【自分に合った学習スタイル知ってる!?】スマートに英語を学ぼう

こんにちは、Yutaroです。


英語学習って大変ですよね?

英語がある程度話せるようになるまで、3,000時間かかるそうです。3,000時間って考えただけで、やる気なくなりますよね。


高校時代、常に英語が赤点だった僕は勉強ができません。いくら頑張っても、英単語が全然覚えられなかったです。「自分に勉強の才能はない」と大学に進学をすることも諦め、肉体労働の引っ越し屋の仕事を始めました。

それから10年以上の時が経ち、今はオーストラリアのホテルでフロント業務に就いています。英語をバリバリに使って、毎日100人以上のゲストと英語でやり取りをしています。


なぜ、英語力ほぼ0の状態からそこまで僕の英語力が伸びたかと言うと、自分に合った英語学習法を見つけたからなんです

英語学習と言っても、机に向かって参考書をカリカリするだけが英語学習ではありません。その人に合った勉強法が存在するんです


この記事では「あなたに合ったピッタリの英語学習法」を伝授しちゃいます。自分に合った勉強法で効率良く英語を学びましょう!

目次

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自分に合った勉強法がベストな勉強法

自分に合った勉強法と簡単に言いましたが、それを見つけるのは簡単なことではありません。

僕も今の学習スタイルに辿り着くまでに、何年も遠回りをしてきました。


22歳の時にフィリピン留学をした時は学校で使っていた教科書をひたすら勉強したり、暗記アプリの「Mikan」なんかで英単語をひたすら覚えたりしました。

しかし、どれも続きませんでしたね。

自分の学習スタイルを知る

英単語をノートに書きまくって英単語を覚える人がいれば、単語帳を何回も見ることで英単語を覚える人もいます。

英単語を聞くことで覚える人もいれば、口に何度も出すことで覚える人もいます。


「英単語 覚え方」なんて検索すると、色んな方法やコツ、メソッドなどを伝授してるブログやYouTube、インスタグラムがあります。僕も英語学習を始めたばかりの頃は頻繁にやり方を探していました。

「単語帳を何度もパラパラ眺める方法」や「ノートにびっしりと書き込む方法」は有名な英単語の記憶法ですね。


そんな英語ができる人たちがするアドバイスは決して間違っていません。

その勉強法で効率的に英単語が覚えられる人が多いのは事実です。


しかし、その勉強法が全員に合った勉強ではないということも確かなんです。


それを知るためには、自分の学習スタイルを知る必要があります。

大きく分けて3つの学習スタイルが存在します。

3つの学習スタイル
  • Visual Learner「視覚タイプ」(英語を見ることで効率良く学べる人)
  • Auditory Learner「聴覚タイプ」(英語を聞くことで効率良く学べる人)
  • Kinesthetic Leaner or Tactile Learner:「身体感覚タイプ」(体を動かすことで効率良く学べる人)


上記の3つの学習スタイルは英語学習において全く違うプロセスを要するので、英語の上達スピードも変わってきます。

「視覚タイプ」の人が「聴覚タイプ」に合う勉強法で英語学習をしても効率が悪いということですね。


もし、自分のカテゴリーを知りたい方がいれば、ここから調べることができます。

5分ほどで終わる20個の質問だけなので、試しにやってみてください。


ちなみに僕の場合、”Visual”: 45%、”Auditory”: 5%、”Tactile”: 50%でした。

自分で予想していた通り、「視覚タイプ」と「身体感覚タイプ」が混ざったタイプとなります。

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それぞれの学習スタイルに合った英語学習法

何となく、勉強スタイルには人それぞれ合ったモノがあると分かっていただけたでしょうか?

上記で紹介したテストを試した方は、何となく自分の学習スタイルが分かったかと思います。


僕の場合だと「聴覚タイプ」要素はほとんどないので、その勉強法で英語学習を進めるのは時間の無駄になり兼ねないということになります。

下記では、各スタイルに合った人向けの勉強法を紹介していきます!

“Visual Learner”「視覚タイプ」に合った英語学習法

「歌の歌詞を覚える時に、歌詞を読まなければ覚えられない」
「本やマンガを読むのが大好き」
「人は名前より顔で覚える」

そんなあなたは、視覚タイプの素質があります。実際、全体人口の65%が視覚タイプだそうです。


こういった人は「イメージ」や「動画」「カラフルな色分け」などを利用して、視覚で英語を理解する能力が優れています

目に見えるモノだけでなく、想像でイメージするだけでも十分に記憶に定着させることができます。


視覚タイプの特徴として挙げられるのが、スピーチや講義などが頭にすんなりと入ってこないことです。

なので、英語講師がメインで話しながら進んでいくような授業だと内容の理解に苦しむことも多いです。


でも、心配しないでください。

こういった人たちはイメージで覚えることに長けているので、聴覚からの情報しかないスピーチなどが頭に残りにくいだけなんです。


視覚タイプにおすすめの勉強法
  • 洋画や海外ドラマを使った勉強法
  • イメージを使った英単語の暗記
  • 典型的なテキストブックを使った勉強
  • 洋書を読む

