オーストラリアワーホリ!1人でできるタックスリターンの方法を紹介します【意外と簡単】

こんにちは、Yutaroです。

この記事では、オーストラリアの確定申告(タックスリターン)を1人で10分以内に申請完了できる方法を解説していきたいと思います!


この記事を書いたのは2021年ですが、2022年7月7日にこの記事を見ながら2021-2022年のタックスリターンの申請を終わらせました。今回は5分もかからずに終わってしまいました(笑)

めちゃくちゃ簡単です!

過去にオンラインのエージェントを使い、70ドルほどを支払ってやってもらったのが本当にもったいないと感じるくらい簡単です。


「タックスリターン」と聞くと難しいと感じる人も多いと思うので、今回はオンラインでのタックスリターンの申請方法を画像と共に紹介していきます!

目次

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タックスリターンってなに?

「タックスリターン」とは毎年7月1日から10月31日までに前年度の収入を国に報告をする制度となります。日本でいう確定申告ですね。

オーストラリア市民だけでなく学生やワーキングホリデービザの所有者で前年度に少しでも収入があった人はすべて対象になります。


タックスリターンは法律で義務付けられているため、収入がない方も申告をしなければいけません。しかし、ワーホリビザ所有者で年間収入が45,000ドル以下+15%の源泉徴収がされている場合はタックスリターンの申請をする必要はありません。

僕は税理士ではないので詳しいことは分かりませんが、タックスリターンをすればお金が帰ってくるものと僕は考えています。僕にとってはボーナスみたいなものですね(笑)

学生ビザとワーキングホリデービザでは返金額に差がある

学生ビザとワーホリでは所得税の税率も違うので、タックスリターンで戻ってくる額も変わってきます。

学生ビザだと、滞在6か月以上の場合と滞在6か月以下の場合は全く別の税金システムが適応されます。滞在期間が6か月以上の方はオーストラリア居住者と同じ税金システムとなります

【滞在6か月以上の学生】

【ワーキングホリデービザ】

【滞在6カ月未満の学生】

6か月以上オーストラリアに滞在中の学生ビザ所有者を例にしてみましょう。

2021年7月1日から2022年6月30日までに20,000ドルの収入があった場合、18,200ドルまでは税金がかかりませんので、18,200ドルまでの収入で支払った税金は全額戻ってきます。

しかし、18,201ドルから45,000ドルまでは19%の税金がかかるので全体で、342ドルが税金として引かれる計算になります。


仮に税金で3,000ドルを支払っていた場合、3,000から342を引いた2,658ドルがタックスリターンとして返金されるということになりますね。

ワーキングホリデービザの利用者は(2017年のバックパッカービザ適用以降)常に15%の税金が収入から引かれているので、タックスリターンを申請しても数百ドルほどしか戻ってこなくなりました。

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【めちゃくちゃ簡単!】1人でタックスリターンを申請する方法

文字で説明するのも難しいので、僕がやったやり方を画像と共に紹介していきます。人によってログイン方法なども違うと思いますが、僕は10分ほどでスムーズに終わったので参考にしてください!

2022年7月にトライした際は、過去のデータが残っていたので5分もかかりませんでした。


まず、オーストラリアの政府が提供しているオンラインサービスmyGovにログインしてください。

僕の場合、7月2日にmyGovからタックスリターンの準備が整ったメールが届いていました。

そのままmyGovにログインしたら、下にスクロールしていってください。

Inbox messages内にAustralian Taxation Officeがあるので、そこをクリックしてください。

下の画像では、黄色で囲った部分ですね。

Australian Taxation Officeに移動すると、1番下の部分にView your ATO online services income statementがあるので、そこをクリックしてください。

下の画像で黄色枠で囲ってある部分です。そうすると、Income statementsのページに移動します。

このページでは、前年度に働いた分の収入と払った税金が記されています

僕の場合は2020年7月から2021年3月までシドニーのホテルで働いており、2021年4月から2021年7月までクイーンズランドのホテルで働いていましたので、2つの会社の情報がしっかりと表示されています。(これは2021年の記事ですが、2022年のモノも全く同じです)

