じ、特に現地での職探しが難しくなる可能性があります。英語学習を進めることが、オーストラリアで成功するための大きなカギとなります。
専門職でない場合の永住権の取得の難しさ
また、オーストラリアでの永住権の取得についても、専門職でない場合は容易ではありません。
スキルビザや永住権の取得には条件があり、これを満たさない場合、オーストラリアに長期間滞在することが難しくなります。
さらに、日本に帰国する際に、オーストラリアでの経験が「遊びだった」や「時間の無駄」と評価される可能性があり、そのため就職活動で不利に働くこともあります。
この点は、特にオーストラリアでの滞在目的がはっきりしていない場合、心理的な負担となることがあるため、注意が必要です。
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どんな人にオーストラリアで働くことがおすすめか?

オーストラリアで働くことが適している人にはいくつかの特徴があります。
高収入を目指す人、英語力を活かしたい人、そして仕事とプライベートのバランスを大切にしたい人には、オーストラリアの働き方が非常に魅力的です。
それぞれの特徴に合わせて、オーストラリアで働くメリットを最大限に活かすことができます。
高収入を目指したい人
オーストラリアは給料が高いことでも知られています。生活費を考慮しても、十分な余裕を持てるほどの給与が得られるため、将来的に安定した生活を送りたいと考える人には非常に魅力的な環境です。
特に都市部では高収入が得られるチャンスが多く、特定の専門職ではさらに高額な給与を得ることも可能です。
英語力を活かしたい人
オーストラリアは英語を使える環境が整っており、英語を活かしたい人にとって最適な場所です。日々の業務や生活全般で英語を使うことで、英語力を磨きながら、同時にキャリアを広げるチャンスも得られます。
シドニーやメルボルンなどの都市では、特にIT業界や教育分野など、英語を活かせる職場が多くあります。
プライベートも充実させたい人
オーストラリアのワークライフバランスは非常に優れており、仕事とプライベートの両立を重視する人にとって理想的な場所です。定時勤務が基本で、長時間働くことが少なく、自由時間をしっかりと確保できます。
また、オーストラリアでは休暇を取りやすく、旅行や趣味などでプライベートの充実を図ることができます。
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まとめ
日本とオーストラリアでは、働き方や給料、労働環境に大きな違いがあります。
オーストラリアは高い給料、ワークライフバランス、そしてフラットな職場文化が魅力的で、特に英語を活かせる環境が整っています。
一方、日本では長時間労働や休暇の少なさが課題となりがちです。
しかし、オーストラリアで働くには英語力や専門的なスキルが求められる点も考慮する必要がありますね。
高収入を目指したい方、英語力を活かした仕事をしたい方、ワークライフバランスを重視したい方にはオーストラリアで働くことが非常におすすめです。
実際にその環境を体験するために、ワーキングホリデーや短期就労ビザを利用するのもひとつの方法です。
オーストラリアでの働き方に興味がある方は、過去の記事でワーキングホリデー体験談やオーストラリアでの就職方法についてもチェックしてみてください。
あなたの理想のキャリアを実現するための参考になるはずです!
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