海外ドラマや洋画を英語学習に取り入れることで、「新しく覚える英単語やイディオムがどのように使われているのか?」を動画の映像を通してイメージで記憶に残すことができます

効率的な英単語の覚え方

上記でも紹介しましたが、視覚タイプはイメージや動画を使った方法で英単語を効率良く記憶していくことが可能です。


例えば、英単語”visual”の意味を調べる時に、まず最初に”Visual”で画像検索します。

そうすると、こんな感じでたくさんイメージ(画像)が出てきます。


このイメージを見て、1番最初に思いつくことは何ですか?


「目」ですよね。

この時点で”Visual”は「目」と関係があるモノだなと分かりますね。


そうしたら、意味を調べてみましょう。

Oxford辞典では”relating to sight”、もしくは”a picture used to illustrate something”と説明されています。


なので、“Visual”は「視覚、目に見えるモノ」と理解することができますね

そうなると、”visual”という英単語を聞いたり目にするたびに、上記のような目で何かを見ているようなイメージが頭に湧くようになるんです。


より詳しい解説は下記の記事を参考にしてください。

効率的な英文法の勉強法

視覚タイプの場合、英文法は典型的な教科書を使った勉強法が1番合ってると言われています。


 英文法に関しては「一億人の英文法」が最強ですね。

英文法の参考書もたくさんありあすぎるので、これ1本に絞ってやってれば確実に文法力がつきます。


参考書を使った勉強法はツマラナイと感じる人が多いと思いますが、なんだかんだで1番効率的なのである程度我慢して勉強することをおすすめします。


僕は本当に勉強が苦手なので、教科書を使ったような勉強はほとんどしたことがありません。

しかし、洋書は良く読みます。そのおかげもあり、英文法には自信があります。


参考書などを使った勉強が苦手な方は、洋書を使った勉強法がおすすめです。

“Auditory Learner”「聴覚タイプ」に合った勉強法

「本を読むよりも、オーディオブックやポッドキャストを聞くことが好き」
「人の名前を覚えるのは得意だけど、顔を覚えるのが苦手」

そんなあなたは、聴覚タイプです!


聴覚タイプの特徴は、どんなことも聞けば理解することができちゃう言語学習の天才です。

書き残したり、イメージを使わなくても聞いただけで記憶として残すことができちゃうので、視覚タイプよりも英語上達が比較的に早いんです

聴覚タイプにおすすめの勉強法
  • 海外留学
  • オンライン英会話
  • 洋楽を使った勉強法
  • ポッドキャスト
  • シャドーイング
  • 海外ドラマを使った勉強法


聴覚タイプはノートに書き込んだりイメージを使って英語を覚える必要性がないので、英語のシャワーを浴びまくることで新しい英単語や表現を覚えることが可能です

オンライン英会話や海外ドラマを使った勉強法など、より多くの英語に触れる機会がある勉強法が聴覚タイプにはぴったりなんですね。

効率的な英単語の覚え方

聴覚タイプの場合、ノートに書いたりフラッシュカードを使わなくても英単語を聞くことで記憶することができます。自分で意味を調べるよりも、誰かに説明してもらう方が覚えやすいんですね。