そのまま下の画像、1番左の🏠ホームをクリックしてください。Taxの左隣です。

そうすると、まだタックスリターンを完了していない場合は「2021 Tax Return Prepare」が表示されています。すでに申請が完了しているとこのページには何も表示されません。

ちなみに、下の画像で2017-2020年までのタックスリターンがOver dueになっています。これは僕が2016年にオーストラリアを出国したが、スーパーアニュエーションを残しておいたからです。オーストラリアが初めての人は気にしなくて大丈夫ですよ。

下の画像、黄色い矢印で示してあるPrepareをクリックするとタックスリターンの申請ページに移動しますので、必要事項を記載して終了になります。

ステップ1はContact detailsとなっているので、電話番号や住所を打ち込むだけです。

ステップ2はFinancial institution detailsと「個人情報と銀行の口座番号の記入」になります。打ち間違えのないよう気を付けてください。

ステップ3Personalised returnでは、どういったタイプの収入があったかが問われますので正直にお答えください。大体の場合は、下の画像同様に☑してあれば問題ないと思います。

上記の画像では、「Were you an Australian resident for tax purposes?(タックスリターンはオーストラリア市民として申請しますか?)」という問いに対してYesを選んでいます。これは僕が6カ月以上オーストラリアに滞在している学生ビザ所有者だからで、ワーホリビザや6カ月未満のオーストラリア滞在の方はNoを選んでくださいね


2つ目の質問は、未婚者であればNoで大丈夫です。

下の画像では、1ドルでも収入があった人は1番上と2番目の枠にチェックを入れてください。

仕事の為に服や靴などを購入した方は、You had deduction you want to claimにチェックを入れてください。

下の画像を参考に経費を記入してください。

ここでの申請は、申請した分の金額が返金されるという訳ではありません。申請した分の金額が合計の収入から引かれるので、タックスリターンの税率がほんの少しだけ下がり、返金される額が増えるという仕組みになっています。

無理のある金額を要求すれば問題にもなり兼ねないので、レシート等がない場合は無視をするか、多くても数百ドル程度の申請に抑えた方が無難だと思いますよ。

全部確認して問題がなければ、1番下にあるLodgeをクリックして終わりです!

15分もかからずに終わりました。2022年の申請では全てのデータが残っていたので5分もかからなかったです。

最後にレシートをダウンロードすることも可能ですし、返金額の見積もりもその場で知ることができます。僕の場合はおよそ6,000ドルの返金が見込まれています。(2週間後に6,300ドルが振り込まれていました)

2022年分のタックスリターン額は約8,000ドルです。2021-2022年は9,000ドルほどを所得税として払っていたので、そのうちの8,000ドルが戻って来るってオーストラリア最高だなって毎年思います。

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まとめ

以上が、「オーストラリア・タックスリターン1人で簡単に申請できるやり方」の紹介でした。

英語に自信がなく失敗することが心配な方はエージェントを使用することもアリです。しかし、どうしても費用と時間がかかっちゃうんですよね。申請前と申請後もエージェントとやり取りして、本当に面倒くさかったです。

この方法で1人で申請すれば10分程度で簡単に終わる単純作業です。自分自身で挑戦してみることを断然おすすめします。


少しでも英語に自信がある友達がいたら一緒に頼んでやってみるのもいいかと思います。10月31日までが申請の期限となりますが、時間のある内にやってしまいましょう!

質問や感想等ございましたら下のコメント欄、もしくはツイッターまでお願いします。

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この記事を書いた人

30代オーストラリアで働くホテルマン。高校3年間英語赤点+100㎏を超える肥満児。22歳の時にフィリピン留学を経験し英語学習を始める。アメリカ横断、ワーホリ、フィリピン勤務、東南アジアバックパッカー等で英語力を磨き、28歳でオーストラリアの大学でホテル経営を学ぶ。ブログでは主に英語学習や海外留学について発信しています!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • こんにちは!ブログ拝見させて頂きました。
    僕もメルボルンのホテルで働いていたのですが、タックスリターンの計算をしてみたら0$だったのですが、これは普通でしょうか?

    • こんにちは!
      ビザの種類によって帰ってくる額も違いますが、0ってことはあまりないかと思います。多く払いすぎている場合はいくらか帰ってくるし、少なく払った場合は逆にもっとタックスを払わないよいけないこともあるくらいなので。

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