なので、オンライン英会話などで意味を説明してもらうのが最も効率的な勉強法になります。


先ほども言いましたが、この聴覚タイプの方は言語習得に優れています。

なのでそんな方に1番効率の良い英語学習は、とにかく英語を話す環境に身を置くことです。


オンライン英会話で英語講師と英語を話す機会を増やしてもいいですし、外国人の友達を作って英語を話すのもアリです。

洋楽を聞きまくるのも楽しくていいですね。


ワーホリや海外留学に行けるチャンスがあれば、行きましょう。

英語がめちゃくちゃ上達します。

効率的な文法の勉強法

聴覚タイプは語学学習に優れているので、英会話が得意な人が多いです。


しかし、1つ弱点があります。

聴覚タイプの人は、文法が苦手な人が多いんです。


聴覚タイプは教科書を使った勉強法を得意としないので、英文法のようなルールを覚えることが苦手なんですね。

また、英会話レッスンや友達と英語でコミュニケーションを取るだけで英語がある程度話せるようになってしまうので、英文法をしっかりと勉強する機会が少ないんです。


英文法は英単語と違い、しっかりとしたルールがあります。

視覚タイプの方は目でテキストを読むことで、英文法の細かなルールを理解できます。


しかし、聴覚タイプの人は文字を読むのが苦手なので、英文法のルールが曖昧なまま感覚で使うことが多いんです


曖昧ながらも、感覚で英語が話せる能力は素晴らしいです。

友達と話したりする分には問題はないですが、スピーキングテストやライティングテストでは点を落としやすいのでしっかりと英文法も勉強する必要があります。

“Kinesthetic” or “Tactile Learner”「身体感覚タイプ」に合った勉強法

学校の授業が苦手、ずっと座ったり本を読んだりができないあなたは「身体感覚タイプ」の可能性が非常に高いです。


僕も50%が身体感覚タイプなので、本を読むことは好きなのですが、長期間の読書は苦手です。

このタイプの方は、実際に体を動かしてやることで効率良く勉強ができます。


身体感覚タイプは「アクティビティを通して体で学ばないと吸収できない人」と「手や体の一部が動いていればOKな人」の2つのタイプに別れるので、自分がどっちのタイプなのかを知ることも大切なポイントです。

身体感覚タイプの方におすすめの勉強法
  • 体を動かしながらの英語学習
  • 海外留学(フィリピン留学・ワーキングホリデー)


身体感覚タイプは、日本に住みながらの英語学習はなかなか難しいと感じるはずです。

語学留学やワーホリで海外に行き、体から英語を吸収することで英語を習得していきます

効率的な英単語の覚え方

身体感覚タイプは「単語帳をパラパラみるだけ」や、スピードラーニングのような「聞き流し英語教材」は効果が全くありません。

英語の暗記アプリやフラッシュカードは英単語を覚えるのに効果的ですが、身体感覚タイプの方には効果が薄いです。


実際にノートに英単語を書き写したり、口に出して発音したりと体を動かすことで効率良く覚えることができます

また、勉強中に体を動かす習慣をつけたり、普段の生活の中で必要な英単語を覚えるようにすることも効果的です。


料理が好きな人は、料理をしながら料理で使う英単語を覚えましょう。

筋トレが趣味な人は、筋トレをしながら筋トレワードを学ぶと記憶に残りやすくなります。


身体感覚タイプは実際に体を動かすことで効率良く英単語を覚えられるので、海外に住むことで一気に英語ができるようになります

英語を使いながら買い物をしたり、レストランで注文したり、働いたりすることで語彙力がぐんぐんついていきます。

効率的な英文法の勉強法

英文法の勉強も英単語を覚えるのと同じように、アクティビティの中で学ぶと理解しやすくなります。


英語環境がなかなか作れない方は、従来の英文法の参考書を使った勉強法でも効果はしっかりと出ます。


しかし普通に勉強するのではなく、ガムを噛みながらだったりゴルフボールを握りながらだと効率がグンと上がります。

友達と一緒に勉強するのもいいですし、友達に新しく覚えた英文法を教えてみるのも身体感覚タイプの方には効果的ですよ。


英単語の覚え方でも触れましたが、やはり身体感覚タイプは海外留学がベストです。

ワーホリやフィリピン留学など、海外に行けるチャンスがあったら行っちゃいましょう!

身体感覚タイプの方は、日本では英語が伸びにくいです。

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【まとめ】バランスよく自分に合った勉強法を見つけよう

この記事では「あなたに合った英語学習スタイル」を紹介しました。

  • 英語を目で見ることで情報を得る「視覚タイプ」
  • 英語を耳から理解する「聴覚タイプ」
  • 英語を体で覚える「身体感覚タイプ」


自分に合った勉強法を見つけることはできたでしょうか?

自分に合った勉強法で英語学習を行うことで、効率良く英語を学ぶことができます。


最後に、忘れてはいけないことが1つあります。

それは、1つだけのタイプに当てはまる人は存在しないこと。


僕は45%「視覚タイプ」、50%「身体感覚タイプ」と大半を占めていますが、「聴覚タイプ」が全くないわけではありません。

実際に僕が英語を好きになった理由の1つが洋楽です


僕の場合、人と話したり、実際に体を動かす勉強法が頭に入りやすいなとは思います。

しかし、英語を聞かずにリスニング力を鍛えることは不可能なので、洋画や海外ドラマは毎日のように見ています。


自分に合った勉強法で英語学習を進めながらも、バランスよく勉強していきましょう。

質問や感想等ございましたら下のコメント欄、もしくはツイッターまでお願いします。

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この記事を書いた人

30代オーストラリアで働くホテルマン。高校3年間英語赤点+100㎏を超える肥満児。22歳の時にフィリピン留学を経験し英語学習を始める。アメリカ横断、ワーホリ、フィリピン勤務、東南アジアバックパッカー等で英語力を磨き、28歳でオーストラリアの大学でホテル経営を学ぶ。ブログでは主に英語学習や海外留学について発信しています!

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